7月3日~6日
富山駅で兵庫県のみなさまと合流して、
のんびりと、蝶ヶ岳・常念岳縦走の予定で上高地へ。
梅雨晴れを期待しての入山でしたが、どんよりとした雲が垂れ込めていました。
宿は、お客様に結構評判の良い明神池近くの嘉門次小屋です。オリジナルの地酒が美味しいです。
明日の天気予報は、昼ころから、梅雨前線が日本海を南下し、長野県を通過すると予報がでてきました。
前線に追いつかれぬうちにと4日は朝4時過ぎに出発、徳沢からオオシラビソの香りが漂う長塀尾根を登り、
高嶺の花に気をとられ、上空を吹き抜ける風の轟音も忘れ、
蝶ヶ岳ヒュッテへ向かいました。シラビソの森を抜け小屋まで後数百mのところで梅雨前線の通過と遭遇、みなさんには立って歩けない風雨を体験していただきました。
5日、終夜吹き荒れていた暴風雨も、予想通り?!!朝9時ころには収まり、風に飛ばされ千切れる雲を眺めながら常念岳へ縦走開始です。
この時期の蝶ヶ岳・常念岳の稜線には花がたくさん咲いていました。
オオサクラソウ
シナノキンバイ
ハクサンチドリ
クモマスミレ
(秋田駒ヶ岳ではタカネスミレ素人では見分けが付きません)
ウメバチソウ
みなさん中々姿をあらわさない槍・穂高稜線に期待したり、足元の花を楽しみと昨日までの不安も払拭された様子で、初めての北アルプス縦走に大満足の様子でした。
今日も、早めに山小屋へ到着、
夕食後も中々姿を現さない槍ヶ岳の方角を飽きずに眺めていました。
6日 楽しい縦走も下山日となりました。穂高の稜線に見送られるように山を降りました。
こちらの山も雪解けが遅かったのでしょうか?
春の花がまだまだたくさん咲いていました。
オオヒョウタンボク
ムラサキヤシオツツジ
みんさん、お疲れ様でした!