教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

部活顧問「強制」に悲鳴 35連勤で体調不良、保護者からはクレーム…選択権求め署名提出

2016年04月10日 21時03分31秒 | 受験・学校
西日本新聞 4月10日(日)11時10分配信
部活顧問「強制」に悲鳴 35連勤で体調不良、保護者からはクレーム…選択権求め署名提出
勤務時間外の放課後の部活動で、生徒を指導する中学教師
 公立中学校の部活動で、教師の顧問就任が半ば「義務化」している問題を考えようと、九州の若手教師らが「部活問題対策プロジェクト」を立ち上げた。3月には教師の選択権を求める文部科学省への要望書に、インターネットで集めた約2万3千人分の署名を添えて提出した。メンバーは「もっと子どもと向き合う時間がほしい。部活のあり方を見直すきっかけにしたい」としている。
「支払う金がない」教師が奨学金のやりくり、教室で子守代行 困窮家庭の子ども支える
 名を呼び掛けたのは、九州の3人と、中部、関東のすべて30代の教師6人。協調性などを育む部活の意義は認めつつも、校長の指示で経験がない部を受け持たされ、授業の準備が後回しになる現状を疑問視。「部活がブラックすぎて倒れそう」などと、数年前からツイッターなどで発信するうちにネットワークが広がったという。
選手起用や練習法クレーム、ストレスで全身にじんましん
 メンバーの一人で九州の公立中に勤める30代の男性は着任して間もなく、未経験の運動部の顧問を任された。平日朝7時からの朝練と放課後は夜7時まで毎日付き添った。土日も朝から夕暮れまで、時には遠征もあり、休みはほとんどなかった。
 素人ゆえに専門書を買って学んだが、保護者からは選手起用や練習法をめぐりクレームばかり。土日のどちらかは休みにし、朝練も半減しようと提案して猛抗議も受けた。
 ストレスで全身にじんましんができ、病院で点滴を受けたが、翌日も部活に顔を出した。勤務は35日連続に及び、小学校への転向を考えた日もあった。
 途中で顧問を辞めたいと校長に何度も訴えたが「全員が顧問。子どものためだから」の一点張り。昨春、顧問の希望調査をすべて断り、ようやく認められた。
 部活を受け持たなくなり放課後、職員室に残るのが居たたまれない気持ちもあったが、今は教科研究に力を注ぎ、クラス運営にも自信を持てるようになった。プロジェクトには、部活の指導を終えて深夜2時まで授業の準備に追われたり、年間休日が7日で体調を崩しても病院に行く時間がなかったりなどと、現場からの悲鳴が続々と寄せられている。メンバーは「部活が教師の『実績』とされるのはおかしい。声を上げることができない人の力にもなりたい」と話す。
 文科省は「行き過ぎた部活は望ましくない。教師の負担軽減のため各学校ではバランスの取れた運営を進めてほしい」としている。
 同プロジェクトは、強制的に部活に加入させられる生徒側の問題についても署名を集めており、文科省に改善を求める方針。』

部活動専門の教員を各中学校に配置するしか方法が、ないのではありませんか。
各都道府県の国体で活躍した選手の得意の分野から、選抜するのも一つの手立てです。
校務分掌や学校行事、生活指導、家庭訪問に部活動では、体力に自信がある30代の先生でも過労で倒れると思います。
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天木直人のブログサミットの名を借りた選挙対策と化した閣僚準備会合

2016年04月10日 16時11分59秒 | 国際・政治
10Apr
2016
サミットの名を借りた選挙対策と化した閣僚準備会合


 きのう4月9日の朝日新聞に掲載されたサミット閣僚会合の記事を見て思わず笑ってしまった。

 サミット関係閣僚会合が5月26-27日の伊勢志摩サミット首脳会議をまたいで、全国10か所で今年の9月まで行われるという。

 すなわち、きょうから広島で開かれる外相会合からはじまって、農相会合(4月23日ー24日新潟市)、情報通信相会合(4月29日ー3
0日高松市)、エネルギー相会合(5月1日ー2日北九州市)、教育相会合(5月14日ー15日倉敷市)、環境相会合(5月15日ー16日
富山市)、科学技術相会合(5月15日ー17日つくば市)、財務相・中央銀行総裁会議(5月20日ー21日仙台市)、保健相会合(9月1
1日ー12日神戸市)そして交通相会合(9月24日ー25日軽井沢市)がそれだ。

