教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

天木直人のブログ私が安倍首相なら熊本大地震対策に向けた超党派内閣...

2016年04月16日 21時57分53秒 | 国際・政治
天木直人のブログ私が安倍首相なら熊本大地震対策に向けた超党派内閣...
16Apr
2016
私が安倍首相なら熊本大地震対策に向けた超党派内閣を提案する






Photo by : 2016年4月16日東京新聞
 政治は何のために存在するのか。
 あの3・11の時もそうだったが、今度の熊本大地震のように、国民の手ではどうにもならない大災害の時に、国がそのすべてをかけて真っ先に被災者を救う。
 政治はそのためにあるに違いない。
 そうであれば、いまこそ安倍首相は、野党党首をすべて参加させる時限的、超党派的な、熊本大地震対策のための非常事態内閣の設立を提案すべきだ。
 そしてすべての被災民の救済のために、予算と自衛隊員を総動員して対策を講じるべきだ。
 衆参同時選挙はないと宣言することはもちろんの事、7月の参院選ですら延期する事を宣言するのだ。
 選挙などいつでもできる。
 選挙など政治家のためのものでしかない。
 私が安倍首相だったらそう言って、時限的な非常事態挙国一致内閣を提案する。
 安倍首相にそれが出来るなら、これまでの安倍批判は吹っ飛ぶだろう。
 支持率は回復するだろう。
 この提案に反対する国民はいないはずだ。
 野党は協力せざるを得ないだろう。
 これこそが究極の政治決断だ。
 私が首相なら、それが政治だ!と叫んで、ためらいなくそう提案する
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天木直人のブログ政治休戦を余儀なくさせた熊本大地震

2016年04月16日 21時54分59秒 | 国際・政治
天木直人のブログ政治休戦を余儀なくさせた熊本大地震
16Apr
2016
政治休戦を余儀なくさせた熊本大地震


Photo by : 2016年4月16日 東京新聞
 3・11を福島県のとなりの栃木県で体験した私には、今度の熊本大地震の深刻さがよくわかる。
 そして、その深刻さは日を追って明らかにされる事は間違いないと思う。
 ニュースがその事ばかりを報じるのも無理もない。
 ところが、この不幸の中でも政争をしている者たちがいる。
 震災直後の15日未明に、民進党の公式ツイッターで、東日本大震災時の野党だった自民党の対応を批判する投稿が書き込まれたという。
 「東日本大震災時の自民党の様な対応を望みます」、「それでは駄目でしょうね」、という書き込みがそれだ。
 「災害対応に与野党はない」という意見に対しても、「なんで?」と喧嘩腰で反論する書き込みもあったという。
 こんなやり取りが民進党の公式ツイッターで繰り返されたというのだ。
 すぐに削除され、枝野民進党幹事長は、「党の見解ではない個人の見解を書き込んだ職員がいる。厳しく対応したい」と釈明し、岡田代表は「どうして起きたか検証したい」と記者会見で語ったという。
 一方の安倍・菅自民党は、3・11時の自民党政権の対応を批判した手前、今度の熊本大地震の対応の迅速さをアピールするのに大忙しだ。
 しかし、そんなアピールだけではどうにもならないだろう。
 熊本大地震の深刻さは、日を追って明らかになり、適切な対応が取れないなら批判されることになる。
 いまこそ政権政党の責任が問われる時だ。
 これを要するに、熊本大震災は与野党の政治休戦を余儀なくさせた。
 補欠選、参院選どころではなくなったということだ。
 既存の政党、政治家では国民を救えない。
 既存の政党、政治家は不要だ。
 そう被災者から批判されないように、既存の政党、政治家がいまこそ試されることになる(了)
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米大統領選挙を襲う「パナマ文書」旋風に巻き込まれて、だれが吹き飛ばされて脱落することになるのか?

2016年04月16日 21時49分28秒 | 国際・政治


板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
米大統領選挙を襲う「パナマ文書」旋風に巻き込まれて、だれが吹き飛ばされて脱落することになるのか?
2016年04月16日 07時04分14秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米大統領選挙を襲う「パナマ文書」旋風に巻き込まれて、だれが吹き飛ばされて脱落することになるのか?

