100年を待って、めぐり合った女性
* * * * * * * *
高校生ベラが、母親の再婚のため、はなれて住んでいた父親の元にやってきます。
ワシントン州の小さな町フォークス。
雨の多い町。
ベラは、転校した高校で、
なぞめいた美しい青年エドワードと出会います。
青白い肌、赤い唇。目の色が変化する・・・。
初めは嫌われ、避けられていたように思えたのですが、
意識するほどに、お互いへの想いが止められなくなってくる二人。
エドワードの家族には重大な秘密があって、
なんと、不老不死のヴァンパイアの一族。
果たしてこの禁断の恋の行方は・・・。
とにかく、ロマンチック好きのオンナノコのための映画ですね。
もちろん、元オンナノコでも。
なにしろ、「ポーの一族」が大好きな私ですので、
迷わず、見に行ったわけです。
美形、結構。
ヴァンパイア、結構。
この、カレン家のヴァンパイア一族は、
これまでのヴァンパイアとはちょっとイメージが違います。
まず、牙がない。
昼間、棺に入って眠ったりしない。
(彼らは、眠ることは無いのだそうで・・・。)
日光に当たっても平気。(やや、変化はあります。)
血をエネルギーとしているのですが、
このカレン家だけの特性としては、いわば、ヴェジタリアンで、
動物の血を飲んで生きており、
絶対に人は襲わないと決めている。
「怪物にはなりたくない」、これが彼らの生活信条。
また、彼らは、不老不死というだけでなく、スーパーマンでもあるのです。
人並みはずれた身体能力。
エドワードは、スパイダーマンまがいにスルスルと大きな木に登ってみせる。
しかし、本能としては、やはり人の血が欲しいのです。
彼らは人を襲うとき、最高のエクスタシーを感じる。
そこで、エドワードの葛藤があるのです。
愛するベラに近寄りたい、キスしたい。
しかし、そののど元にかぶりつきたいという欲求を押さえるのに必死。
それは、彼女の命を奪い、彼女を彼女でなくしてしまうことなのだから・・・。
まあ、このあたりは、乙女の花を摘んでしまいたくなる
その欲求を押さえるのに必死、
という普遍的なオトコノコの悩みと、さほど、変わらないといえるでしょう。
さてここへ、よそ者のヴァンパイアが流れ込んでくるのです。
彼らは、平気で人を襲う。
そこで、ヴァンパイア同士の戦いが始まる・・・と。
意外にもアクション作品でもあったりするのでした。
エドワードも素敵でしたし、ストーリーもまあ、面白かったのですが、
期待したほどのうっとり感はなかったですね・・・。
この話はシリーズでまだ続きそうですので、先に期待しましょう。
結局、この二人はどうなるのか・・・、
やはりそこが問題になってくるでしょう。
いつまでも18歳のままのエドワード。
しかし、ベラは確実に年をとっていきます。
ほんの一瞬のすれ違いの恋に終わってしまうのか・・・
それとも、二人で永遠の時を生きる覚悟をするのか・・・。
ヴァンパイアものって、この、永遠の時を生きるという部分に、
絶大なロマンがあるんですね。
私たち人間には決してかなわない夢だから・・・。
2008年/アメリカ/120分
監督:キャサリン・ハードウィック
出演:クリティン・スチュワート、ロバート・パティンソン、エリザベス・リーサー、ニッキー・リード
Japanese Trailer [HQ]
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高校生ベラが、母親の再婚のため、はなれて住んでいた父親の元にやってきます。
ワシントン州の小さな町フォークス。
雨の多い町。
ベラは、転校した高校で、
なぞめいた美しい青年エドワードと出会います。
青白い肌、赤い唇。目の色が変化する・・・。
初めは嫌われ、避けられていたように思えたのですが、
意識するほどに、お互いへの想いが止められなくなってくる二人。
エドワードの家族には重大な秘密があって、
なんと、不老不死のヴァンパイアの一族。
果たしてこの禁断の恋の行方は・・・。
とにかく、ロマンチック好きのオンナノコのための映画ですね。
もちろん、元オンナノコでも。
なにしろ、「ポーの一族」が大好きな私ですので、
迷わず、見に行ったわけです。
美形、結構。
ヴァンパイア、結構。
この、カレン家のヴァンパイア一族は、
これまでのヴァンパイアとはちょっとイメージが違います。
まず、牙がない。
昼間、棺に入って眠ったりしない。
(彼らは、眠ることは無いのだそうで・・・。)
日光に当たっても平気。(やや、変化はあります。)
血をエネルギーとしているのですが、
このカレン家だけの特性としては、いわば、ヴェジタリアンで、
動物の血を飲んで生きており、
絶対に人は襲わないと決めている。
「怪物にはなりたくない」、これが彼らの生活信条。
また、彼らは、不老不死というだけでなく、スーパーマンでもあるのです。
人並みはずれた身体能力。
エドワードは、スパイダーマンまがいにスルスルと大きな木に登ってみせる。
しかし、本能としては、やはり人の血が欲しいのです。
彼らは人を襲うとき、最高のエクスタシーを感じる。
そこで、エドワードの葛藤があるのです。
愛するベラに近寄りたい、キスしたい。
しかし、そののど元にかぶりつきたいという欲求を押さえるのに必死。
それは、彼女の命を奪い、彼女を彼女でなくしてしまうことなのだから・・・。
まあ、このあたりは、乙女の花を摘んでしまいたくなる
その欲求を押さえるのに必死、
という普遍的なオトコノコの悩みと、さほど、変わらないといえるでしょう。
さてここへ、よそ者のヴァンパイアが流れ込んでくるのです。
彼らは、平気で人を襲う。
そこで、ヴァンパイア同士の戦いが始まる・・・と。
意外にもアクション作品でもあったりするのでした。
エドワードも素敵でしたし、ストーリーもまあ、面白かったのですが、
期待したほどのうっとり感はなかったですね・・・。
この話はシリーズでまだ続きそうですので、先に期待しましょう。
結局、この二人はどうなるのか・・・、
やはりそこが問題になってくるでしょう。
いつまでも18歳のままのエドワード。
しかし、ベラは確実に年をとっていきます。
ほんの一瞬のすれ違いの恋に終わってしまうのか・・・
それとも、二人で永遠の時を生きる覚悟をするのか・・・。
ヴァンパイアものって、この、永遠の時を生きるという部分に、
絶大なロマンがあるんですね。
私たち人間には決してかなわない夢だから・・・。
2008年/アメリカ/120分
監督:キャサリン・ハードウィック
出演:クリティン・スチュワート、ロバート・パティンソン、エリザベス・リーサー、ニッキー・リード
Japanese Trailer [HQ]