Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

予告編で泣いちゃった映画・・・

2008-06-02 | 映画・ビデオ
動物で涙をそそる映画は苦手だ。しかし実話の映画化が多い分野だけに、一概に批判はできない。だって、いい話なんだもの、基本的には。でも映像化されることで、何かあざとさを感じてしまう。きっと80年代青春組には、「子猫物語」や「南極物語」の印象が強いせいだろか。

最近製作された「マリと子犬の物語」にしても、しかり。山古志村を襲った大地震で村に取り残された母犬と3匹の子犬の物語・・・と聞いて、あぁまた泣かせる為の映画・・・とどうしても主観が入ってしまう。いい話だとわかっているし、実話であることの尊さもわかっている。でも、映像化され、商業ベースに乗る時点で、純粋な感動とは異質なものになってしまう気がするのだ。もちろん、現場のスタッフやキャストはそんなこと考えて撮ったり演じたりはしていないだろうけど・・・。
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ところが先日。うちのルーク・スカイウォーカー(9歳児)が、「マリと子犬の物語」の原作本を図書館で借りてきた。僕にも読んでくれ、と言うので、いざ読んでみた。やはり動物の健気な行動や懸命に飼い主を救おうとする行動には泣かされる。いい話だ。でも僕はそれ以上に、父と子の関係、そこで語られた言葉にいたく感動した。飼い犬のマリを救おうと崩壊した村に行こうとする少年に、
「おれはお前が大事なんだ!。」
と叫ぶ父親。ここにはほとほと泣けた。
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配偶者アミダラMが言う。
「あら、動物ものはどうのこうの言ってたくせに、本読んで泣いてるじゃない。」
彼女はさらに続けた。
「そういえば、昔「マリリンに逢いたい」の予告編を見て泣いた、って言ってなかったっけ?。」
「・・・!」
そうだった。あれは沖縄あたりの民宿で飼われている犬が、3キロも泳いで別の島にいる雌犬に会いに行く、という実話を映画化したもの。これは当時ワイドショーでも頻繁に流れていたし、海外でも報道された出来事。ところがマリリンという雌犬はいなくなってしまう。映画化されたその予告編では、マリリンがいなくなってもまだ泳いで島へ渡る犬に女の子が
「もうマリリンはいないのよ!」
と叫ぶ場面が流れる。バックに流れたのが、荻野目洋子が歌うこの映画のエンドテーマ「DEAR コバルトの彼方に」だった。敬遠しているはずの動物映画だが、予告編で泣くとは・・・。でもそれはあの犬の健気な行動にある。同じ♂として共感したのだ、多分。
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