そうなると、「おはぎはいつ食べる?」って
あなたは疑問に思ったことはありませんか?
そこで今日は「お彼岸におはぎはいつ食べるのか」、
「お彼岸におはぎを食べる由来」などを紹介します。
★TOPICS
- お彼岸におはぎはいつ食べる?
- お彼岸におはぎを食べる理由は?
- おはぎとぼたもちの違いは?
- お彼岸とお盆の違いとは?
お彼岸におはぎはいつ食べる?
地域によって異なると思いますが、
お彼岸の入りには仏壇にお団子を供えます。
そして、お彼岸の中日におはぎを供えますが、
毎日備える必要はありません。
一度だけ供えればOKです。
その供えたおはぎですが、
いつ食べたらいいのでしょうか?
お彼岸の中日である秋分の日におはぎを
食べることが最もご先祖様へのお供え物と
しての意義があるといえるでしょう。
しかし、そうは言っても、やはり気持ちが
一番大事だと思います。
彼岸の中日にお供えができなかったら、
別におはぎを供えるのは日が前後しても
いいと思いますよ。
早くお供えして、おはぎが傷むのなら、
お彼岸の中日を待たずして、
傷むまえに食べても大丈夫です。
基本的にお彼岸のおはぎは、
お彼岸の期間内であれば、
いつ食べても構いません。
お彼岸におはぎを食べる理由は?
お彼岸におはぎを食べる理由ですが、
いろいろな説があります。
●お米とあんこの二つのものを「合わせる」ので、
ご先祖様と「心」と「心」を合わせるという
意味から始まったとされる説。
●小豆は古くから邪気を払う効果がある食べ物と
されており、それが先祖の供養になるという説。
●甘いものは貴重だった時代、特別な日には
先祖におはぎを供えて近所にふるまったという説。
以上のような色々な理由があるようですが、
お彼岸に何故おはぎなのかは、
はっきりと分かっていないようです。
おはぎとぼたもちの違いは?
一般的に春のお彼岸には「ぼたもち」、
秋のお彼岸には「おはぎ」と呼ばれますが、
何が違うのでしょうか?
実を言うと、「おはぎ」も「ぼたもち」も
餅米と小豆で作られた同じ食べ物なのです。
しかし、同じお彼岸でも食べる時期が違うために
呼び名が変えられているのです。
◆春のお彼岸に供える「ぼたもち」
牡丹の季節である春のお彼岸に供える「ぼたもち」は
小豆の粒を春の季節にさく牡丹の花に見立ててあります。
小豆は秋に収穫され、春の彼岸の時期だと
日が経っているので固い皮は捨てられて
「こしあん」にされるのです。
◆秋のお彼岸で供える「おはぎ」
萩の季節ある秋のお彼岸に供える「おはぎ」は
小豆の粒を秋の季節にさく萩の花に見立ててあります。
小豆は秋に収穫されるので、採れたてのものが
使用できるので皮ごと使える「つぶあん」にされるのです。
だから、春のお彼岸の時期には「ぼたもち」、
秋のお彼岸の時期には「おはぎ」というふうに
使い分けが必要です。
しかし、近頃は一年中、おはぎと呼ぶ店が
大半を占めています。
最近お彼岸におはぎを供える正しい意味を理解していない人が多過ぎます。念なかこのごろはおはぎが販売されています。春のお彼岸には白玉粉を練って団子団子を湯がき、黄粉をつけてお仏壇にお供えするご家庭も有ると思います。お迎え団子やお彼岸 明けの夕方お送り団子としてお供えします。亡き母がいつも作っているのを私は見ていました。青海苔の付いたおはぎが嫌いでしたので、あんと黄粉の付いたものを買い供えました。
家でおはぎを作るともち米や小豆の粉、砂糖、黄粉と揃えるのに手間と時間が掛り、費用が結局高く付くのと家族数が少なくなり和菓子屋さんやスーパーで買われる方が多いです。お彼岸におはぎを供える意味は、御先祖様をご供養する為です。日本の伝統文化のならわしと習慣です。おはぎを供えるのは、御利益を得る為など批判するのは、祈祷師まがいの似非日本人で、日本の伝統文化を否定し、破壊する今流行の言葉で言えば反日分子 ・半日本人の程度程度の人達です。お彼岸の御先祖供養の大切さと真の日本人たる自覚しっかり持ちを忘れてはならない昨今の御時世と思います。
なぜお彼岸にお萩をたべるの?~おはぎ、ぼた餅 - 末廣屋喜一郎
www.sueki.jp/01/01-0000.htm -
どら焼きと一升餅が大人気。
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01ネタになる和菓子のお話 |
なぜお彼岸におはぎをたべる?
末廣屋喜一郎&伝統の和菓子文化普及委員会 2003/9/1
毎 年「春分の日」「秋分の日」を中心とした一週間を「お彼岸」と言います。「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、年に2回のお彼岸は昔から季節の変わり目の 目安になっていたようです。2003年は9月20日が入りの日、9月23日が中日、9月26日が明けの日となります。
お彼岸の先祖の供養は1200年も続いている!
お彼岸は、西暦806年(大同元年)に行われた早良親王の鎮魂が始まりと言われていて、それ以来現在まで先祖の霊を供養する習慣が伝えられています。
お彼岸の期間は仏教の修行をしよう!?
仏教では川の向こう岸(彼岸)に仏の世界が、こちらの岸(此岸)に今私たちがいる世界があり、彼岸は「悟りの世界」、此岸は「煩悩の世界」と考えられています。そして、此岸から彼岸に渡ることが、仏教の目的のひとつです。
そこでお彼岸には「悟り」をひらけるように修行するための仏道修行の期間という意味合いもあり、普段仏道修行をしていない人達も彼岸の期間中は太陽に祈りを捧げ、煩悩を払っていたようです。現在でも彼岸会や法要を行うお寺は多いです。
なぜお萩をたべるの?
お彼岸にはお萩やぼた餅を供える習慣があります。何故お彼岸にこれらを供えるのかというと、小豆の赤 色には災難から身を守る効果があると信じられていて、邪気を払うという信仰が、先祖の供養と結びついたと言われています。また、この習慣は江戸時代に庶民 の間から始まったと言われています。
お萩とぼた餅の違いは??
お萩とぼた餅は呼び名が違うために別の物だと思われがちですが、実は同じ食べ物です。ぼた餅は「牡丹餅」とも書かれ、牡丹の季節「春の呼び名」です。お萩はその名のとおり萩の時期「秋の呼び名」なのです。
春と秋、季節にちなんで名前を呼び分けるのは豊かな四季を持つ日本人の粋ですね。
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