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地球温暖化ソウル国際会議<本澤二郎の「日本の風景」(4102)
2021/06/02 10:232
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ピンボケの韓国気候変動国際会議<本澤二郎の「日本の風景」(4102)
<原発全廃を外して温暖化防止策は木を見て森を見ずの愚策!>より、転載させて頂きました。
韓国の聯合ニュースが、ソウルで開催された気候変動国際会議において、昨日ソウル宣言を出したと報道したので、地球温暖化の元凶である原子力発電所全廃論が浮上したかもしれないと思い、報道内容を確認したのだが、無駄なことだった。「国際的な脅威」の指摘は当然のことだが、原発の地球破壊による人の命の危機についての認識はなかった。
そうしてみると、フクシマの放射能汚染水の海洋垂れ流しNOの叫びと整合性がない。皇国史観のような、日本政府の歴史認識に怒り狂う日本 憎しからくる、非科学的な反日感情レベルと受けとられかねない。
韓国政府もまた、ドイツのメルケル政権の勇断を理解していなかった。日本の安倍・菅と同じということになり、失望を禁じ得ない。同国の三権分立に期待していた日本人としては、がっかりである。原発全廃に舵を切らないと、温暖化による災害と人の命は、これからも深刻さを増すことになる。
今年の台風シーズンに怯える日本と韓国ということになろう。韓国の原子力ムラも日本同様といえる。ことし11月に開催されるCOP26も、憂鬱な結果になるしかないのか。EV車や石炭火力発電廃止だけでは、地球温暖化阻止は不可能である。
<韓国政府は福島東電原発の真実に目を背けている!>
韓国政府が主導した気候変動抑止の国際会議の詳細は、報道から見えてこない。ドイツが参加したのかどうかも、当方は分からない。もし、参加したとしても、本気で主張してくれたのかどうか。
未だに世界各国は、戦後いち早くワシントンが発した「核の平和利用」というイカサマの論理に、進んで束縛されることで、原発で燃やされたウランから取り出されるプルトニウムにこだわりを見せているのだ。
悪しき為政者は、核兵器生産に意欲を見せているのだろう。とうとう英国の産業革命から200年にして、人類は核兵器を大量に保有するための原発から抜け出せないでいる。西洋の科学技術は、70余年前に炸裂、日本が真っ先にその洗礼を受けた。反省もしないため、2011年の311原発崩壊で二度目も日本が引き受けてしまった。沈没日本は、五輪を強行しようがしまいが、関係なく現実化するのだろう。
無知な人間も、フクシマ周辺の海水調査をすれば、地球温暖化の証拠はいくらでもある。魚介類にも大きな変化が起きている。日本に反骨の科学者がいれば、数十年前から国際世論へと昇華しているはずだ。改めて、メルケルの決断の偉大さを見て取れる。
<自国の24基の原発は存続、既に海洋異変で4基を止めた>
日本は不幸にして、神道政治連盟・日本会議という原始宗教カルトによる神がかり政権が存在、いまも継続してきている。不幸にも、あろうことか原発全廃どころか、再稼働に舵を切ってしまった。ましてや、これに反発する善良で反骨の、か弱き女性ジャーナリストに対して、警察や電通配下と見られるネット右翼を動員、嫌がらせをしていたことが昨日分かった。その証拠のblogを以下に貼り付けたので、是非とも見てもらいたい。
以前、電通の時給が、ネットの嫌がらせ者などの末端でも2000~4000円という内部告発がありました。http://koukaishitsumon.blogspot.com/2014/10/20004000.html
電通にこの質問をしても、もちろん手短に否定されましたが。。。
http://koukaishitsumon.blogspot.com/2014/04/adk-asatsu-dk-inc.html
韓国の原子力ムラも日本と同じほど強力なのだ。24基もの原発から垂れ流される温排水で、東海・日本海も海水温が上がって、気候変動を誘引している。温排水による魚群の影響を受けて、4基の原発が停止に追い込まれたという。事態は深刻である。韓国の報道も、原発全廃報道に規制がかかっているのだろうか。反日デモの原因はよく理解できるが、反原発デモはどうだろうか。あっても右翼化した日本の特派員は、記事にしないのだろうか。北朝鮮はどうか、わからない。中国もまた、近年原発建設が盛んらしい。
