5月23日~30日
いろいろな方の支えとおかげさまで14年ぶりに、
国立登山研修所主催事業
「大学生登山リーダー春山研修」の
講師として参加させていただきました。
2日かけてコース選択、ナビゲーション表作成、
食料計画、ロープワークと入念に準備して入山です。
入山日は午後からあいにくの暴風雨
テント設営、生活が大変でしたが、
翌日はうそのような天気になりました。
実技研修を終え
一緒に剣岳へ
研修5日目
楽しい思い出でなく、高みへのステップと
自覚して欲しいと願いながら
自分の子どもと同じ年の
学生と一緒に剣岳にと立つことができました。
そんな姿を見ていたら、思わず涙がこぼれてきました。
実技最終日は、
剣沢・三田平から室堂まで
約8時間かけて、搬送訓練です。
研修当初は、遠慮、力の出し惜しみなどが目立ち
チームワークもバラバラだったわが班の学生でしたが、
実技最終日の搬送訓練をやり遂げたときは、
みんなが心を一つになったという
達成感からでしょうか涙を流す学生の姿も、、、
入部して3年目、4年目で
部員を引っ張るリーダーになるという
宿命、苦悩は昔も今も変わらない
と思います。
研修中、リーダーについて自問自答しながら
苦悩、迷い進む学生の姿から
「リーダーとは、思いやりの心を持つこと!」
という言葉を
引き出していただいた研修会となりました。
あらためて、
このような場をいただいたことに感謝申し上げます。
時代遅れの講師 拝