古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

あるく魚とわらう風      椎名誠

2022-02-12 03:02:34 | 本の紹介

集英社文庫       1997年

 

あるく魚とはシーナ氏のことだと本人はいう。1995年から96年

 

のシーナ氏のあわただしい日々を描いた日記。この人の不思議なところ

 

は、その体力もさることながら、あれだけ好きにビールだのを喰ったり

 

飲んだりしているのに腹が出っ張らないところだと思う。フツーの男

 

なら速攻ビールっ腹ででっぷりと腹が布袋様のようにでてしまう、と

 

思うのだが。まあ、これだけ動いているのだから、消費しているのでし

 

ょうねえ。スーパー超人シーナといっていいと思う。フツーの人がこんな

 

生活を一か月もしたら再起不能になるんではないか。それを十数年続け

 

ていたというんだから驚きだ。

 

ぼくは絶対にこんな生活はいくらもらってもイヤである、ということは

 

明かだ。息が詰まって、即死亡だろう。……合掌。

 

 


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