自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

思考が癌に侵され体に癌が巣づくという意見

2014年02月07日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

ヒューレン博士の浄化理念の裏付け    2014・2・7

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私たちはすべてヒーラーであるという

観点から先回のお話しはさせていただいた。

少なくても自分自身が心身不調和になったとき

病院に行く前、自分自身で治せるかどうか

判断しなければならない。

このぐらいなら、寝ていれば治るとか 

~の栄養が足らないから補給しようとか

ストレスのせいだとか、

運動不足が原因だからと

原因と思われることを是正したり、調整して

体を無意識に整えている。

自分の体を整える際の意思決定は

結局自分自身以外にほかならない。

その意味で 自分自身のヒーラー(治癒施術者)

と呼べるだろう。

 

先回に引き続き、ヒューレン博士の癒しの方法

を取り上げるが、すでにお話ししたように、博士は 

すべての問題は、心の内の記憶に起因している

という、形而上的(けいじじょうてき)

な観方をしている。

 

心療内科ではその病と精神状態にスポットを当てて

改善を試みているが、癌 に関してはその範疇に

ないと聞く。

癌患者は、こういう心持から起因する~と心身一如の

立場で診療する医師も、なかなか精神的要因まで

切り込むことは、ほとんどないだろう。

 

同様に、他者をヒーリングするとき、その問題は

ヒーラー自身の心の内面に起因していると

責任を100%かぶる、ヒーラーもまず、

存在しないだろう。

 

ところが、ヒューレン博士は

以下のような方針を貫いている。

つまり、どんな問題も、

博士自身の心の浄化のために

目の前に現れているとするのだ。

たとえ、それが、他者の問題であっても、

依頼者として博士の前に座れば 

博士はそれを自分自身の心

の問題として取り上げるのだ。

 

博士のその信念の裏付けにある 理念は

以下である。

引用する。

 

1・物理的な宇宙は私の思考が現実化したものである。

2.もしも、私の思考がガンに侵されていれば、物理的現実もガンとなる。

3.私の思考が完全無欠なら、物理的現象は LOVE あふれんばかりになる。

4.私は、私の物理的宇宙を在るがままに創造するにあたって100責任を負う。

5・私は病んだ現実を創りだすガンに侵された思考を是正することに、100%の責任を負う

6.目に見えるものは無である。すべては私の心の中の思考として存在する。“

 

下部線を引いた箇所に注目していただきたい。

1番の “物理的宇宙” というと大げさに聞こえるが、

これは 今現実に 身の周りに顕れている

物理的現象の世界ということだろう。

 

物理的 つまり、物質的に把握できる自分の世界 

と置き換えられると思う。

 

広義に言えば、実際、文字通り、大気圏を超えた宇宙

ともとれる。

 

そして、最新の科学では

宇宙自体が観察者の想念によって存在する”

というユニークな仮説を立てている有名な物理学者もいる。

 

だから、博士のいう、“物理的宇宙”とは、

文字通りの意味に受け取っても

この文章の意味合いが矛盾するわけではないのかもしれない。

 

2番めの “わたしの思考”という フレーズ。

思考とは、この場合、思って考えるときに発生する

念の波動、エネルギーを指していると思う。

私たちの想念がエネルギーであることは拙ブログで

いろいろな方面からお話しさせていただいているが

エネルギーは何かを創造する力を持っている。

 

例えば、2)の、ガンに侵されたエネルギーが ガンをつくる”

という博士の言葉。

唯心所現、心(エネルギー)のままに、現象が現れる

という仏教的真理を想いださせる。

心配するから 余計その心配事を引き寄せる~という法則。

心で発したエネルギーによって、事象が出現するという

法則に従って、”癌の意識”が 現実に、癌を顕わす。

 

ということは、観方によっては、

ガンは存在しないがガンを創るエネルギーが

存在しているということかもしれない。

癌を造る想念エネルギーを放下すれば

癌も消えるということでもある。

 

3番目の “LOVE” は、 すでに何度も博士の

言葉で引用されている。

アートマ、命の根源、源泉、大生命、神などの言葉に

置き換えられる。

私たちの思考や想念のマイナス面が取り除かれると、

その分、本来の大愛(LOVE)が顕れる。

本源の愛の光で 心は、あふれんばかりになる。

 

4番目の ”100%責任を負う” というのは 博士の

とても力強い宣言だと思う。

ここにヒューレン博士の提唱する ホ・オポノホノの

特徴がみられるだろう。

どんな事象、自分の目の真に顕れた現実、

たとえ、それが問題を抱えた他者であろうと

病んだ地球でだろうと、異常な自然気象であろうと、すべて、

それは自分の責任である~と博士は断言するのだ。

 

その理由は、1番に述べられているように、

”物理的現象(宇宙)は自分の心が創造した” と信じるがゆえに

 

人には、とかく、自分のとるべき責任ですら、拒否したがる

弱い心が潜む。

言い訳したり、言い逃れしたりして、責任を軽くしたり、

回避しようとする弱い自分が 心のどこかに、いるものだ。

にもかかわらず、自分の知覚できる範囲で現れた現象すべて、

自己の心の何か(潜在意識の中)がそれを引き寄せている~と

認めることは、信念に裏付けされた並々ならない確信と

勇気がいることだろう。

 

この博士の投稿文のタイトルは

“自己のアイデンティティー”とあり、

ここで、改めて そのタイトルについての解釈が述べられる:

 

“ホ・オポノホノを通した セルフアイデンティティー は

一つ一つの問題を試練とはみなさず、機会ととらえる。“

と博士は言う。

何の機会としてとらえるのだろう?

博士は答える。

問題とはすなわち、過去の記憶の再生に過ぎず、

それらをLOVEの視点にたって見直し、

霊感によって行動する新たな機会を与えて

くれるために姿を現したに過ぎない“と。

 

つまり、いかなる“物理的宇宙” に顕れた“問題”、

解決すべく 目の前に現象に浮き上がってきた件は、

一般的にとらえるよな 試練ではなく、むしろ、

自分自身の潜在意識の奥に凍結しているマイナス想念を

溶かし、水に流してゼロにする材料だというのだ

 

そうすれば、厄介な問題が起きても ありがたいと

受け止められる。

感謝をもって、今を受容できる。

どんな状況でも、良くても悪くても

自分がさらに、自分らしく自由で愛に満ちた存在、

至福を感じる存在に変わるための機会と捉えることができる。 

 

 

 

 参考) ハワイの秘宝 ジョー・ヴィターリ/イハㇾアカラ・ヒューレン 共著  PHP研究所発行 2011

 

 

 

 

 

 

 

 

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