ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

コント4本、面白くなりそうだよ!

2016-09-28 10:31:23 | コント

 演出4人でコントの競作、盛り上がってきたよぉぉ!ぜったいに面白くする!必ず笑いを取る!って各チーム、演出も役者もかなり熱くなってきている。別々の作品をやるわけだから、比較って無理なわけだけど、そこは、役者魂、負けるもんかいの心意気、与えられた台本でいかに勝負するか、それぞれ必死に工夫を凝らしている。

 今回、初めて自作を別の演出にゆだねてみて、改めて、舞台は演出次第だなってことを思い知らされた。書かれたセリフや設定を変えることなく、作者の意図を尊重しつつ、生身の舞台に仕上げていく。その道筋はめっちゃやたらとある。まず、セリフをどう理解するかだって人それぞれ、仕上がりはガラッと変わって来る。コントの場合、セリフの言い回しや仕草など、役者の持ち味にかかってくる部分も少なくない。ほら、テレビなんかでも出てくるだけで笑いが起こる、なんてことあんでしょ。このキャラクターに依存する部分ってとっても大きいんだ。

 コント集団菜の花座、そんなバカ受けキャラが欲しい。いや、チョイ受けでも我慢する。人で笑いがとれる役者を作りたい。でも、人気者は1度や2度の舞台でブレークするわけはないから、まずは舞台数をこなすことだ。すべったり、かすったり、ぶち当たったりしながら、面白みがにじみ出てくる。天性ってもんもあるから、だれでも平等になんてことはもちろんないが、あれっ、この人、面白くなってる!って人も出てき始めている。昨夜の稽古を遠目に見ながら、ほほーっ、なるほど、この人がなぁ!と感心することもあった。

 だれとは言わない、聞いて図に乗るといけないから、いや、外れた奴がやる気失うと困るから。見てもらえればわかる。演劇の舞台はもちろん、コントの出演も場数を踏んで、みんな手慣れた芝居を見せてくれるようになった。シニアたちも存分にはじけるようになった。若手も演出を経験して、演技を見る目、作品を仕上げるポイントを身に着けた。そんな競い合いと成長を、10月2日のコント大会に見に来て欲しい。菜の花座の4本に米沢中央演劇部、置農演劇部、山形の劇団ノラの1本、大盛りてんこ守りでワンコイン!は安い!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする