教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

HOME天木直人のブログこの国には護憲政党、政治家は存在しないのか

2017年08月01日 22時15分27秒 | 国際・政治

 米国のヘイリー国連大使は「話し合いの時は終わった」として安保理事会決議は不要だと言った。

 これは衝撃的な発言だ。

 米国はいざとなればいつでも単独行動をするということだ。

 それにもかかわらず、安倍首相は日米首脳電話会談で、どこまでもトランプの米国についていくと宣言した。

 これ以上ない愚かな首相だ。

 もし米朝戦わば、日本は戦場になり、犠牲者を出す。

 昭和天皇の誤りを二度と繰り返さないと決意し、憲法9条遵守を貫いてきた明仁天皇に、再び昭和天皇の轍を踏ませる事になる。

 幸いにして、北朝鮮有事が避けられたとしても、今度の危機によって日米同盟は突出して強化されていく。

 国民に隠されたまま、憲法9条が完全に否定されることになる。

 ここまで憲法9条がないがしろにされているというのに、その危うさに正面から警鐘を鳴らす政党、政治家は出て来ない。

 北朝鮮の脅威には、何があっても話し合いによる解決しかないと主張する政党、政治家はいない。

 これを要するに、本気で憲法9条を守り、実践しようとする政党、政治家は、ただの一人も、この国には存在しないということだ。

 トランプには今しばらく米国の大統領にとどまってもらいたい。

 そしてトランプには今しばらく北朝鮮への攻撃という愚を犯さない事を願う。

 せめて次の衆院選までこのままでいて欲しい。(了)

 新党憲法9条が一人でも政治家を持つことが出来れば、その時こそトランプとディールして、正しい米国に向かわせて見せる。

 平和を願う世界の世論を動かして、人類の滅亡を救って見せる。

 それがかなわなくても、少なくとも日本を米国の戦争から解き放して見せる。

 それは、憲法9条の偉大さに気づけば一人の政治家でもできることだ。

 憲法9条がそれを可能にしてくれる。

 いましばらく、トランプにはこのままで静かにしていて欲しい(了)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HOME天木直人のブログ前川次官を「あいつだけは許せない」とののしった自.

2017年08月01日 22時10分02秒 | 国際・政治

 

前川次官を「あいつだけは許せない」とののしった自衛隊幹部

 きょう8月1日の毎日新聞「記者の目」というオピニオン欄で、自ら防衛大卒出身の記者であることを明らかにした上で、滝野隆浩・社会部編集委員が書いている。

 直接話した自衛隊幹部約20人のほぼ全員が、加計問題で政権に反旗を翻した文科省の前川喜平前事務次官を、口を極めて批判しているという。

 日ごろ穏やかな元最高幹部が「あいつだけは許せない」と色をなして罵ったこともあったという。

 これは衝撃的な事だ。

 しかし、滝野氏が書くその理由がもっと衝撃的だ。

 創設当初から「違憲の存在」と批判されてきた自衛官は、法令順守と政治問題回避を胸に刻み込んできた。どんなに現場で不都合なことがあっても沈黙してきた。自衛隊というのは、政治の動向に過敏に反応する巨大な「そんたく組織」だといっていい。だから彼らには政権批判を堂々とする前川氏が許せないのだと、滝野氏は書いている。

 しかし、それだけでは、なぜ自衛隊はそんなに前川氏に怒るのかについて、今一つわからない。

 そう思って読み進めて行くと、その答えは、この事件をきっかけに自衛隊海外派遣の本質を議論すべき時だという滝野氏の論説の中にあることが分かった。

 滝野氏の論説の要旨は次の通りだ。

 すなわち、南スーダン派遣について現場には相当不満が高まっていたという。派遣先のジュバでは訓練でしか見た事のない戦車の砲弾が飛び、監視モニターを通して殺戮の現場を見て心のダメージを受けた者もいる。家族に遺書を書いた隊員もいた。今回の事件は現場の過酷な状況と国内政治の間にズレがあり、陸自としては、そのことを国民に知ってもらいたかったのではないか。「そんたく」して封印されるはずの日報を、陸自が沈黙を破った理由はそこにあると滝野氏は書いている。

 そして滝野氏はこう提言している。

 停戦監視が主任務だった国連PKOは時代とともに変容してきた。これまでよりはるかに危険な任務になるにもかかわらず、国会での議論を回避するために「リスクは変わらない」という姿勢を政府は変えていない。つまり政治による現場の声の「封印」が続いている。この機会に自家隊の海外派遣のあり方を考えるべきだと。