◆〔特別情報1〕
 米大統領選挙を襲う「パナマ文書」旋風に巻き込まれていて、共和党、民主党ともに、党指名候補を最終決定する7月の党全国大会までに、劇的な番狂わせが起きる可能性が大になってきた。タックス・ヘイブン(租税回避地)に「巨額資産隠匿」の事実が報じられれば、世論から厳しいバッシングを受けることになるからである。共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏、テッド・クルーズ上院議員、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官、バーニー・サンダース上院議員のだれが、党指名候補者となり、11月の大統領選挙で当選するか。途中でだれが、「パナマ文書」旋風に吹き飛ばされて脱落することになる。
第10回 世界戦争史に学ぶ「現代兵学研究会」
「三国志」に学ぶ(第3回)
~諸葛孔明の愛読書は「暦(こよみ)」であった驚愕!!
《日本人シュメール起源説》「天孫人種六千年史の研究」(愛媛県大三島神社
神官・三島淳雄著)~第5回 日本の神社名をシュメール語で読み解く
日時2016年4月17日(日)16時30分~20時30分
第53回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成28年5月8日 (日)
G7伊勢志摩サミットは、成功するか
~どうなる世界経済、どう動く日本の景気
(世界から狙われる日本の金塊)
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専門家「これ以上の本震が今後あるかもしれな い」 地震連鎖可能性否定出来ない

2016年04月16日 20時21分50秒 | 熊本地震
西日本新聞 4月16日(土)12時33分配信
専門家「これ以上の本震が今後あるかもしれない」 地震連鎖可能性否定出来ない
被害状況地図

震源が阿蘇・大分方面に移動
14日の熊本地震を上回るマグニチュード(M)7・3を観測した16日未明の地震は、強い揺れを引き起こし、九州に甚大な被害をもたらした。熊本地震について政府は15日、日奈久(ひなぐ)断層帯(約81キロ)の北端付近が引き起こしたと判断。ところが16日の地震は、熊本県の阿蘇外輪山から宇土半島付近に延びる布田川(ふたがわ)断層帯(約64キロ)のずれだと専門家はみている。その後、震源域は北東側に大きく移動してきており、地震が次の地震を呼ぶ連鎖が懸念されている。
気象庁は、マグニチュードが大きい16日午前1時25分の地震を「本震」と位置づけ、熊本地震をその「前震」に格下げした。
本震をもたらした今回の震源は、日奈久断層帯北端の北側、布田川断層帯に乗っている。東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「16日の地震は、熊本地震をきっかけに布田川断層帯が約30キロにわたってずれたことによる地震だ」と指摘する。
震源の深さは約12キロと浅い。マグニチュードも「九州の内陸部地震では、この100年で最大だった」(福岡管区気象台)ことが、各地の被害を大きくした。さらに、その後の地震が特徴的な動きを見せている。14日までは熊本地震で震度7を記録した熊本県益城町が余震の主な震源域だったが、16日未明の地震以降、北東の同県阿蘇地方、大分県方面に移動し始めている。専門家「これ以上の本震が今後あるかもしれない」 地震連鎖可能性否定出来ない。
内陸活断層地震のしくみ

これ以上の本震が今後あるかもしれない
 もともと、大分県の別府湾から阿蘇山などを経て長崎県の雲仙に至る区間は、地盤間の溝(別府-島原地溝帯)が走っているとされる。溝を境に南北方向に引っ張る力が岩板(プレート)にかかり、この地域にある活断層が「横ずれ」と呼ばれる動きを見せるのはこのためだ=イラスト参照。

 古村教授は「地溝近辺ではこれまで、大きな揺れがなくエネルギーがたまっているエリアが多い。地震が次の地震のきっかけになる連鎖が起きる可能性は否定できない」と注意を促す。
「本震の後に余震が続き、やがて収束していく『本震余震型』の地震のパターンだけではない」と指摘するのは、鹿児島大の井村隆介准教授(地質学)。2日前から前震が確認されていた東日本大震災(2011年)がまさに「前震本震型」だったという。
井村准教授は「今回の地震が本震なのかどうか、まだ分からない。これ以上の本震が今後あるかもしれず、余震が数カ月続くことも考えられる」という。
=2016/04/16付 西日本新聞夕刊=

今の科学技術により作られた最新機器を使っても大地震を予測出来ない人間の智恵も及ばない大自然の力です。余震で阪神淡路大震災の時のように崩壊しなかった建物も倒壊してゆ行く。のではありませんか。






