河出書房新社 1989年
1989年に長野まゆみっって人がこんな素晴らしい小説で
文藝賞を獲ってデビューしていたなんてしらなかった。
メルヘン文学というと甘っちょろい感があるが、幻想小説とも
いえるし、とにかく、言葉選びがデリケートでとても良い。
一つ一つの言葉がきわ立っている。
三十年近く前の作品なのに、ぜんぜん古びていないところが、
いかに斬新だったかを伺わせる。
長さも丁度良い。
1989年に長野まゆみっって人がこんな素晴らしい小説で
文藝賞を獲ってデビューしていたなんてしらなかった。
メルヘン文学というと甘っちょろい感があるが、幻想小説とも
いえるし、とにかく、言葉選びがデリケートでとても良い。
一つ一つの言葉がきわ立っている。
三十年近く前の作品なのに、ぜんぜん古びていないところが、
いかに斬新だったかを伺わせる。
長さも丁度良い。