 ならば、自衛隊幹部と、その声を代弁する滝野氏に問う。

 自衛隊は、いまこそ国民に認知される形で重装備し、海外派遣で殺し、殺される自衛隊になってもいいのか。

 そうではないだろう。

 かつてイラク戦争でサマワに派遣される前夜、若い自衛官たちが、居酒屋で壮行会を開いて騒いでいた。

 それを横目に見た定年前の自衛官が、「戦場に行く事無く自衛官の任務をまっとうできた。そんな自分を誇りに思う」とつぶやいたというエピソードが、当時の週刊誌で取り上げられたことがあった。

 まさしく問われているのは自衛隊幹部だ。

 前川次官に対する激しい怒りは、その勇気を持てない自らに対する怒りの裏返しではないのか。

 今こそ自衛隊は沈黙を破る勇気を持ったらどうか。

 国際貢献という美名の下に日本とは関係のない戦地に赴くことを是とするのか、それとも専守防衛に徹することこそ自衛隊の任務であると信じるのか。

 答えはどちらでもいい。

 自らの考えを明らかにすることだ。

 前川氏を批判する前に、滝野記者も自衛隊幹部も、自らの意見を明らかにする勇気を持つべきである(了)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HOME天木直人のブログ天皇陛下の即席のあいさつの中に憲法9条の神髄を見...

2017年08月01日 21時59分11秒 | 国際・政治

 

 

2017-08-01

 

きょう8月1日の朝日新聞に貴重な記事を見つけた。

 それは皇室記者を長年務めている北野隆一記者が書いている「皇室と震災」という連載記事の19回「語り部」の記事だ。

 2013年10月27日に熊本県水俣市を訪れ、水俣病患者らと会った時のエピソードである。

 水俣病の被害者の代表が次のように訴えたという。

 「日本は戦後復興をめざす中、水俣病という重大な過ちを起こしてしまいました。水俣病は日本の政策の中で起きた失敗だったと思います。水俣病は現在いろんな問題を残し、決して終わっていないことを両陛下に知っていただきたい・・・私は自分の水俣病被害を周りの人に知られないために必死で水俣病から逃げ続けました・・・やがて、私は自分が求めていた本当の幸せとは、隠し続けることではないと気づきました・・・正直に生きることがどれだけ人間にとって大切か思い知らされました」

 その直後、天皇陛下は、その場で約1分間、即席であいさつの言葉を述べられたと言う。

 まったく予定外の行動だったという。

 「ほんとうにお気持ち、察するに余りあると思っています。やはり真実に生きるということができる社会を、みんなで作っていきたいものだと改めて思いました・・・今後の日本が、自分が正しくあることができる社会になっていく、そうなればと思っています」

 この言葉の中に象徴天皇の神髄を見る思いだ。

 それは取りも直さず憲法9条の神髄でもある。

 新党憲法9条は、天皇が退位される前に何としてでもこの国の政治の中に実現しなくてはいけない政党である(了)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HOME 天木直人のブログ 穀田さん、国対委員長20年がそれほど名誉なんです...

2017年08月01日 17時11分34秒 | 国際・政治

穀田さん、国対委員長20年がそれほど名誉なんですか
2017-08-01 どうでもいいことだけど、どうしても書いておきたい。

 きのう7月31日の各紙の政治記事が一斉に取り上げていた。

 共産党の穀田恵二議員の国対委員長在職20周年を祝うパーティが地
元京都で盛大に開かれ、与野党の大物議員が祝いに駆けつけたと。

 これを読んで私は、共産党おまえもか、という思いを抱いた。

 共産党も、そしてその議員である穀田氏も、しょせんは他の政党、政
治家と同じく、政治という特権で結ばれた仲間同士だということだ。

 穀田氏は京都一区選出の衆院議員だ。

 私が育った家の選挙区だ。

 この前の衆院選で、たまたま歩いていたところに穀田氏の選挙カーが
通り、頑張って下さいと声をかけたら、それを見つけた穀田氏が、天木
さん、こんなところを歩いているんですかと車中から握手してきた間柄
だ。

