古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

パレード   川上弘美  絵・吉富貴子

2022-01-03 01:26:19 | 本の紹介

新潮文庫   平成14年

 

「センセイの鞄」の続編なのだろうか。とにかく、1H20Mくらいで

 

読み終わってしまった。

 

こういう薄い本ってドキドキするんだよね。翻訳本とかでも、ドストエフ

 

スキーとかにあるやつ。

 

ハバにされる子について、昔の話をしてくれ、とセンセイにせがまれて、す

 

るのだけど、それを読んで、ぼくも急に思い出した。それは小四のころで、

 

男の子だったんだけれど、手とか顔とかがものすごく汚くて、みんな敬遠

 

していた子がいたな、と。ぼくは親しくもなく、たまに話しかけても、逆に

 

ぼくはがシカトされていた感じだった。逆に先生がその子をイジメてはい

 

けません、と明言したので、みんなが(ぼくだけか?)いじめていたのか、と

 

思ったくらいだった。ぼくは小四のその頃くらいまで、ぼんやりとした子だった

 

ので、よくわからん、と思っていた。そんなことを思い出して、その子も50

 

になるんか、どんなオヤジになっているのだろうか、などとつらつらと思った。

 

……合掌。


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