新潮文庫 平成5年
この本が書かれてから三十数年が経ち、この本が
書かれてから二年後の平成7年に瞳氏は亡くなっ
ている。
まず、第三景の浅草のロック座のストリップショー
を見に行く、というやつ。67歳でもなお女の裸に
興味があるのか、と驚かされるが、それが、食い合わせ
が悪かったか、女の裸に反応したか、いきなり、死
にそうになって、吐きまくって、救急車で運ばれている。
うーん、これでは死んでしまうのを分かるね、二年後に。
代官山に行ったときに、シェ・リュイという菓子屋に
立ち寄っている。丁度このころ、亡くなった義兄が修行
していたころではなかろうか。ケーキと言わないと売らない
という女の子の店員にえらく腹を立てている。
その後、義兄はシェ・リュイをやめて、春日部に店を出した。
1997年ことの話だ。
山口氏はなんにでも文句があったらしく、えらいメンドクサイ
ジジイだったらしい。
ぼくも、東京を離れて22年、東京の街は変わったのだろうなあ
もうそろそろ東京行ってみっか。
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