山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

早春のニセコ連峰

2011年06月03日 | 登山 山歩き

5月30日
昨夜は、北海道山岳ガイド協会一押しの宿、山菜料理の美味しい新見温泉に泊まり、今日はニセコ神仙沼、羊蹄山山麓の半月湖散策です。

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新見温泉まで新緑に包まれていますが、すぐ近くの目国内岳ではまだスキーが楽しめるそうです。

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チセヌプリ山麓にある高層湿原神仙沼もようやく雪が解けたばかりでした。

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途中の道端でもいろいろな花に出会いました。

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エゾノリュウキンカ
半月湖周辺にはたくさんの春の花が咲いていました。

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シラネアオイ

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クロミノエンレイソウ

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新芽

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ツボスミレ

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オオカメノキ

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ヒトリシズカ

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ムラサキヤシオツツジ

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クルマバツクバネソウ

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ルイヨウボタン

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オオバナノエンレイソウ

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クロミノエンレイソウ

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ようやく、春に出会えたような北海道・4日間、花の山旅でした。

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コメバツガザクラ咲く樽前山

2011年06月03日 | 登山 山歩き

5月29日
今日は、カルデラ火山でも有名な支笏湖畔に聳える樽前山です。

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あいにくの雨模様ではありましたが、足元にはコメバツガザクラが一面に咲いていました。

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ミヤマヤナギ

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マイズルソウ

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ミヤマエンレイソウ

下山後、ハリギリの巨木が乱立する

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巨木の森、

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苔の洞門を散策して、ニセコへと向かいました。

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特別天然記念物 アポイ岳高山植物郡

2011年06月03日 | 登山 山歩き

5月28日
今日は、花の宝庫として有名な日高山脈南端に位置するアポイ岳(810m)登山です。東北の早池峰山と同じ超塩基性の特殊な土壌条件や海に近く海霧や強風、少雪という気象条件により、固有種が数多く生育している山です。

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エゾカラマツ

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ヤマザクラ

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エゾオオサクラソウ

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エゾシカ

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アポイタチツボスミレ

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アポイアズマギク

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サマニユキワリ

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ヒダカイワザクラ

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エゾキスミレ

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ヒメイチゲ

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チシマザクラ

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エゾムラサキツツジ

昨日、ウトナイコ湖畔散策の不安が的中??。

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標準コースタイム5時間のところ8時間近くかけ花を楽しんでしまいました。

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北海道の山はスケールが大きいです。

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植物の好きなみなさま

2011年06月03日 | 登山 山歩き

5月27日
北海道山岳ガイド協会、関西山岳ガイド協会、東北マウンテンガイドネットワークの3人ガイド、今日から春の北海道です。
新千歳空港から襟裳岬近くの様似町へと向かいました。

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時間に余裕があるので、ウトナイ湖ビジターセンターや湖畔の散策路を歩いたのですが、植物や花好きなみなさまにとって魅力的なルートのようで瞬く間に時間が過ぎてしまいました。

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本来の立ち寄り地点、
アポイ岳ビターセンターに到着したのは、閉館30分前でした。

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秋の八ヶ岳 

2010年10月28日 | 登山 山歩き

10月22日~24日
旅行社から頂いた仕事で、本沢温泉から硫黄岳、天狗岳、唐澤鉱泉を歩いてきました。
22日は、新宿を朝のあずさ号に乗り途中で昼食、午後3時半には本沢温泉に到着です。

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天気予報では、前線が南下して夕方には晴れるとのこと、

山の天気なので、予報通りに・・・。気温は3度やはりす涼しいです。

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23日、朝から快晴です、硫黄岳が目の前に現れてきました。

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放射冷却で、朝はかなり冷え込み体を温めながらのんびりと夏沢峠まで歩きました。

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峠の小屋の軒先にはツララが、

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小屋にはモモンガが顔を出していました。

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硫黄岳からの展望です。

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現在、立替工事中の根石山荘でカレーライスの昼食をいただき、天狗岳を目指しました。

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ここから、一気に標高を下げ、

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唐澤鉱泉まで単調なくだりが続きます。

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23日 唐澤鉱泉から新宿までバスと列車で移動です。バス時間を待つ間、唐澤鉱泉の源泉や

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敷地裏にあるヒカリゴケを見てきましたが、残念、この時期は光っていませんでした。

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八ヶ岳=冬山のイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、

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秋の八ヶ岳もたまにはいかがでしょうか!


 

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秋の北アルプス・乗鞍岳、焼岳

2010年10月19日 | 登山 山歩き

10月11日~15日
11日
相変わらず、忙しい日々が続いています。12日からの乗鞍岳、焼岳の仕事の為、11日朝10時ころから飛騨高山へ移動、三連休最終日各地で渋滞が発生何とか回避しながら夜7時に市内へ到着、あつかましくも飛騨山岳ガイド協会の重鎮宅に泊めていただきました。
12日
高山ラーメンが美味しい教えていただき、駅前で高山ラーメンを食べ、ゲストの方々と合流。

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自動車道日本最高地乗鞍岳・畳平へ向かいました。本日は、昨年、熊が侵入した畳平・銀嶺荘に宿泊です。

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13日
朝食前に、乗鞍岳を往復。

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高山駅で他のメンバーと合流、今度は平湯から上高地へと向かいました。

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明神池まで散策、糸屋さんこと“西糸屋”に宿泊です。

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14日
今日は、上高地から焼岳、中尾温泉へ下山です。

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15日
朴葉味噌の朝食をいただき、一路山形へと帰ってきました。

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涸沢ハイキング

2010年10月03日 | 登山 山歩き

9月27日~29日
のんびり過ごしてくださいという、メッセージと一緒に今回の仕事をいただいた。

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最初は??と思ったが、たまにはこのような仕事も良いもんだ。

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紅葉にはまだ早かった、昨年は今頃が見頃だったのだが紅葉のタイミングは難しい。

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パノラマコースを散策したり、

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朝焼けに染まる穂高の山並みがとてもきれいだった。

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上高地から横尾までの間に、北海道や大阪のガイド仲間、単独で縦走を終えた山形の知人といろいろな方とお会いできたのもうれしかった。ついでに、本谷出会いでは猿とも出えた。

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冬を控え最後の賑わいの、徳沢の紅葉も、あと一週間後だろう。

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穂高縦走 

2010年09月08日 | 登山 山歩き

9月3日~7日
昨年、槍ヶ岳から西穂高岳縦走を目指しながら、悪天候の為
北穂高岳で泣く泣く断念したHさんとSさん、ジャンダルムと西穂高岳に登りたいというMさんの3人で、北穂高岳から西穂高岳縦走に出かけてきました。

3日

平湯で大阪、横浜、山形と各地から3人が合流、

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一日目は幾分涼しさを感じはじめた、上高地から明神にある嘉門次小屋まで1時間のんびり散策しながらの行動です。

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この宿は、明治の頃から営まれている古い山小屋、一般的には明神池にある名物“岩魚塩焼き”を出している売店と思っている方も多いのでは、実は上高地エリアで一番リーズナブルな宿なのです。

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そして、数少ない老舗企業「有限会社 嘉門次小屋」です。

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この小屋の歴史に興味ある方はどうぞ↓

http://www.kamikochi.or.jp/contents/shisetsu/kamonji/kamonji.html

日本アルプスの黎明期はどんな様子だったのだろうかと想像しながら、薬草の入ったお風呂で汗を流し、暑い夏から開放される様な気分で、岩魚の骨酒をみなさんで回し飲み、

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夕食は名物の岩魚の塩焼き付きの美味しい食事をいただきました。

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4日

夜明け前に、北穂高岳を目指して嘉門次小屋を出発です。

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2日目は多少長丁場ですが、西穂高岳まで縦走を目指している皆さんだけあって元気いっぱい、余裕で北穂高小屋まで登っていただけるものと期待??。

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下界では38度、39度という数字が飛び出すほどの暑さに

みなさん、多少バテ気味になりながら涸沢小屋で一息いれ、

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“一番高いところにある山小屋”北穂高小屋へたどり着きました。ガイドだけが、“この夏一番涼しい”と感じていたようです。

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みなさん暑い中、忙しい時間を調整して参加されたのでしょう、多少バテ気味でも無理もありません。新しくなった標高3000mの北穂小屋テラスで涼みながらお茶をいただき、

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クラッシックの流れる中、定番メニュー“生姜焼き”を残さず食べ、元気を取り戻した様子を見てガイドは安堵です。

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夕食後の喫茶タイムにHさんと生ハムをつまみにアルコールを少々いただき、騒音の響く寝床でようやく眠りにつくことができました。

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5日

朝から快晴、ご来光を眺め、去年歩いた槍ヶ岳からの稜線を眺めたり・・・。

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遅い朝食をいただき?遅いといっても午前6時前なのです。「調子はいかがですか?」とあえて尋ねず(怖くて?笑イ)、淡々と準備を整え、静かさを取り戻した、山小屋を出発しました。

