◼️「カルタヘナ〜陽だまりの絆〜/L'homme de chevet」(2009年・フランス)
監督=アラン・モネ
主演=ソフィー・マルソー クリストファー・ランバート マルガリータ・ローザ・デ・フランシスコ
80年代映画育ちのわたくし、クリストファー・ランバートには妬みしかありませぬ。だって!ダイアン・レインの元夫で、その後ソフィー・マルソーと恋人だなんてっ!😖。とか言いながら、出世作「グレイストーク」も「ハイランダー」も「サブウェイ」もけっこう好きな映画。あの時期の売れっ子男優たちにはない野生味が魅力なんですな。本作はソフィーとの共演2作目。ダイアンの時も共演多かったな。いいじゃないの、幸せならば。
首から下を動かすことができず寝たきりのミュリエルは、介護してくれる人を募集していた。元ボクサーで荒んだ生活をしていたレオがそれに応募。頑なに自分の要求を通すことしか知らなかった彼女と、自分の居場所を見つけたい彼。雇う側と雇われる側という関係もあって、なかなか心を開かない二人が、次第に変わっていく様子が描かれる。
介護人に声を荒げて指示を出すミュリエルは、とにかくキツい女性。レオの不器用ない優しさに触れて、少しずつ表情を変えていく。小骨が刺さるのを恐れて魚を食べなかったミュリエルに、丁寧に骨をとって食べさせる場面。久しぶりに外に出た彼女と精油の香り当てゲームをする場面。印象に残る場面だ。一方でレオも、女子選手の指導者として再びボクシングに向き合うようになる。
ソフィーは表情と台詞しか演技できない難役。本作前半ではなかなかニコリとしない。その分後半に少しずつ見られる笑顔がいい。後半、レオが指導する女子選手を含めた男と女のエピソードが、盛り上がりそうで盛り上がらないのがやや残念なところ。
首から下を動かすことができず寝たきりのミュリエルは、介護してくれる人を募集していた。元ボクサーで荒んだ生活をしていたレオがそれに応募。頑なに自分の要求を通すことしか知らなかった彼女と、自分の居場所を見つけたい彼。雇う側と雇われる側という関係もあって、なかなか心を開かない二人が、次第に変わっていく様子が描かれる。
介護人に声を荒げて指示を出すミュリエルは、とにかくキツい女性。レオの不器用ない優しさに触れて、少しずつ表情を変えていく。小骨が刺さるのを恐れて魚を食べなかったミュリエルに、丁寧に骨をとって食べさせる場面。久しぶりに外に出た彼女と精油の香り当てゲームをする場面。印象に残る場面だ。一方でレオも、女子選手の指導者として再びボクシングに向き合うようになる。
ソフィーは表情と台詞しか演技できない難役。本作前半ではなかなかニコリとしない。その分後半に少しずつ見られる笑顔がいい。後半、レオが指導する女子選手を含めた男と女のエピソードが、盛り上がりそうで盛り上がらないのがやや残念なところ。