ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

今年も作るぞ!CMビデオ

2019-10-18 09:55:25 | 菜の花座

 やれることは何でもやるぜ!

 一人でも二人でもお客さん増やしたいからね。ポースターチラシはもちろん、ホームページ、フェースブック、ツィッター、紙媒体の菜の花座通信まで、あの手この手で宣伝だ。

 去年、初めてCMビデオを地元ケーブルテレビで流してもらった。『予兆 女たちの昭和序奏』。これぞというセリフを四人の役者が舞台さながら伝えた。今回も自前ビデオ作ってくれば流すよ、って話し。おお、ありがたいねぇ!やろうじゃないの、作ろうじゃないの。

 ビデオだからねぇ、決め手は映像、当然!特別の撮影機材もなく、スタジオもないアマチュア劇団だ。どやって?何を撮る?

 まさか、ポスター持ったメンバーが、「お芝居やりまぁぁぁす。見に来てくださぁぁぁぁい!」なんて不様なことはできんよね。アマチュアと言えども表現集団だ。そこそこには、芸術の香り漂う?ものでなくっちゃ。テレビ放映見た人が、なぁぁんだ、この程度、ってそっぽ向くようじゃ話にならん。ここは一つ、菜の花座総力結集で。

 って、言ってもねぇ、稽古も佳境、週末にゃコントの出前、そうそう時間つぶしてのめり込むわけにゃいかんのだよ。まっ、使えたとして1日の稽古のせいぜい半分1時間半ってことか。

 視覚的にインパクトがあって、お芝居の内容がズバッと伝わる内容、うーん、なんだ?セリフでは、鋭いシーンがたくさんあるんだが、少しばっかり説明が必要なものばかり。旅一座の前線慰問団ってことだから、・・・そうか、歌と踊り、それを見つめる兵士たち!これで行こう。

 照明は菜の花座のお宝、LEDライト4台とスモークマシーン!こいつらの力貸してもらって、稽古場の生きがい交流館ホールを演芸の場に変身させよう。

 LEDライト、調光設備がないから、勝手に色が変わるに任せる。これを歌い手、踊り手、楽団、って言ってもアコーディオン1本、の左右下から煽るように照らす。その前には兵士3人が椅子に座って役者たちの演技を鑑賞している。兵士の明かりも横から2本のLED。ここにスモークを流し、戦地の夜の雰囲気を醸し出す。実際は、場末のキャバレーみたいになっちまったけどね。

 演じる曲は、「支那の夜」。これをチャイナドレスの役者二人が、歌い踊る。アコーディオンもメンバーが初挑戦、つかっえ間違えしどろもどろで伴奏する。踊りは劇団きってのコミカルダンスの名手、ここはお任せで問題ない。歌とアコーディオンだ、問題は。撮り直すこと10数度、途中、歌唱の特訓なんかも入れながら、2時間かかって撮影終了した。ふぅぅぅ、やれやれだぜ。

 あとはこの素材にテロップとか別映像とか組み合わせて、1分間のビデオクリップを作る。編集担当の腕の見せ所だ、って俺がやるんだから、大したもんにゃならんさ。さぁて、締め切りは明日の朝まで!ってことで、さっさと仕事にかかろうぜ。

 画像の方は、事前の稽古風景だ。照明、スモーク効果については、ケーブルテレビでご覧いただこう。11月から1週間、放映予定だ。

コメント
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