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今日は、涸沢岳を越え、穂高岳山荘まで数時間の行程です。今まで、いろいろな岩稜縦走を経験されている皆さんですが、一応、岩場での歩き方、鎖場の通過などを確認しながらの行動となりました。

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今日は、「下界の疲れ、昨日の疲れを穂高岳山荘で解消していただき、西穂高までの縦走を乗り切ってください」と手を合わせる思いで出発です。ガイドは登る為の安全確保や環境は整えることができますが、“歩き通す”か“諦めるか”みなさんの気持ちまでは、中々思うようにガイドはできないのです。

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そんな気持ちが通じたのでしょうか、皆さん元気を取り戻された様子、涸沢岳ではしばらく山を眺め、予定通り穂高岳山荘へ到着です。

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昨日の山小屋よりもわずかですが標高が低いので、多少は快適に過ごせるとは思いましたが、受付で「混みそうです」と一言、昨夜の騒音を考え?、安眠を確実にする為個室をキープしました。

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山荘前のウッドデッキに座り、ワインをいただきながら昼食を食べ、雲を眺めたり、テント場を見学したり、山荘に置いてるマンガ“岳”に夢中になったりと思い思いに半日、穂高岳山荘でのんびりと過ごす事ができました。

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これが穂高岳山荘の夕食です。そういえば3週間前も同じ?、昨年泊まった時も同じ?、でもこのような高所で美味しい食事が頂けることに感謝、感謝!!

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6日

いよいよ最終日、そしてジャンダルム、西穂高岳への縦走です。

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ヘッドランプの灯りを頼りに奥穂高岳に登り、思わず足がすくんでしまった馬の背を無事越え、ロープを使っての行動なので次ぎ次ぎと登山者に抜かされながらも、ジャンダルムへと順調に進みました。

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最初の目標、“ジャンダルム”の頂に立ったとき、感激のあまり涙腺が緩んだり、大声をだしたり、何枚もポーズを変えシャッターを押したり、万歳をしたりとみなさん思い思いに感激を表現をしていました。

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でもガイドは、彼方の西穂高岳を眺め、

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怪しげな雲行きを心配したり、アクシデントの無いことを祈るだけでした。まだ縦走はスタートしたばかりです。

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その後も、天狗の頭、

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間ノ岳と

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疲れることもなく順調に縦走を続け、西穂高岳、

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西穂山荘と過ぎ、

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16時45分のロープウェイの最終便で下山。直前に予約を入れた、平湯温泉“ひらゆの森”でリフレッシュです。

ひらゆの森 HP ↓

http://www.hirayunomori.co.jp/

今回は予定通りの行動ではありましたが、いろんなドラマが日替わりで展開、一時は“断念”の文字も頭に点灯しましたが、諦めないで本当に良かったと思います、みなさまお疲れ様でした。“結果オーライ”です!!

台風が近づき、夏の空気から秋の空気に入れ替わろうとしている中、北アルプス・穂高縦走は終わりました。

6月から続いた北海道、東北での仕事、8月から一ヶ月続いた、北アルプスエリアでの仕事、お陰様で無事に終えることができました。

これも、参加されたみなさまの“諦めない”気持ちのお陰と思っています、ありがとうございました、感謝、感謝です。!!

たくさんの人に山へ登って欲しい、そんなお手伝いをさせていただくのがガイドの仕事と思っています。今後ともよろしくお願いいたします。!!

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知床・シレトク〈sir-etok〉?=大地の行づまり または地の涯?

2010年08月06日 | 登山 山歩き

7月27日~8月4日
北海道・道東、知床エリア羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳に出かけててきました。

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この間、クルマで走った距離約4500㌔北海道の大きさをあらためて感じた山旅でもありました。

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前半は、曇りがちな天候でしたが雨具を着ることも無く、
天候と登山時間に合わせ
7/28 斜里岳 

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7/29 雌阿寒岳 

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7/30 羅臼岳

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後半
8/2 羅臼岳

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8/3 斜里岳・知床五湖巡り

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8/4 知床クルージングと

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アイヌ部族間争いの伝説を秘め、花の宝庫でもあるオロンコ岩に登りと

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各々、知床エリアを充分楽しまれた様子でした。
北海道の地名はアイヌ語から由来するものが多く、発音に漢字を当てたり、意味を日本語に解釈して名付けられたものが多く占めています。また、明治以降開拓者が増加するとともに、願望や開拓にちなんだ新しい地名も沢山生まれました。
知床もシレトク(シリエトク)〈sir-etu〉には「大地行きづまり」(地の涯)「第一岬」 などの意味もあるそうです。
岩尾別温泉にあるホテル地の涯という奇妙な名も知床の意味から来たのでしょう。

