山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

盛大な 壮行会

2024年11月19日 | 国立極地研究所 南極観測事業支援
11月18日
 
 
コロナ禍で一時中断していた壮行会にご縁をいただき送る側として出席させていただきました。
今年は日本山岳ガイド協会会員の2名が第66次南極地域観測隊・越冬隊隊員
(2024年12月5日~2026年2月23日)として12月5日昭和基地に向け出発いたします!
 
 
 
 
 
第50次南極地域観測隊に初めて日本山岳ガイド協会の会員が参加、
様々な形態で延べ17人の会員が南極の地で活動して参りました。
この度2名の会員ががその歴史を紡いでいただくことになりました。
 
(中谷防衛大臣)
 
おかげさまで会場では懐かしい方々との再会(59.60.61次隊)、
59次隊では往復、60次隊では復路乗船させでていただいた砕氷船「しらせ」乗員の方々との再会と
「また一緒に!」の声をいただき感無量なひと時を過ごすことができました。
 
 
帽フレー!
 
感謝!
 
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イザベラ・バードが辿った道にふれる

2024年11月19日 | 日本奥地紀行

11月17日

今から145年前明治時代初期に日本を旅した 女性旅行家 イザベラ・バード

山形県には小松(現川西町)、上山市、楯岡(現村山市)、新庄市、金山町に宿泊し足跡を残している

その自宅のある村山市から大峠を越えイザベラ・バードがかつて旅した風景をおもいながら

会津若松から日光へと通じる国道121号会津西街道を辿り都内へと向かった

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持続可能な組織を考える ③ 後輩の育成

2024年11月19日 | 東北マウンテンガイドネットワーク
11月16日
10月から始めた将来弊会会員へのガイド技術指導ができる指導者育成を視野に入れた、指導者育成・指導者向け研修
「教えることについて考える研修」3回目(全4回)
自宅近くの里山公園で、登山者目線、登山ガイド目線、指導者目線に立ちながら「教え方、伝え方について」
実技を通じ考え
ランチミーティングでは
「OODAループ思考」「PDCAループ思考」の違いを比較しながら、ガイド業務にどのように活かせるかを各自発表いただき、「PDCAループ思考」は計画段階など事前準備に活かせるのではという意見、「OODAループ思考」は短期間(例:歩行)や1日の行動など中短期スパンの中に「行動の軌道修正」、「中止の判断」なども含めた考え方も必要ではという意見がでて方向性が見いだされた、ついて議論したりと悩み多き1日だった。
 
さて成果は未知数である?
数年先の研修風景を楽しみに、、、来週最終回を迎える。
 
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平和と自然災害と山登り

2024年11月19日 | 地球環境の激変

ある日

12月に担当する研修予定地山域の下見に出かけた

場所は宮城県丸森町 岩岳 

2019年発表の台風19号の影響でいまだに主要な登山口へ通じる林道は再開の目途も立っていない

登山道の安全確認もまだのようだ(第三登山口は利用可能)

丸森町内では災害復旧工事や河川改修が進められている。

人口減少と言われ久しい、当然生活基盤となる場所からの復旧が優先となり登山道へ通じる林道は後回しになるのは

仕方のないこと。

そんなことを考えていたら 登山と平和について考えたことをおもい出した。

1989年

シシャパンマ峰愛知学院大学山岳部登山隊に参加、ネパールから隊荷を中国へ輸送することになり一人ネパールへわたり

現地エージェント・ヒマラヤンジャーニー、ラクパ・テンジンシェルパファミリーの力をお借りして

隊荷を日本からネパール、ネパールから中国へと通関手続きの為

ネパール政府役所、在ネパール中国大使館へ何度も足を運んだ

ようやく中国大使館から通関の許可がおり隊荷を積んだトラックに乗りネパール・中国国境の町・友好橋のあるコダリへ向かった。

予定では橋の中間(国境)で後ろ向きにトラックの荷台をつけ荷物を積みかえるだけだったのが、、、

何と直前の大雪で道路が通行止めになりトラックが入れなくなるアクシデントが発生、急遽ポーターを雇うことになり、ポータが背負う為隊荷を30㌔に梱包し直しパッキンリストも書き直すということに 

何とか100個近い荷物に詰め直しポータも手配でき無事国境を通過できたのはよいが、通過中国境警備に当たっていた中国人民軍の兵士から銃剣をちらつかせながら緊迫したなか通過したことを思い出した。

調度天安門事件(1989年4月15~6月4日)直前の頃で結果チベットで登山活動ができた登山隊は我々だけであった。

帰国後はコメの不足からタイ米を緊急輸入し毎日タイ米の弁当を食べたことも、、、

その時のことが「平和と山登り」を今も山に登るたびに思い出すことがある。

いま、世界各地で紛争が起き、さらに世界各地、日本各地でも激甚災害が起こり、地方では過疎化が進み、里山が荒廃

あたり前のような登山行為ができなくなり、当たり前のように登っていた里山が登れなくなる現実をこの岩岳を通して

目の当たりにした出来事だった。

平和と安定した気候に感謝!

 

 

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ガイド仲間と切磋琢磨

2024年11月19日 | 日本山岳ガイド協会

11月5日と6日

よく利用っしている宮城県川崎町にあるオボコンベ山でガイド仲間と研修

読図について

ガイディングについて

安全管理についての研修を実施

この時期にしてはあたたかな日和

まだヒルが活動していたのにはビックリ!

感謝!

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