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意識戻ったら鼻先に天井 生き埋め学生、携帯に「遺書」

2016年04月16日 19時06分01秒 | 熊本地震

倒壊したアパートでは救出活動が行われていた=16日午前6時24分、熊本県南阿蘇村、朝日新聞社ヘリから、高橋雄大撮影
(朝日新聞)
 熊本県南阿蘇村にある東海大学農学部阿蘇キャンパス近くの学生アパート。2階建ての1階部分が壊れ、本やノート、いすなどが部屋から飛び出し、散らばっている。建物を囲うブロック塀は崩れ落ちていた。
ここに住む農学部3年の鷲頭(わしず)朋之さん(22)は16日未明の地震発生時、ベッドに寝転んでテレビを見ていた。ドーンと体が揺れたかと思うと室内の電気が消えた。その後、意識を無くした。「気づいたら鼻の先に天井があった
 動こうとしても動けない。手に持っていた携帯電話で、両親と2人の兄にあて、「遺書」を打ち込んだ。「いままでありがとう。もう無理かも」
建物の外から「大丈夫か」などの声をかけてもらった。やがて、レスキュー隊に体を引っ張り出され、助けられた。「自分の名前をよびかけてもらって励みになった」と振り返る。
警察によると、このアパートなど数棟が倒壊し、学生ら12人が一時、生き埋めになった。16日午前9時半までに全員を救出したが、女子学生1人が心肺停止の状態。1人はドクターヘリで搬送され、残り10人は無事という。
東海大は16日朝に対策本部を設け、安否の確認を急いでいる。農学部には学生約1千人が在籍し、約830人がキャンパス周辺に住んでいるという。』
同村河陽の周辺には、東海大の学生向けアパートが、地域の組合に登録しているだけで60近くある。同地 同村河陽の周辺には、東海大の学生向けアパートが、地域の組合に登録しているだけで60近くある。同地区に住む村議の市原秀志さん(60)によると、アパートの多くは軽量鉄骨の2階建てで、1階部分が潰れているという。 地域にはほかに約50戸150人が暮らしていて、ほぼ半数の家が倒壊。市原さんの自宅も1階部分が潰れた。「たまたま、はりがタンスの上に落ちて隙間ができたため脱出できた」
 阿蘇大橋から100メートルほどにある学生アパートに住む東海大学2年生の仁平悠里子さん(19)は、突き上げるような揺れと対岸の崖が崩落するものすごい音で目を覚ました。まもなく橋が落ちる大音響が起きた。

 用意していた非常用品を入れたリュックだけを背負い、隣に住む友人と手をつないで、大学の野球部寮に逃げた。「朝になって橋が落ちていて驚いた。真っ暗だったので何が起きたか分からず本当に怖かった」。近くの学生アパートは倒壊したり、傾いたりしている。学生は地区の小学校跡地や大学に分かれて避難しているという。自身のアパートも裏の竹林が崩れて、一部が土砂で埋まっていた。「いまだにツイッターなどでの呼びかけに応じない人もいる。無事を確認できるまでは不安です」
阿蘇大橋近くの宿泊施設「アソシエート」のスタッフの男性は「死にかけた。建物はひび割れ、地面のコンクリートも割れている」。近くに住む別の男性は「縦に横にひどい揺れだった。外に出たら石垣も崩れ、道も寸断されていた」と話した。管理する学生アパートの住民約20人とともに近くの運動場に逃げた。学生や住民ら600人ほどが避難しているという。夜が明けて学生アパートが立ち並ぶ地域を歩くと、多くの建物が半壊や全壊していた。「1階部分が軒並み潰れ、街が沈んでいるようだ」 同村中松の女性(80)は家の倒壊をおそれて、軽自動車の中で家族3人と一夜を過ごした。横になることもできず、度重なる余震の「ゴーッ」という地鳴りや、家がガタガタ鳴る音で一睡もできなかった。「頭がおかしくなりそう」 同村河陽の会社員男性(57)は「阿蘇山があり、地震には慣れていると思っていたが、こんなに長くて、大きな揺れは生まれて初めて。ものすごかった」と話した。冷蔵庫や家具はすべて倒れた。ブロック塀は崩れ、庭には地割れが走り、周辺の山々のあちこちで土砂崩れが起きているという。
同村一関の女性は、家族3人とともに近くのコンビニの駐車場に避難し、車の中で一夜を過ごした。早朝に自宅に戻ったが、家中は物が散乱。電気もガスもとまり、水道も寸断されているという。携帯電話もつながらず、「状況がまったく分からない。余震も続いてこれからどうなるのか」と話した。』

東海大学農学部3年の鷲頭(わしず)朋之さん、命が、助かり本当によかったですね。

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<熊本地震>知事「現場分かってない」…「屋内避難」に反発

2016年04月16日 15時14分48秒 | 熊本地震

毎日新聞 4月15日(金)23時25分配信

<熊本地震>知事「現場分かってない」…「屋内避難」に反発
ビニールシートの上で毛布にくるまって一晩を過ごした人たち=熊本市中央区の白川公園で2016年4月15日午前6時20分、中里顕撮影
 政府が熊本地震を受けて15日に「全避難者の屋内避難」の方針を打ち出したことに対し、熊本県の蒲島郁夫知事が「現場の気持ちが分かっていない」と反発した。熊本県庁であった松本文明副内閣相との会談で述べ 地震が発生した14日夜に益城町や熊本市の中心部で屋外避難をする人が目立ったことを受け、政府は屋内に避難させるよう自治体に求める方針を決めた。 松本副内閣相によると、「河野(太郎)防災担当相に『今日中に青空避難所というのは解消してくれ』と強く言われて参った」と力説したところ、知事は「避難所が足りなくてみなさんがあそこに出たわけではない。余震が怖くて部屋の中にいられないから出たんだ。現場の気持ちが分かっていない」と不快感を示したという。【中里顕、原田悠自】

