ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ついに成功、ここまでは。タマネギ移植!

2019-10-12 10:47:55 | 農業

 台風過ぎれば、しばらくは雨降りなし、って話しだ。だったら、その前に植え替えしたいよなぁ、タマネギ苗。

 おおっ!天気予報勇み足、半日、曇りだって、うーん、なんて幸運、なんてめっけもの!やっちまうぞ、台風が来るまでに。

 今年はねえ、ついに、ついにタマネギ苗成功したんだぜ。見てくれ、立派なもんだろうが。苗づくり始めて、苦節?4年、ようやく質、量ともにまずまずの苗が出来たんだ。

 成功の鍵はいろいろある。苗床を事前に準備しておいたこととか、苗床の場所を吟味したこととか、種蒔き後周囲を波板で囲ってネコやネズミの侵入を防いだこととか、追肥もたっぷり水やりも忘れずに、雑草もしっかりとって、蝶よ花よと育てたんだ。もちろん、毎日、顔見て声かけて。

 できた苗、農業資材店トマトよりもコメリよりも数段上!へへへ、鼻高々だぜ。

 雨降り始める前、どんだけ猶予あるか?数時間だな、その間に。以前耕しておいた移植の畑、さらに有機肥料と骨粉を播いて耕耘する。1カ月も経ってるから、草もかなり出始めてる。こいつらをしっかり土に埋め込んでおかないと、冬前に草に覆われてしまう。前日の雨でたっぷり水気染み込んだ土、いや、重いこと!耕運機、苦しそう。濃いめの排気ガスを時折、だはっ!っと吐き出しつつ、頑張ってくれた。

 苗場からタマネギ掘り起こし、良品とダメ苗とを分別。こうしておくと、植え込みがちゃっちゃと進む。幅90センチ、長さ15メートルほどの畝に3列植える。両側は中生2品種をまず植え、真ん中はやや良品を前後から植えた。まっ、両側さえ上手にできればいいさ、って思惑だ。最初はゴム手袋して土をほじくったりしていたが、ええいっ、まどろっこしい!苗も摘まめぬぞ、と素手で作業だ。1本、1本丁寧に植えて行く。根に近い白い部分の半分を埋めろ、なんてネットの栽培手引きにゃ書いてあるが、どこまでが白い部分なのか、判断に迷う。浅植えだと、雪で根が上がって消えちまうってことの方が心配で、しっかり埋め込むことにした。

 この調子で赤タマネギも1列。数えてみたら、1列90本あったので、全部で360本!これ全部育つと1年分あるんじゃないか?ほっほっほ!

 喜ぶのはまだ早い!春、雑草との闘いが待っている。黒マルチを使わない分、今年は、もみ殻堆肥で分厚く覆って対決しようって腹積もりだ。ここが次なる勝負ところだな。

 

 

コメント
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