ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

必要は発見?の母!

2020-11-15 11:16:52 | 暮らし

 うむっ?必要は、発明、の母、じゃかなかったか?いいの、いいの、発見なのよ。

 発明、なんて大それた話しじゃないんだ。追い詰められ、切羽詰まって、ああ、ここは何としても使わないわけにゃならんぞ!って必死になったら、見つかった、って話しだから。何が?

 1年前からの課題だったんだ。菜の花座前回公演、ってことは岩手は西和賀での舞台『流れ旅ー真っ赤な夕日の』。この公演ビデオ2枚組のうち、後編の1枚が何故か再生不能!?焼き直しの要望を受けていたんだ。後半にしか出ない、って人だっているからね、要求はかなりシビア。

 はいはい、そうですね、それはまずい。早速作り直しするからね、って安請け合いしてから、早1年!この間、パソコンも買い替え、プリンターも変わった、ってことで、すべて最初から作業しなければならず、ずるずると伸ばし続けてきた。幸い、Dellのデスクトップには、それまでのHPノートに入れていた動画編集ソフトがおまけでブレインストールされてたので、始めてみればなんなくDVDに書きこめた。そこまでは、さっさか終わった。

 が、ラベルを印刷する段になって、行き詰まった。新しいブラザープリンター、CD、DVDディスク、直接印字できんのか?そりゃできるだろ、今時の機種だぜ。

 でもなぁ、ディスク印刷用のトレイとか付いてないぞ。ええーっ?用紙と同じように差し込むのか?それはない!印刷されて出て来るまでに曲がっちまうだろうが。うーん、これは何か新しい方式が採用されているのかもしれない。かと言って、取り扱い説明書は一切同梱されていない。

 絶対、ディスク印刷は可能だ。が、やり方はウェブで取説を見つけて、そこから調べるしかない。うへぇぇ、面倒!で、放ったらかすこと数カ月。

 おいおい、そろそろ丸1年になるぜ。いくらなんでも、次の公演の前にゃ渡さにゃならんだろ。よしっ、怠け根性叩き直して、ネットで検索するか。

 あった、取説。だが、機種が違うなぁ。まぁ、同じブラザーだから、大丈夫か。なんだぁぁぁ?用紙の排出口の上部が開くのか。うーん、固い!いいのかこのまま引っ張って?華奢なプラスチック製、バリっと折れたりしたら目も当てられんぞ。が、どうしたってここだよな。指先に細心の注意を払いつつ、引き下ろす。開いた。ふー、なんとわかりずらいところにあるんだよ。ここに差し込むわけな。で、そのディスクをセットするトレイはどこあるの?もしや、別売とか?ウソウソ、あんなものフツウ付属品だろ。

 ネットの取説、図をよくよく見ると、なんと、上蓋の中に収納されてるじゃないか!

 いやぁぁぁ、よくぞ、こんなところに仕舞ったもんだよ。これ、ちょっとやそっとじゃ気づかないぜ。が、取り出してみれば、キャノンやエプソンとほぼ同じ構造。よしよし、これが見つかり、差し込むスペースが判ったなら、後は簡単だ。

 いや、そうはいかん。ラベル印刷用のソフト、ラベルマイティをインストールしなけりゃダメだろ、パソコン変わったわけだからな。印刷内容のデータは外付けハードディスクに入ってるから、こっちも繋いで。よしっ、ソフトを立ち上げ。な、なにぃぃぃぃ!ラベルマイテイ、プラザーに対応してないんだと。あっちゃぁぁぁぁ!

 再度、取説を読む。なんだい、ラベル印字の付属ソフト、プリンターの初期設定の際に、読み込まれてるんじゃないか。もう、だったら早く言ってくれよ。これを立ち上げて、うーん、文字入力や画像取り込みの仕方は、かなり違うが、ああだこうだ、試して、どうにか、公演ビデオ後編の図柄を作り上げた。

 やれやれ、これでやっと印刷だぜ。まずは、一枚!ふうぅぅ、吸い込んだ。何度か行ったの来たりして、印刷開始。

 おっ、思いの外、美しい仕上がりだぜ。ちょっとブラザー馬鹿にしてた。データを読み込んだ後は、印刷速度も速い。よしよし、この調子であと19枚。これで団員にでかい顔ができる。 

 なっ、必要は発見の母だろ。

 

 

 

 

 

コメント
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