ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

日本、異変!?

2016-09-17 09:38:58 | 暮らし

 雨降れば土砂降り集中豪雨、風吹きゃ竜巻暴風雨。台風は凝りもせずやって来るし、近海で高速ターンまで披露しやがって、まったく、やりたい放題だ。おまけに地震。どうかなっちまったんじゃないか、日本?とんでもない天変地異の時代に入りつつあるのかもなぁ。災害は忘れた頃にやって来る、なんて大嘘、次から次の災害で、前の被災地が忘れられていく。首都圏直下型とか、南海トラフとか、大災害の予測もどこか不気味に現実味を帯びつつある。雨の降り方一つ見ても、気候の型が変わっちまったのは間違いないなぁ。

 きっと原因は温暖化なんだろ。ここ高畠はそれほどでもなかったが、夏の暑さは尋常でなかったし、雨は熱帯のスコール並みになってきている。そうそう、冬、雪異常に少なかったし。もう、温帯地域なんかじゃない、亜熱帯の領域に入ったんだ、きっと。

 気候が変化すれば、生き物も変わる。

 何変わったかって、今年一番の大物は、蚊だ!やたら多い!めちゃめちゃ刺される!一日中痒みと戦っている!朝の食事、もう蚊が飛び回っている。仕方なく朝っぱらから蚊遣り線香をつける。昼はもちろん、夜だって、四六時中蚊遣りの煙は欠かせない。

 寝る時は一人用の蚊帳を立てて中に巣ごもりのようになって寝るのだが、いつの間に忍び込んでいたり、うかつに蚊帳に接した手や足など蚊帳の布越しに刺してくる。だから、痒み止めを枕元に置いて就寝する。

 畑が酷い。食事の菜を取りに出ただけでも、確実に3か所はやられる。炎天下の除草や間引き作業などでは、シャツの上から襲って来る。草刈り機を操作していても、動かしている手や腕を刺すんたから、もう、節操もなければ情け容赦もない。しかも、とまってから刺すまでの時間が驚くべき瞬速なのだ。以前の黒白まだら模様の奴のように、おもむろに止まり、一呼吸整えてからそんじゃ失礼してエイ!なんて悠長さは微塵もない。止まった時には刺している。したがって、捕捉率は極端に低い。これもまた苛立ちの原因になっている。

 ここまで燃やし尽くした蚊遣り線香は4箱!使い尽した痒み止めは、3種類、4本。ウナコーワ、メンソレータム、ムヒ、もう、痒み止め評論家になれるほどだ。

 蚊の発生源になるから、たまり水作るなよ、なんて過去の話しだ。カラカラのハウスの中だって、蚊の多発地帯になっている。25℃が活動最適温度、それ以上なら、蚊は元気がない、なんて言ってたのはどこの学者だ。蚊遣りの煙はもはや夕暮れの風物詩なんかじゃない。のべつ幕なし、煙をまとって暮らす有様だ。ホームセンターでも、線香と携帯蚊遣り器の売り場がセンターを奪っていた。蚊の来襲、蚊の獰猛化、確実に列島の亜熱帯化は進行している。

 なんてことを書こうと思ったのは、米沢で野菜農家やってるサトシが、FBに、今年は蚊が多い!って悲鳴上げてたの読んだからだ。おお、おぬしもか!って意を強くして、蚊への反撃を試みたわけだが、当然のこと、こんな駄文が奴らの勢いを蚊ほども削ぐわけはないのだ。

 

コメント
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