新潮文庫 平成3年
1960年代後半から1970年代にかけてのTV
ウォッチング日記。
ぼくとは15歳くらい歳が違うので、書いてある
TVのことはほぼわからなかった。でも、その当時の
手触りというようなものはなんとなく理解できるので、
すごく楽しかった。
ぼくもTVのウォッチャーとしては、なかなかのものだ、
と自負している。
最近のぼくの興味は昭和歌謡にあるので、ピンクレディー
の記述なんかは、とてもよかった。
ぎんざNOWではなく、ぼくの世代は夕焼けにゃんにゃんだった。
とんねるず世代で、お笑いが台頭してきたころだ。
こらっ! とんねるずっていう番組があって、日曜の17:00
から15分くらいやっていた。とんねるずの番組はビビットで
おもしろかった。ただ、長くみなさんのおかげですなんかはやり過ぎて
それで、評価を落としたようだ。
けど、この本にはそこいらへんのことは書いてないのね。やはり、ちょっと
ギャップがあったみたいですね。でも、TV愛は充分伝わってきた。
(読了日 2022年9・29(木)12:10)
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