東京から指示を出すのではなく、直接熊本県を訪れ地震の被害の状況を正確に直接目で見て、迅速な判断と下し、被災者のみなさん方の命と健康を守るために実効性のある救援活動を実施すべきです。
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民進つぶやき“炎上” 熊本地震 「3・11」の自民対応を揶揄

2016年04月16日 14時08分40秒 | 熊本地震
産経新聞 4月16日(土)7時55分配信
 ■一般人からの投稿にけんか腰で「なんで?」
民進党は震度7の熊本地震発生後の15日未明、党公式ツイッターで東日本大震災時の野党・自民党の対応を批判する投稿を行った。党職員が個人の見解を書き込んだとして約2時間後に削除したが、同党ではツイッターなどで公職選挙法に抵触する不祥事が相次いでおり、インターネット活用に対する脇の甘さが浮き彫りになっている。
 民進党は15日午前1時20分ごろ、公式ツイッターへの一般人の「東日本大震災時の自民党のような対応を望みます」との投稿に対し、「それじゃあダメでしょうね」と書き込んだ。「ひどい」との反応にも「一部の自民党の有力議員が原発対応についてデマを流して政権の足を引っ張ったのも有名な話」と投稿。根拠を示さずに自民党を揶揄(やゆ)する投稿を続け、「災害対応に与野党はない」などと批判する一般人に「なんで?」とけんか腰で反論する書き込みもあった。
当時は余震が続き、政府や自治体などが懸命に対応にあたっていた。党公式ツイッターは午前3時20分ごろ、「担当者の私見の入った不適切なツィート」として書き込みを削除し、“炎上”はひとまず収束したが、自民党の二階俊博総務会長は15日の記者会見で「災害が発生したら、やらなきゃいけないことがいっぱいある。後ろを向いてものを言っとるときじゃない」と不快感を示した。 ツイッターをめぐっては、徳永エリ参院議員(北海道選挙区)が昨年9月の北海道北見市議補選の投開票日に、特定候補の実名を書いて応援を呼びかける投稿を行い、公選法違反罪で刑事告発された。起訴猶予になったが、徳永氏は当初、秘書が書き込んだと説明。その後、自身の投稿と認めた上で「選挙運動に当たるとは思わなかった」と法知識の乏しさを露呈した。 山尾志桜里政調会長も平成26年12月の衆院選直後、公選法が禁じた不特定多数への「当選御礼」のショートメールを送信していた。
岡田克也代表は15日の会見で今回の公式ツイッターの問題について「どうして起きたのか検証しなければならない」と述べたが、謝罪はしなかった。』

覆水盆に返らずの諺通り、今更東日本大震災の時のことをほじくり返しても、震災時には戻りません。
民進党の職員も頭が、思考停止しているのではありませんか。
民進党の危機管理の甘さと暢気さです。
今度の選挙で、こんなことでは民進党が勝っと言うのは、取らぬ狸の皮算用で、困難ではありませんか。民進党の人材と見識不足で直ぐ政権を取ってもこの前の二の舞で、国民の期待に応えられずに直ぐに政権が崩壊すると思います。


 出典覆水盆に返らず - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/覆水盆に返らず
覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず) 
覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)はことわざの一つ。覆水不返(ふくすいふへん)、覆水難収、覆水不可収とも。

太公望が周に仕官する前、ある女と結婚したが太公望は仕事もせずに本ばかり読んでいたので離縁された。太公望が周から斉に封ぜられ、顕位に上ると女は太公望に復縁を申し出た。太公望は盆の上に水の入った器を持ってきて、器の水を床にこぼして、「この水を盆の上に戻してみよ。」と言った。女はやってみたが当然出来なかった。太公望はそれを見て、「一度こぼれた水は二度と盆の上に戻る事は無い。それと同じように私とお前との間も元に戻る事はありえないのだ。」と復縁を断った(出典は後秦の時代に成立した『拾遺記』による)。

この話から一度起きてしまった事はけっして元に戻す事は出来ないと言う意味で覆水盆に返らずと言うようになった。 中国語の「盆」(拼音: pén)は日本語の「お盆」ではなく、鉢、ボウル状の容器のことである。

ちなみにこの話は太公望の数多くの伝説の一つであって、必ずしも史実とは限らない(前漢の人物である朱買臣について、同様の逸話がある、太公望が生きていた当時はまだ書物が殆ど無い時代である、ことなど)。

同義の別例として"覆水収め難し"、同じ意味を表す英語の諺に "It's no use crying over spilt milk."(こぼしたミルクを嘆いても無駄) がある。
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