ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

菜の花座公演『流れ旅 真っ赤な夕日の』まで1か月!稽古は週3に!

2019-10-25 09:34:36 | 菜の花座

 菜の花座公演『流れ旅 真っ赤な夕日の』、明日で本番1か月前!いよいよだぜぇ!

 これまでの週2日の稽古が3日になる。ほぼ一日おきに稽古日がやって来る。否応なく、「流れ旅」にどっぷり浸り、だだぁっと流されていく日々が始まる。意識としちゃ、ほぼ連日続いてる、って感じだな。

 週3にしたからって、増える稽古日は5日に過ぎないんだが、ずいぶん時間をもらえたって気になる。前回の稽古内容がしっかり残っているから、すぐに次のシーンに移っていける。ダメ出しも忘れられることなく、繋がって行く。役に没頭していくには、この週3はとても重要なんだ。

 だからって、全日程、すべての役者が稽古に出て来れるってわけじゃ毛頭ない。そんなのアマチュアじゃ夢のまた夢だ。ぽつりぽつりと穴が開く。その欠けた部分は代役でしのぎ、後日、それを本役に伝達する。だから、代役はペンを持ち、必死でメモしながら役をこなして行く。しっかり伝えてくれれば、本役が入った時、そのシーンの動きを最初からつけ直して行くこともない。稽古がスムーズに進む。演出としてはとてもありがたい。このやり方もかなり軌道に乗って来た。

 代役を務めることには、ただの身代わりって以上の価値もある。自らの役とは別の役を自分なりに工夫して演じられる機会だからだ。中には、この役、やってみたかったのよねぇ、なんて思いがありありと伝わって来る代役さんもいる。役者として演技の幅も広がる。作者に対するアピールのチャンスでもある。まっ、欠席あり、って状況もあながち悪いことばかりじゃないってことだ。なんてのは、やっぱりやせ我慢だけどね。

 立ち稽古に入って半月、動きも7割方固まってきた。あと2日の稽古でほぼ形ができる。残る1か月、何度も何度も繰り返して、セリフや動きに魂を吹き込んで行く。そして、最後の1週間は連日の稽古となる。どこまで上がって行けるか、この1か月が勝負だぜ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする