11月5日・6日
第8回 全国自然ふれあい集会 2011
社団法人日本山岳ガイド協会では、10月に環境省が推進する「全国自然歩道を歩こう」月間に協同し、自然歩道でもある登山道を歩くことを実践しています。山岳ガイドと共に日本各地の山々を同キャンペーン中に「山を歩こう」月間を盛り込み、自然にふれあう登山を実践してきました。8回目の今年はキャンペーンの最後を締めくくりとして、社団法人日本山岳ガイド協会 会長 谷垣禎一、専務理事 磯野剛太が同行、東北のみなさまと交流を深めてまいりました。
5日は、専務理事 磯野剛太同行で磐梯山行われました。
わたくしはというと、6日の東吾妻山の下見、ビジターセンターで道中見かけた植物の名前や冬芽、東吾妻山に関する自然映像や火山や歴史資料などを閲覧、6日のガイド資料づくりに追われていました。
6日は、会長 谷垣禎一、専務理事 磯野剛太、特別委員 金田正樹ドクターほか参加者は、福島駅からチャーターした大型バスで一緒に標高1600mにある浄土平へと向かいました。そこで、他の参加者やスタッフと合流、総勢70名近い方を5つのグループわけていただき、福島県出身の熊田ガイドを筆頭に東北のガイド5名で、東吾妻山を目指しました。 参加された方の中には、原発で避難を余儀なくされ不自由な避難生活の息抜きのつもりで福島各地の山開きに参加、いつの間にか山の魅力に引かれたという方もいらっしゃいました。
小雨のふるあいにくの天候ではありましたが、閉会のあいさつで「雨の山もまた楽しい・・・」という会長のお言葉通り、
みなさん思い思いに、小雨ふる晩秋の吾妻山そして福島の自然を楽しんでいただきました。
わたくしも、30年近くおつきあいいただいている磯野剛太さんとも久しぶりに同じ頂へ、いろいろな方のご縁からおつきあいいただいている金田先生や熊田ガイドも・・・、東京から見えた日本山岳会の重鎮はじめ同会福島支部のみなさん、東北山岳ガイド協会のガイド仲間、幣会の安部、伊東、小野も一緒と、同じ頂上へ・・・。
みなさんから多くの元気をいただくことができました。
わたくしも「雨の山もまた楽しい・・・」
一日となりました。