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 標高1,547mの斜里岳は、千島火山帯に属し知床連山と阿寒・摩 周火山群をつなぐ位置にあって、斜里川(「シャリ」は、アイヌ語の「サル(葦のある湿原)」が訛ったもの)の水源を持つため斜里岳と呼ばれていますが、昔 は遠音別岳、海別岳とともに、アイヌ語のオンネヌプリ(オンネ=親、ヌプリ=岳、山の意)と呼ばれていたようです。

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標高1,661mの羅臼岳はアイヌ民族はカムイ(神)が住むと考え、畏敬の意を込めて爺々岳(チャチャヌプリ)と呼んでいました。 海(オホーツク海・根室海峡)、山(知床連山)、島(国後島)が一望できる山は国内ではここだけと言えます。

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日本アルプスなどに比べると標高そのものは低く見られますが、登山口から山頂まで標高差は1400~1500mあります。

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このエリアの山々は高緯度に位置するため真夏でも山頂付近は5℃以下になることがあり、 本州3000m級の山に匹敵する登山となります。
東北も含め北方民族が豊かに暮らしていた、縄文時代を
彷彿とする地名はとても魅力な響きに聞こえました。

なんとなく、秋の気配が漂いはじめた北海道の山々でした。

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空っ風の山へ

2009年11月13日 | 登山 山歩き

11月7日~8日

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東北の山々はそろそろ雪景色に変わる頃、もう少し秋山を楽しみたいと数年前からはじまった、この時期の上州登山。

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1日目は空っ風で有名な赤城山。

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2日目は登山よりもスリルに満ちた栗原林道走行が印象深い皇海山。

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頂上付には、雪があり、頂上からは日光白根山、上州武尊、白い谷川岳が望めました。

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今年も天気に恵まれ、みなさん東北の山とは一味違う山登りを楽しむことができたようです。

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飯豊連峰縦走 7月13日~17日

2009年07月27日 | 登山 山歩き

飯豊連峰全山縦走 1回目
縦走下山口の新潟県・奥胎内ヒュッテで合流、土砂降りの雨のなかスタート地点・福島県川入の民宿高見台へ。
14日:激しかった雨も止み、初日は雨具を着ることなく切合小屋へ何とかたどり着いた。

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15日:縦走二日目、移動性高気圧に恵まれ飯豊本山・大日岳を目指すが、天候は良いのに台風の接近を思わせるような強風が飯豊本山から吹き荒れていた。

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飯豊本山を越える頃から、雲行きが怪しくなり天候が変わらぬうちにと大日岳を往復。夕方3時過ぎに御西小屋へ戻るとすぐに大日岳が雲に隠れ風がますます強まった。

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16日:昨夜から風が強く、視界も悪いが幸い雨が降っていなかったので様子を見ながら出発、まずはカイラギ小屋を目指す。烏帽子岳辺りから、風はますます強まるが、推定風速30m前後の風が吹いていたようだ。途中の小屋を利用しながら予定通り頼母木小屋へ。

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17日:未明ラジオのニュースで北海道遭難事故を知る。
今日は、昨日の強風も収まり予定通りエブリサシ岳を往復し、
松の足尾根を下る。

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北東北 花の山巡り パート3 スペシャル

2009年07月08日 | 登山 山歩き

*7月3日 八幡平
午前中は、森吉山山麓の鉱山やマタギの資料館を見学しながら、歴史の勉強。途中で見かけた秋田側・八幡平のワタスゲ、ニッコウキスゲ、レンゲツツジ、コバイケイソウの彩りに思わず車を停めてしまった。

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夕方から、八幡平へ登る。

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柔らかい日差しの中、アオモリトドマツの甘い香りを楽しみながら、ウラジロナナカマドとタカネナナカマドが混生している様子を観察、短い夏を急ぎ足で過ごす高山の花、木が力強く見えた。

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*7月4日 森吉山

花の百名山として近年訪れる人が多い山。2日前の市議会で運行が決まったばかり、お陰様で今シーズン最初の運行日と重なり予定通りのコースを歩くことができた。

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 水の郷百選、クマゲラ、ブナ、滝、ゴンドラスキー場、パウダーパラダイス、ダム、1300年の歴史を持ちかつては生産量日本一を誇っていた鉱山、循環鉄道、チェーンソーアートといろいろな話題のある山。いつになったら静かな山に戻るのでしょう。

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今シーズンのゴンドラ運行は地元のNPO法人が携わることになる、運行予定は、7月4日から10月までの予定。