 準備会合であるからサミット直前に行うのはまだわかる。

 サミットの主要議題を担当する外相や財務相の会合ならまだわかる。

 そして、それはこれまでどの国が議長になっても行われて来た。

 しかし、サミットがとっくに終わった9月まで、そしてほとんどすべての閣僚たちの会合が、全国にわたって十か所も開かれるのは前代未聞
だ。

 つき合わされる参加国も大変だろうが、日本政府の費用持ちだから観光に来たと割り切れば文句は出ない。

 それにしてもなぜ、今度のサミットに限ってここまで多くの閣僚会合を、ここまで全国にあまねくわたって、開くのか。

 それは開催地のホテルや観光業が潤う観光誘致であるからだ。

 サミット開催に選ばれなかった地方へのお返しだ。
 予算のばらまきという地方創生である。
 そしてそれらすべてが安倍政権の選挙対策につながる。

 ただでさえテロ対策が大変であるというのに、警備担当者は大変だ。

 しかし、予算と権限が増え、仕事に脚光が浴びるから警察幹部は文句はない。

 すべては税金だ。

 そこまでする必要があるのか、税金の無駄遣いではないか、そう指摘するメディアが一つぐらい出て来てもよさそうだが、おそらく一つも出
て来ないに違いない(了)
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「新歓アルハラ撲滅を」事故防止へ授業や誓約書

2016年04月10日 16時02分59秒 | 受験・学校・学問

読売新聞 4月10日(日)10時18分配信
『クラブやサークルの新入生歓迎会が開かれる4月、未成年の飲酒のほか、飲めない人への強要などのアルコール・ハラスメント(アルハラ)を防ごうと、大学側が本気で取り組んでいる。昨年末から関西で相次いだ悲しい事故を教訓に、新たな再発防止策も始まった。
昨年12月、19歳の1年の女子学生が飲酒後に亡くなった京都府立大(京都市)。事故前も新入生に配る学生便覧に飲酒の注意点を記していたが、「直接説明することで、アルコールの恐ろしさを実感させたい」と、今年度から新入生に飲酒の危険性に関する授業を必修にした。急性アルコール中毒の症状や救護方法などをまとめた冊子も作り、今月、全学生に配布。事故当時、学生部長だった椿一典教授は「以前から注意していたが、事故が起きてしまった。再発を絶対に防ごうと対策を考えた」と話す。
 同志社大(同)では今年2月、19歳の1年の男子学生がサークルの合宿で飲酒後に亡くなった。昨年度までは年3回、クラブやサークルの責任者を集めて飲酒の危険性を伝えていたが、今年度からは「飲酒事故防止誓約書」と、具体的な防止活動を記した書類を提出させる。』


せっかく受験競争を勝ち抜き大学に入ったのに、急性アルコール中毒で急死などほんとうに馬鹿げたことです。
これまで育ててくれた親御さんに申し訳ないと思いませんか。
上級生も自分が酒が好きで、強いからとみんなアルコール類に強いとは限りません。
無理強いはやめるべきです。
お酒は、鍛えても強くなりません。体調の悪い時は、控えるべきです。
遺伝的体質があると言う事を肝に銘じて置くべきです。
自分は、アルコールに弱い体質かどうかよく認識すべきです。
大学生だからと言う特権意識を持たずに社会的規範として、未成年者の喫煙同様、飲酒の禁止は守るべきです。
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西川公也特別委員長は、なぜ秘密の「TPP交渉の内情」を曝露する著書を刊行

2016年04月10日 15時40分56秒 | 国際・政治
板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
西川公也特別委員長は、なぜ秘密の「TPP交渉の内情」を曝露する著書を刊行しようとしているのか?
2016年04月10日 07時28分54秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」西川公也特別委員長は、なぜ秘密の「TPP交渉の内情」を曝露する著書を刊行しようとしているのか?

