ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

寒いぞ!どんと焚けストーブ!

2020-12-21 10:19:27 | 暮らし

 一気に下がって、気温は氷点下の前後を行ったり来たり、うーん、寒いぞ!薪ストーブも空気穴、全開だぜ。

 薪ストーブの火力調節は、空気流入口と排気口の開け閉めで行う。比較的暖かい日の昼間なら、どちらも半開以下に絞って、トロトロで十分。鋳物ってやつは保温力大、一度温まってしまえば、余熱を長く保てるからねぇ。ただ、消してしまうとヤバイ。点火一発!暖気噴出!とはいかないからな、命の炎はちょろちょろでも保っておかにゃぁ。

 この1週間みたいにぐぐっと冷え込めば、通気も排気もどちらも全開、じゃんじゃか景気よく燃やす。ストーブの表面温度は300度にも400度にも上がって、上の乗せたケトルの水など10分もすれば沸騰だぜ。顔近かづけただけで火傷する!いや、ほんと。とても近くにおられない。煙突が貫通する2階の部屋だって、足元の寒さを堪えれば、余熱でなんとかなるものな。

 ただ、その火力を維持するためには、次から次と薪を放り込んで行く必要があるのさ。我が家の薪は、火力乏しい雑木が主体、中には桐の木なんかも混ざっていて、これはほんと、あっという間に燃え尽きるからなぁ。まっ、何でも込みで、原木で届けてもらってるし、河川敷の支障木の頂き物だから、贅沢は言えんのだがな。

 朝飯食った後、コーヒー豆をゴリゴリ挽いた直後が薪の運搬時間と決めている。淹れる準備整えておいて、一仕事終えたら香り漂うコーヒーを楽しもう、って算段だ。薪運びには布製のバッグが頑張ってるよなぁ。すでに10年以上使い込んで、ぼろぼろのよれよれ!いいんだよ、薪落とさず運べるんだから。ガンバレこの先10年も。1度に運べる量は、太めの4つ割り薪で6本程度、腕を上げ下げしながら運び、これ筋トレのつもり。

 寒気の緩い日なら、これが5回程度だが、この寒さ、まずその倍は運搬しなけりゃならない。ストーブ横の薪置台は山と積まれてこぼれ落ちそう。

 1日の必要量をすべてここに持ってくるなんてとてもできっこないさ。半分を持ち込み、残りは土間の薪置き場に仮置きして、部屋の中が乏しくなったらその都度持ってくる。

 毎日の薪運び、大して時間も労力もかかりゃしないのだが、吹雪いている時などは、ちょいと気力と思いっきりが必要だ。でも、これを済ませないことには、快適暖房は得られないんだから、そこは我慢だぜ。スイッチ一つで部屋中暖かくなる、なんて暮らしはお断りしたわけだから、仕方ない。

 そうやって、1日の暖を準備する、それも暮らしってもんだ。毎日、繰り返していりゃあ、楽しみにもなってくるってもんだぜ、本当か?まっ、一度済ませてしまえば、後は薪ストーブの快適ライフが待ってるわけだからな。

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