満洲人脈<本澤二郎の「日本の風景」(4587)

<戦前の価値観(天皇制国家主義)が支配する改憲軍拡の永田町>より、転載させて頂きました。

 安倍晋三の国賊政治の大罪は、日本国憲法を擁護尊重義務を放棄して、ひたすら改憲軍拡路線を突っ走ってきた点にある。それは安倍前政権の松下政経塾の民族派・野田のころからだった。議会での安倍弔辞を野田が?正体見たりだ。

 

 昨日届いたメールは、統一教会の背景について、これまでも繰り返し指摘してきた満洲人脈のことが、より分かりやすく分析してくれているので、貼り付けることにした。1965年の日韓基本条約は、岸の実弟である佐藤栄作内閣と韓国の朴正熙政権によって強行された。両者とも満洲人脈がまとわりついていた。

 そもそも韓国大統領の朴正熙は、侵略日本軍に忠誠を誓って日本名を名乗っていた。解放後の韓国の政情は複雑怪奇で、武器弾薬で人々を押しつぶしてきた。そこに文鮮明も紛れ込んで、日本で荒稼ぎをしたのだが、被害者は呪いをかけられたか弱い婦人たちだった。信教の自由など論外である。

 日韓共に満洲勢力が敗戦後の政権を掌握していたことに、改めて驚愕させられる。そのことに両国民共に沈黙して生きてきたのだ。満洲時代が継続する天皇制国家主義を受け入れてしまった日本の議会・行政・司法と言論界の総括が、いまだに封じ込められていることに、学者・歴史家・文化人の不存在と、そしてこのことに徹底抗戦しなかった野党や労働界のぶざまな実態について認識さえしなかった凡人ジャーナリストと多数の日本国民とは何だったのか。

 国民のすべてが猛省し、自立へと前進しなければならない。

 

<岸・安倍・笹川・朴正熙・文鮮明が踊る不気味な統一教会支配の日本>

 本心から安倍に感謝したい?彼の死がパンドラの箱のふたを開けてくれたことに対して。国賊を官邸に押し込んできて、それを由としてきた日本人だったこと。はては20年に渡って安倍と二人三脚で、官邸支配に狂奔してきたNHK記者の心情を、精神鑑定する必要があるかもしれない。

 

 天皇制国家主義を放棄して、晴れて戦後の民主主義を手にした護憲リベラルの政治勢力が、気が付くと姿を隠した今の永田町!安倍国賊政治から離脱して政権を担当したはずの宏池会政権?しかし、岸田の精神は国賊の血が流れていたことに、人びとは気付いて泣きわめいている。

 

 岸・笹川・朴正熙・文鮮明・安倍の亡霊が徘徊している日本!まさに統一教会が、この瞬間にもあたかもヒルのように、岸田自公政権にこびりついている姿を見せつけられている日本人!繰り返し日本人とは何なのか、と問いかけるしかない日本人!悔しい、本当に悔しいではないか。

 

<岸田の優柔不断=祖父が満洲で一旗揚げていたことと関係?>

 「安倍国賊の遺志を引き継ぐ」という岸田文雄に期待する点はあるだろうか。

31歳の小倅を首相秘書官にした岸田に期待することは、たった一つある。それは統一教会を直ちに解散させることだ。宗教法人の税金免除を排除することである。これを断行して政権を投げ出すか、国民に信を問うことしか、いま考えられる手段方法はないだろう。

 それが満洲で一旗揚げて大金を手にした祖父に対する、唯一の孝行ではないか。

 

<耐えられない戦後民主主義・政教分離教育を受けた現代に生きる人々>

 筆者は信州の名門・小川平二さんに「護憲リベラルの宮澤喜一を頼む」といわれた。彼の父親・小川平吉は、息子が「満鉄に入りたい」というと、父親は「馬鹿者、他人の家に土足で入るなど許さん」と一撃のもとにはねつけた。質素な世田谷の平二宅玄関の正面の額縁には、孫文の書「敬天愛人」が飾ってあった。宮澤の傍らには、人柄のよさそうな岸田文武がいた。文雄の父親である。

 いま小川・宮澤一門の末席にいる岸田文雄が日本政府の主だ。両手を胸に当てて思案してほしい。何をなすべきか。「満洲人脈」を断ち切ることが、岸田の運命であることを理解できるだろう。

 岸田を含めて今を生きる日本人は、民主主義を学び、政教分離を歴史の教訓から知った。近代を生きる、世界に貢献することが出来る日本人の進路は、このことを貫徹することである。国賊の一味から手を斬れと諫言したい。

2022年10月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

送信日時: 2022106日 9:13
宛先本澤二郎
件名: Re: 岸田文雄の謎が解けました中田潤さんのフェイスブック投稿です。

<一度、死して忠誠を誓う>朴正煕が日本軍に提出した血書 画像①統一教会の生みの親・朴正煕、岸信介、岸田文雄の祖父は満州にいた

 韓国の独裁者・朴正煕。

<満州軍第8団(連隊)副官として八路軍や対日参戦したソ連軍との戦闘に加わり、内モンゴル自治区で終戦を迎えた。>

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B4%E6%AD%A3%E7%85%95

 統制経済・独裁国家を目指した官僚・岸信介。「満州は私の作品」岸田文雄の祖父・岸田正記は満州にだけあったデパート「幾久屋」経営や不動産業などにより巨万の富を得た。画像②

 朴正煕の血書にはこう書かれている。

<日本人として恥かしくない精神と気迫で一死奉公のために堅く決心します。 確実にやります。 命をつくして忠誠をつくす覚悟です。 一人の満州国軍人として満州国と祖国のためにいかなる一身上の栄達も望みません。 滅私奉公、犬馬の忠誠をつくす決心です。>

https://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/239f4184d1c6d0672e6709c573e2fc9b

<統一教会は急に反共産主義を掲げ出したんです。そうやって便宜的に反共産主義を掲げて朴正煕政権に取り入って教団を大きくしました。その流れで韓国と日本で国際勝共連合を結成して、岸信介さんが後ろ盾になった>

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff020e445ab94990e0eacde1588232afaf454225

<米CIAの後ろ盾の下、「北朝鮮の共産主義に打ち勝って統一/勝共統一」をスローガンに、反共活動組織を必要としていた韓国の朴正煕(パク・チョンヒ)政権(1961~79)の庇護を受けるため、統一教会の文教祖は、反共産主義を掲げて朴大統領に取り入った。>

https://president.jp/articles/-/59539?page=3

 満州を起点に国際的なファシストのネットワークが誕生した。

<自民・萩生田政調会長、旧統一教会の解散命令「難しい」>

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA020340S2A001C2000000/

 なぜ?民主主義国であるはずの日本に満州がまだ厳然と存在するからだ!

 東京都千代田区永田町・満州国・自民党本部!