3月16日~18日
山形支部恒例の鳥海山を滑る会に初参加。
山形県側湯の台登山口から2時間のところにある、“山雪荘”。
国定公園境界ぎりぎりの標高860mに建てられた
個人の山小屋です。ここをベースに鳥海山を滑ってきました。
天気は良かったのですが、予想に反して西風が強く、雪も緩まず硬い斜面に苦労、
標高1600m河原宿まで登り引き返してきました。
でも、雄大な景色をのんびりと味わいながら小屋へ。
支部行事、今回も最年少参加ですが、
先輩方の四方山話、鳥海山やイヌワシのお話など興味尽きないお話を伺いながら、“不肖後輩”は食事つくり、雑用をこなしながら、とても楽しい有意義な時間を共有できました。感謝!
それにしても、山雪荘、画像からはわからないと思いますが、
8畳一間と6畳ほどのキッチン、ストーブ完備、トイレも小屋内にあり、湧き水も近くにあり、発電機も備わりと、とても快適でした。
ため息です、
PM2,5の影響で雪を溶かして水をつくる雪山登山生活ができなくなってきました、深刻です。
小屋の周りは、イヌワシ、クマタカ、テン、熊、うさぎ、カモシカと動物たちの楽園なのですが、、、
野生動物の影響も心配ですね!
3月11日~12日
2月20日から約一ヶ月続いた6本の仕事、最終回。
今回は、スキースクールの教師の皆様を対象とした、オフピステスキーガイド資格検定の前半を担当しました。
1日目は、長野県小諸市にある、日清製粉創業者ー安藤百福記念自然体験活動指導者養成センターで
講義と雪のない野外でビーコン操作練習やロープワーク、、、
それにしても、すばらしい施設です。シンプルな部屋、研修施設なのでテレビはありません、
バリアフリーの廊下、
浅間山が目の前に広がる食堂、
12日は、ちょっと離れていますが奥志賀高原・杉山スキースクールの宿泊施設「スポーツハイム奥志賀」へ。
焼額山頂上では、ガイディングや雪の観察、宿舎周辺で雪崩レスキュートレーニング、シート搬送、夜はガイド実施前の行動判断、お客様への事前説明などのシュミレーションなどなど、、、。
オフピステスキーガイドは、スキーの楽しさを心得ている、
スキースクール教師のような立場の方が取得されるのがいいなと実感できた充実した日々を過ごさせていただきました。
感謝、感謝!
スポーツハイム奥志賀・美味しいコース料理も◎です。
3月4日~6日
前日までの検定を終え、おなじ栂池高原スキー場に隣接している、ホテル雪倉という宿へ引越し、しばし休養タイム。夕飯に出していただいた前菜のサーモンロール、
自家製の野沢菜、
宿のご主人おすすめの、美味しい地酒にホッと一息。
「美味いな~!」
4日からは、
長野・東京の方4人を迎えてオフピステスキーガイド検定です。
朝からいい天気ですが、、、
4日は講義とビーコン操作練習、雪崩レスキュートレーニング、、、
5日から、スキーを履いてフィールドへ出る予定です。
今回も、実際のガイドの仕事に即役立つようにと理論と実践の
繰り返し、、、
お客様に負担のないルート取り、登高角度を意識してのスキーガイディング、
雪の観察と行動判断、
万が一に備えて、雪上での引き上げ、
そして搬送、
スキー場では滑走技術の確認と、
今回も忙しい3日間、でもスキーは楽しいです。
お互い、充実した3日間となりましたね、お疲れ様でした。
3月1日~3日
今日から、2回目の公)日本山岳ガイド協会主催のガイド資格検定『雪の安全管理技術義務講習』を担当、栂池高原スキー場・やまきゅう荘へとやってきました。
3日間で、雪山のリスク、疾病、冬の気象とリスク、雪山のガイディング、雪崩事故対策と今回も朝から晩まで理論と実践を繰り返し、夜はチームごとのディスカッションと実際のガイドの仕事に即した内容に、、、前回よりは少しだけ余裕がありましたが、、、
夕食の後も講義があるので、アルコールはお預けです。自動車教習所の路上教習と同じようにとらえ、実際のガイド業務に即した事前のプランニングからフィールドでのガイドを意識したら、検定員4名・受講生27名ともにハードな3日間となりました。
でも、登山ガイドという資格を得るための最後の実技検定だから真剣に取り組むのは仕方のないことですね!!