要するに、東アジアからの大量の温排水は、インド洋と太平洋を直撃している。その量は膨大で、しかも40年、50年も継続してきた。深刻すぎる海洋異変によって、高山の氷解や南極も北極も氷が融けて陸地が沈んでいる。
しかし、現在のところ、犯人が原発だと大声を上げる科学者はいない。いたら教えてもらいたい。
正義の科学者はいるのか。いたとしても、立ちはだかるのは国際原子力機関・IAEAであることも、反原発ジャーナリストによって暴かれた。
<原発汚染水の海中投棄反対は、科学返上の政治的対応?>
韓国の文在寅大統領は、リベラルな政治家である。財閥の不正に踏み込める、勇気ある政治家と理解してきた。第二のメルケルになれる人物のはずである。
目下のところ、アメリカのバイデン、英国のジョンソン、フランスのマクロンが地球温暖化の元凶に切り込めるか?中国の習近平も無理か。となると、地球は原発の温排水によって、途方もない洪水・台風などの大災害で人命は失われていく。
南太平洋の島々は、海中に沈んでいる。原発国の犯罪性は、自然と人間を奪いつくしている。
韓国のフクシマ汚染水の垂れ流しNOは、正当な主張である。ならば原発廃炉でなければ、各国への説得力がない。今回のソウル国際会議は、南北和解に突っ込む中での、人類と地球を守る最高の出番を手にした韓国大統領であったのだが。
それは科学が認証する最後の砦となるはずだったろう。東洋からメルケルは生まれなかった。気候変動による地球危機は、毎年深刻化する。100年存続
できるだろうか。
<スティーブン・ホーキンス博士は人類はあと100年>
筆者と同世代の英スティーブン・ホーキング博士は「人類はあと100以内に滅びる」と予言した。原因は、地球の温暖化・人口ウイルス・核戦争・軍拡競争などで、科学が人類滅亡の元凶と指摘している。
「核の平和利用」は戦争目的である、あるいは新型コロナが「人口ウイルス」と仮定すると、これまた形を変えた戦争である。人類は、科学を手にした戦争で死滅する!原発とコロナウイルスだとすると、到底100年はもたない。
未来を生きる女子中学生がヨーロッパで声を、国連を動かした。フクシマの子供の命を守るために決起した、女性ジャーナリストの戦いを支援する人間でありたい。何としても100年以上継続する美しい地球を、孫や子供たちに残す人生を送ることが、真っ当な人間であろう。
<独メルケルのいない地球は死への道へとまっしぐらでいいのか>
声を上げよう。沈黙は犯罪である。無知は犯罪である。
ドイツのメルケルに続け、である。原発全廃の竹野内真理に続け、だ!女性が自立した時に、日本も地球も変わる!
2021年6月2日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
(韓国・聯合ニュース)サミット参加者は2日間の協議の結果を盛り込んだソウル宣言文で「気候危機は環境問題を超え、経済・社会・安全保障・人権と関連した課題に影響を及ぼす急を要する国際的な脅威」と指摘した。
気候問題解決のための具体的な方策として「太陽光・風力エネルギーなど再生可能エネルギーの発電比率の拡大を通じ、エネルギー転換を促進するための国際協力を強化する」とする内容が盛り込まれた。
また脱石炭や海外の石炭発電所建設に対する政府開発援助(ODA)中断のための方法摸索を促し、二酸化炭素排出量を減らすのが難しい分野ではクリーン水素の使用を促進するという確約も含まれた。
参加者は11月に開かれる予定の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)の成功と温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の目標実現のため協力をさらに強化することで合意した。
パリ協定では2100年までに産業革命前に比べて世界の平均気温の上昇を、1・5度までに抑えるという目標を掲げており、今年が履行の最初の年となる。ソウル宣言文にも同様の目標が盛り込まれた。
また参加者は「海洋汚染問題の深刻性について認識を共にし、特に海洋プラスチック問題解決のために国際的な結束が必要という点に同意する」とし、「海運の脱炭素化を通じて海洋の持続可能性を強化し、海洋のさらなる汚染を予防するために努力する」と宣言した。「海洋汚染問題の解決」は文大統領が今回の会議で提案した。