◆〔特別情報1〕
 環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案などを審議中の衆院TPP特別委員会(西川公也特別委員長=元農水相)は、西川公也特別委員長が「TPPの真実」と題して「交渉の内情」を詳しく記述して発刊予定の著書(中央公論新刊、4月発刊予定を政府から待ったをかけられ、5月に延期?)のゲラをめぐって、連日紛糾している。何が「秘密」なのかを秘密交渉の担当官が口外できないので、「藪の中」をエンドレスに突き合うことになる恐れがある。ゲラを入手した野党第1党民進党のしつこい追及を受けて、安倍晋三首相、石原伸晃TPP担当相は、大弱り。それにしても、西川公也特別委員長は、なぜ「TPP交渉の内情」を曝露するかのような著書を刊行しようとしているのか?


第10回 世界戦争史に学ぶ「現代兵学研究会」
「三国志」に学ぶ(第3回)
~諸葛孔明の愛読書は「暦(こよみ)」であった驚愕!!
《日本人シュメール起源説》「天孫人種六千年史の研究」(愛媛県大三島神社
神官・三島淳雄著)~第5回 日本の神社名をシュメール語で読み解く
日時2016年4月17日(日)16時30分~20時30分



第53回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成28年5月8日 (日)
G7伊勢志摩サミットは、成功するか
~どうなる世界経済、どう動く日本の景気
(世界から狙われる日本の金塊)

◆板垣英憲の新刊のご案内◆
『悪の地政学』と『悪の戦争経済』でわかった 日本人が背負う《世界大戦》重大リスク この恐怖のシナリオの狭間でどう生き残るのかNIPPON
クリエーター情報なし
ヒカルランド


◆板垣英憲の著書のご案内◆
知ったら戦慄する 嘘だらけ世界経済 今この世界を動かしてる《超》秘密
クリエーター情報なし
ヒカルランド


◆板垣英憲の新刊のご案内◆
ヒナ型NIPPONの《2018:ミロク世グレン》の仕組み 天変地異も闇の世界権力も全てを抱き参らせて進め!
クリエーター情報なし
ヒカルランド


◆板垣英憲の新刊のご案内◆
日本が危ない! 今この9人が緊急に語り尽くす この国根幹の重大な真実 この国民(くにたみ)の未来を守り抜くために《絶対に必要な情報群》
クリエーター情報なし
ヒカルランド
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線路上にコンクリ入りランドセル、試運転中の列車と接触

2016年04月10日 14時24分22秒 | ニュース
朝日新聞デジタル 4月10日(日)11時45分配信
『 10日午前4時15分ごろ、大阪府羽曳野市駒ケ谷の近鉄南大阪線駒ケ谷―上ノ太子間で、試運転中の列車(4両編成)が線路上にあったランドセルに接触した。中には長さ23センチ、幅6センチ、重さ4・7キロのコンクリートの塊が入っていた。運転士ら乗員5人にけがはなかった。大阪府警は何者かが置いたとみて、列車往来危険の疑いで調べている。
羽曳野署によると、ランドセルは赤色でコンクリートだけが入っていたという。近鉄によると、始発前だったため、運行に影響はなかったという。
 府内では9日午前にも、堺市堺区のJR阪和線で線路上に何者かが置いた座椅子に、普通列車が接触する事故があった。』

 一人が、不心得なことをすると連鎖反応のように広がり、悪い真似をする人間が増えます。
今の日本の病める社会の投影です。
精神医学者が、なぜこのような事をする人間が、増加しているのか精神医学的に解明するのが、日本の精神科医の社会的責務と思います。心が荒んでいるだけが、起因しているのでしょうか。
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