新潮文庫 昭和59年
文章のおかしいところが散見されて、おしまいには横浜港
山下桟橋の山口氏の風景画が逆さまになっていた。これは
だめでしょう。
だから、ぺーぺーの作家かと思って調べたら、直木賞作家
だった、有名でもあるし、このつくりはまずいんじゃない
のか。
けど、内容のほうは上の歯が一本しかなくて、ものを食べる
と切り取り線みたいになる、とか、序盤はおもしろかったけ
ど、まあ、大した話しもなく、ときどき、くすくすと笑うく
らいで終わったね。このひとが友達だったら、おもしろいけ
ど、丸谷才一氏がいうようにちょっとうるさいかもな。
ドスト氏と山口氏の風景画も載っている。ヒマつぶしには
丁度良いやもしれぬ。……合掌。
又を開いて十五年、飛ぶ猫と申ぜて飛び丸と申しましたが、拙者、2019年に旅たちました。ご近所へ、ではなく、メイドへです。メイド喫茶には行ったことはないけど、楽しいとこじゃないかな。
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