先日行った散髪屋での話。
ここのご主人は県内山間部の出身、休みの日には近くの山で養蜂も楽しむというアクティブな人。
話題が山菜採りのことになった。
『マダニに気を付けんと・・・。あれは怖いよ〜』だって。
そうだった!確かにこの時期、草むらなどに入る時は要注意だ!
去年もマダニの怖さについていろいろな報道があった。
『山へ行く時は、長ズボン、長靴、手袋、長袖のシャツは絶対に忘れんといて・・・』と。
土筆の季節が過ぎ、山の方へ行くとワラビ、ゼンマイ、イタドリなどの山菜が元気に伸びている。この山菜採りの時期は、マダニの被害に注意が必要だ。
いろいろ調べると、マダニは大型の吸血性のダニ。哺乳類に咬みつき、頭部を皮下まで侵入させ、毛細血管を切り裂いて直接血を吸うのが特徴だ。血を吸って、体が何十倍にも膨れ上がることもあるという。
去年、死者まで出たSFTS(重症熱性血小板減少症候群)。処置を誤ると死に至ることもあるといわれている。特に春から夏にかけてが活動期で、山や草むらには多く生息している上、犬や猫などのペットにも寄生している場合もあり、これらに近づかないことが大切だ。そして、こういう場所へ行き自宅に帰ったときは、衣類などにマダニがいないかを確認し、部屋に入るようにしないといけない。
まだ1度もマダニに遭遇したことがないが、マダニの話をカミさんにすると、山菜はスーパーでも安く売っているっから、危ないところへは近寄らないでねっ!と言われた。
怖い!怖い!! マダニの被害だ。