冬の営業はまだ未定のようだ。

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090703f

*7月5日 八甲田・大岳

肌寒かった一ヶ月ほど前とは違い残雪も消え、盛夏の八甲田にすっかり衣替えをしていた。大岳直下の雪渓もかなり少なくなっていた。

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井戸岳周辺ではイソツツジ、マルバシモツケ、ミヤマオダマキが、毛無岱はミツガシワ、シャクナゲ、ガクウラジロヨウラク、ワタスゲの実などが見頃。

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酸ヶ湯温泉の裏の“ぶな林”がこんなにきれいだったとは気がつかなかった。

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*7月6日 秋田駒ケ岳

相変わらず、百花繚乱の秋田駒ケ岳。八合目から片倉岳周辺ではミヤマハンショウヅル、マルバシモツケ、エゾツツジ、ミヤマダイコンソウ、コバイケイソウ、オノエランなどが見事。

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阿弥陀池周辺では、ヒナザクラ、ムシトリスミレを見ることができる。

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馬場の小路では、次々とチングルマ、イワカガミ、ミヤマカラマツソウ、シラネアオイ、ミネザクラが咲いています。

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待ちに待ったコマクサも花が咲き、斜面全体が色づきだした。

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国見温泉へ向かう途中では、ブナの実が涼しげに風にゆれ、サラサドウタンが満開、イワナシも実をつけはじめ、ツルアリドウシの赤い実も印象的だった。

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*7月7日 早池峰山

何度訪ねても魅力の尽きない山。

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この時期は、ハヤチネウスユキソウ、ミネウスユキソウ、ミヤマウスユキソウが同時に見ることができる。

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ナンブイヌナズナはそろそろ終わり、代わってナンブトラノヲ、チシマフウロウ、サマニヨモギ、

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ホソバツメクサ、ホソバイワベンケイなどが見頃を迎えている。ミヤマオダマキ、アズマギク、ミヤマシオガマは変わらず鮮やかな色で出迎えてくれた。

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麓にはヤマオダマキが落ち着いた色合いで静かに蕗の葉陰で咲いていた。

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参加者募集中!!

2009年05月29日 | 登山 山歩き

6月の企画プランです。参加者募集中!

初心者対象ののんびりプランです!
1、立山三山縦走 6月5日~7日(2泊3日)

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  以下3コースは、東北の山の魅力満載!!
初心者の方でも気軽に参加できる、山小屋体験プランです。
A、鳥海山 百宅口から 6月10日~11日(1泊2日)

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B、秋田駒ケ岳縦走 6月13日~14日(1泊2日)

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C、朝日連峰 障子ヶ岳6月17日~18日(1泊2日)

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*参加希望、詳細な情報が必要な方は、
 お名前、アドレス明記してご連絡ください。

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第29回日本登山医学会学術集会のご案内

2009年05月19日 | 登山 山歩き

5月19日
5月30日(土)~31日(日)にかけて
第29回日本登山医学会学術集会が東京で開催されます。どなたでも参加できる集会です、お時間がある方は是非!!冒険家三浦雄一郎の講演も予定されています。登山に役立つ情報がたくさん得られるのではないでしょうか。

メインテーマ:「登山医学の原点を問う」

学術集会キーサブジェクト
1.低酸素への順化と高所性心肺脳障害の成因と対策
2.中高年登山者の遭難事故防止への医学的アプローチ
3.山岳診療所の運営実態と将来
4.山岳環境の医療への貢献
 
日本登山医学会のHPです。
 

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今年は、4年前から月山エリアで開催されています、雪崩事故防止講習会(今年で4回目)で低体温・救急救命の講義・実技等で一回目からお世話になっています、地元 山形県東根市の北村山公立病院脳外科医師國本健太先生も『月山における雪崩事故防止講習会』というテーマで発表を予定されています。

あわせて、先生からは救急救命の分野で東根市遭難対策委員会のお手伝いにもいただいています。

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新潟 御前ヶ遊窟 

2008年06月26日 | 登山 山歩き

6月16日~17日 御前ヶ遊窟と麒麟山

16日 麒麟山の岩場で・・・ 17日 御前ヶ遊窟で・・・

先日、地図を眺めていたら 御前ヶ遊窟という地名が飛び込んできた。

『面白いよ !”』と誰かが話していたのを思い出し出かけてみた。

上級登山道と登山口の案内板には書いてあった、

沢沿いの道を1時半ほど歩き、シジミ沢へ、

標高差400mの草付きスラブにかろうじて踏み後や赤布が・・・・

クサリ場もあるけれど草付きに根を張っている潅木から下がっている、

クサリは信用できますか? 

岩場のルートと書き換えたほうがいいのでは?

               

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