ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

菜の花座、NHKテレビ出るぞぉ!

2020-11-06 15:00:43 | 菜の花座

 NHKだよ、テレビだよ。昨夜の稽古は取材に対応。贅沢だねぇNHK!ディレクターとカメラと音響、3人組だものねぇ。民放なんて1人3役だぜ、ふつう。ディレクターさん、今年入社、山形初任地、もしかして、初仕事?大学時代、演劇やってたってさ。だから、企画はコロナ禍での地域演劇!うん、やっぱりわかってるところから仕事組むのが一番さ。いいもの作ってくれよ、演劇仲間として精いっぱい応援するからね。

 県内の劇団にいろいろ当たってみたようだが、コロナを掻い潜っての舞台活動ってことなら、菜の花座だろうな。すげぇ―自信!面白いもの。って言っても芝居がってことじゃない。そこまで自惚れちゃいないぜ。仕掛けだよ、公演のやり方だ。

 一人芝居14本を次々つなげて1本の作品にするって、そんなアホなこと考えるの、菜の花座くらいしかいないだろ。大して力もないくせにね。しかも、舞台装置の方も、ちょっと驚きもの。透明ビニールで囲った演技ブースが4つ、舞台上に浮かんでる。しかも、その中で演じられるのは、「ディスタンス」をテーマにコロナにまつわれあれやこれやだ。こりゃ飛びつくだろうさ、題材としてもインパクトあるし、映像的にも見せ場十分だからね。

 すでに、2回、取材として、稽古に顔を出して、ほぼ構成が固まったってことだろう、昨夜は稽古風景やインタビューを撮りにきた。

 今回は、主演出も若手に頼み、個々の仕上げもチーム単位で取り組むってやり方だったから、座長なんかの話はいらない、できるだけ出演者、演出、舞台装置を取り上げて欲しいと伝えてあったのだが、やっぱり番組制作の立場としては、書き手でこの企画の仕掛け人を避けて通るわけにはいかなかったよで、インタビューとかされちまった。あと、演出している様子とかもね。でも、役者にも演出にもインタビューしてたようだから、極力、そっち中心にまとめてくれるといいんだがなぁ。

 普段だと、これ宣伝になるぜ、とか、テレビ見て芝居に足運んでくれるといいがなぁ、とか打算に走るんだが、コロナ禍決行の今回ばかりは、観客動員への野望はまったくない。入らなくってもいいさ、どうせ三密回避のディスタンス観劇だから。ともかく、やるっ!公演するっ!ってことが大事なんだ。別にコロナに負けない!なんて気負ってるわけじゃないが、だらだら押しまくられていてばかりってのも癪じゃないか、って程度の気力。なんだかんだ、工夫して、やりくりしてコロナを出しぬけりゃそれでいいのさ。おっと、だからって、舞台が詰まらない、なんてことは全然ない。仕掛けもそうだし、役者も気持ち込めてるし、台本も悪くない、ってまたまた手前褒めだぜ。

 11月29日(日)午後2時開演。川西町フレンドリープラザホールだ。

 あっ、いかん!テレビの宣伝もしとかなくっちゃ。

 11月14日(土)ウィークエンド東北。午前7時30分からって番組表にゃあるんだけど、ディレクターさんは8時過ぎ、みたいなこと言ってたなぁ。どっちが正しいのか?まっ、興味ある人は、事前にチェックよろしく。あっ、もちろん、東北全域カバーだと思うぜ。

 

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