南岸低気圧と強い寒波の影響で 降雪、積雪が予想されていた当地だが 昨日夕方 一時的に霙が降った程度で 積雪には至らず 今の所 平地には雪景色が見られない。午前中 冷たい雨が降り続いており、次第に回復する見通しのようだ。
北海道や東北、北陸等日本海側で 例年にない大雪になっているという今冬、当地では 昨年暮れから まとまった雨の日がまったく無く、小さな川は干上がっている状況、やっと大地が潤うような雨になり なんだかホッとしている。
雨の日曜日、
これから 食料等の買い出し?の付き合いになりそうだが
ふっと思い浮かんだ曲、「若者よ」。
若い頃、歌声喫茶で良く歌われたり、学生運動で歌われたり、フォークダンス曲であったりした「若者よ」という曲。当時 ラジオ等からも よく流れていたような気がする「若者よ」。
今更になってネットで調べてみると
「若者よ」は 作詞 ぬやまひろし(西沢隆二)、作曲 関注亮の 歌詞が1番しかない短い曲。
わかものよ
からだをきたえておけ
うつくしいこころが
たくましいからだに
からくもささえられる
ひがいつかはくる
そのひのために
からだをきたえておけ
わかものよ
「若者よ」、実は 戦前共産党員だった西沢隆二(詩人としての筆名・ぬやまひろし)が 昭和21年に著した「詩集・編笠」に収録された詩で、作者にとっての歌意は 「暴力的に粉砕する革命期がやがてやってくるので、その日のために身体を鍛えておけ」だったのだという。つまり、単純な青春歌謡でもなければ、反戦歌でもなく、フォークダンス曲では無かったが 昭和20年代、30年代の若者は 歌意を深く考えることもなく 大声で歌っていたような気がする。戦後の貧しい暮らしから立ち上げろうとする若者達には 自分達を奮い立たせる歌だったのかも知れない。
ボニージャックスの「若者よ」 (YouTubeから共有)