 同じ70歳の人生を生きて来た。

 その穀田氏が、国対委員長を20年もやったからと言って盛大に祝
う。

 市民の為の政治を掲げる共産党議員が、である。

 そしてそのパーティに与野党を超えた仲間が集まりエールを交換す
る。

 政策において、これほど激しく対立しているというのにである。

 国対委員長などというポストは、まさしく八百長国会の駆け引きの場
を演ずるポストだ。

 そんなポストに20年在職したからといって盛大なパーティを開き、
立場の違う政治家たちが呉越同舟でエールを交換する。

 いや、だからこそ、盛大なパーティを開き、皆が集まるのだ。

 国民から乖離した、政治家しかその重要性がわからないパーティだ。

 今度穀田議員に会う機会があれば言おうと思っている。

 「穀田さん、国対委員長20年がそれほど名誉なことなんですか」
と。

 (了)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍晋三首相の「無鉄砲な北朝鮮電撃訪問」は、身の危険を伴う文字通り「冒険になる」と憂慮する向きは少なくない

2017年08月01日 17時05分45秒 | 国際・政治

安倍晋三首相の「無鉄砲な北朝鮮電撃訪問」は、身の危険を伴う文字通り「冒険になる」と憂慮する向きは少なくない

2017年08月01日 04時57分59秒 | 政治

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相の「無鉄砲な北朝鮮電撃訪問」は、身の危険を伴う文字通り「冒険になる」と憂慮する向きは少なくない

◆〔特別情報1〕
 安倍晋三首相の「動静」(7月28日)「午後0時1分から同57分まで、ジャーナリストの田原総一朗氏」について、「田原総一朗氏は、安倍晋三首相に何 を提案したのか」が、国会内外で話題になっている。首相との会談後、内閣記者団に囲まれた田原総一朗氏は、「冒険してはどうかと提案した」とだけ説明し、 「冒険の中味」については、一切口を閉ざしている。だが、この話は、安倍晋三首相がペラペラ喋ったため、瞬く間に国会内外に伝わった。特に自民党内では 「安倍晋三首相は、金正恩党委員長=元帥に会って、国交正常化から一気に日朝平和友好条約締結までもって行こうとしている」と話が盛り上がっている。だ が、「米朝和平」(米朝国交正常化・国交樹立・平和友好条約締結→朝鮮半島統一)のお膳立ては、トランプ大統領の指南役であるキッシンジャー博士が「オス ロ合意」により、着々と進めていることなので、安倍晋三首相の「無鉄砲な北朝鮮電撃訪問」は、身の危険を伴う文字通り「冒険になる」と憂慮する向きは少な くない。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話から有料ブログへのご登録

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


blogosでも配信しております。お申し込みはこちら↓


「まぐまぐ」からのご購読は下記からお申し込み頂けます。


板垣英憲マスコミ事務所からも配信しております。
お申し込みフォーム

にほんブログ村 政治ブログへ

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin



第69回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成29年8月6日 (日)
「世界革命を起こす『新機軸』と小沢一郎代表の使命・役割」
 ~中東和平と米ロ、米朝和平と米中ロ、それぞれの役割


平成29年8月19日 (土)13時~17時
第39回【『矢部マリ子記念 一由倶楽部 鉄板会』】


オフレコ懇談会
平成29年月8月26日 (土)12時30分~16時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学
~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
場所 小石川後楽園内「涵徳亭」円月・不老
参加費 5,000円


第26回 板垣英憲・『悠久の歴史研究会』
日時2017年8月26日(土)17時00分~20時30分
「日本民族のルーツを探る」~黄金の国ジパングの秘密
天孫人種と所祭神
第5段 皇室と神祗 
第2章 皇室と高天原神話との関係
  第1節 大日?貴と素戔嗚命の本質
1 御子神五男三女神と所祭氏族
2 素戔嗚命と所祭氏族
場所 小石川後楽園内「涵徳亭」蓬莱


◆板垣英憲の新刊のご案内◆

トランプ政権はキッシンジャー政権である! いま世界と日本の奥底で起こっている本当のこと この大動乱のメガチェンジを読み切る!
クリエーター情報なし
ヒカルランド


「4京3000兆円」の巨額マネーが天皇陛下と小沢一郎に託された ついに動き出した吉備太秦のシナリオ
クリエーター情報なし
ヒカルランド


911テロ/15年目の真実 【アメリカ1%寡頭権力】の狂ったシナリオ 《完ぺきだった世界洗脳》はここから溶け出した
クリエーター情報なし
ヒカルランド


トランプと「アメリカ1%寡頭権力」との戦い 日本独立はそのゆくえにかかっている!
クリス・ノース(政治学者),ベンジャミン・フルフォード(元フォーブス誌アジア太平洋支局長),板垣英憲(元毎日新聞政治部記者),リチャード・コシミズ(日本独立党党首)
ヒカルランド


※上記クリックするとアマゾンにジャンプします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする