中公文庫 「奇妙な味の小説」所収。
この短編は山田詠美氏・編の「せつない話」の巻頭
に載っている話として一読している。
ストーリーなどは重複するので、避けるが、想った
ことなどは似たような感じだった。
思い込んだら百年目の童貞の19歳の暴走気味の
ところとか、おもしろい、と思った。
これは吉行氏が編んだ、「奇妙な味の小説」という
文庫本なので、ご自身でも気に入っていたし、評価
も高かったのではないか、と想像できる。
自分で満足出来る作品を書けるってすごくステキな
ことだな、と思う。
僕は未完成でもいつでも、自分の作品に満足を感じる。
かといって、上昇志向がないわけじゃなく、常により
よい作品にしていこう、と思っている。
(読了日 2024年9・6(金)0:55)
(鶴岡 卓哉)
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