自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

ぼうさん、遅くなってごめんなさい。お約束は次回に。

2019年07月03日 | 健康を実現するための言霊(マントラや真言)

2019.7/03

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ぼうーさんからいただいたコメント

(2019・2/8)に次回お返事としての記事

(このシリーズの臨時投稿)を書きますね。

7月に入ってしまいました。

遅くなってごめんなさい。

魔術と呪術、西洋と東洋のそれの比較など、

私の体験を踏まえて質問してくださった

ボウさん、次回のブログを、読んで

いただけるとよいのですが。取り急ぎ、

お詫びとお知らせまで。

 

 

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遺伝子を解読した科学者村上氏のスピリチュアリティ (2)

2019年07月03日 | 健康と”悟り”・スピリチュアリズム

 

魂はどこにあるか? 魂意識と現在意識のギャップ   2019・7/03

 

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先回は遺伝子レベルでの生命と魂を明解に科学的に定義することは

難しいという村上氏の意見をご紹介した。

そして村上氏は魂の存在を認め、所見を述べている。

村上氏の考える‘魂’は、それではどういうものなのか? 

それが今日のテーマだ。 

 

村上氏はその著書“生命の暗号”の第5章で次のように魂について

書いている。

“私の考える魂は今の自分が意識している心ではありません。

一般に意識できるのは心であり魂ではないと思うのです。”


皆さんは魂がどこにあると思いますか? 

ある人は胸にあるチャクラ当たりを手で示すし、ある人は

頭脳の中にあると考えているかもしれない。

私は、魂は体の中にあるのではなく、魂の中に体があるのだ

と思っている。

 

魂とは耳にしたことがあるかもしれないが、キルリアン写真に

写るといわれる人の体から発するオーラは一種の光で色がついて

その写真には現れる。


魂もきっと、こうしたオーラのように光状で、私たちのこの

肉体をすっぽり覆っているのだと思う。

その意味では、魂は実のところ、村上氏の言うように‘意識ある心’

を超越しているといえるだろう。

それでは‘無意識の心’にあるのかといえば、それも少し違う。

 

心というと英語では、mental,とか Spirit という言葉が

それにあたり、一応それぞれの意味合いが少し異なり、

定義もあるようだ。


一方、魂はsoulと訳されることが多いようだが、本当のところ、

その実態の定義がない以上、魂という言葉に何か説明を

つけることは難しいような気がする。


’私たちはすべての宇宙の存在とつながっている’~というときや、

’地球の裏側にいてもあの人とはつながっている’と感じるとき、

それは心(メンタル、スピリット)でつながっているというより、

”魂レベル”での結びつきをさしているのだろう。

 

その魂レベルの意識は どこにあるかといえば、潜在意識より

もっと深い“深層意識”のまた奥にある意識のようなもので、

現在意識では決してとらえることができない代物だと

私は考える。


それはちょうど、自分の魂が今生の境遇条件(親、家族、

家庭、国、環境など)を選んで生まれたように、

でも、その覚えが全く現在意識にないように、今の意識とは

かけ離れた意識(と呼べるのなら)なのだろう。

 

私たちは、自らのこの人生の背景、親や境遇、環境など

を熟知したうえで生まれてきていると、先人たちは言う。

その目的は、この人生における魂の課題を自ら設けて、

それに挑戦するためにふさわしい条件を選択したからだ

と師たちから聞いてきた。

 

村上氏もそのあたりのことを漠然とした言葉ではあるが、

次のように表現している。

“魂とは無意識の世界と関係するのではないか、魂はあるけれど

自分でも通常は意識できないもののように思えるのです。”

そしてこう続けている。

“心はうれしくなったり、悲しくなったり、怒ったりします。

しかし死んだら心はなくなるのです。

心とは意識の世界であり、肉体とは不可分です。

肉体と不可分なるものは死んだらなくなっても不思議では

ありません。”

(以上引用)

 

’心は肉体と不可分’と村上氏は言う。

なぜなら、心の動きは肉体を持っている間だけしか意識されない

もので、心のとらえる、悲しみ、うれしさ、悲しさ、怒り、

などは、実際は移ろいやすい一時的なものであることを

村上氏は指摘する。


どんなに雲が厚くても早く流れていても雨になって落下

しても本来その雲の上に変わらない大気、青空が存在するのと

同様に、変わらない私たちの本当の“深層のさらに奥にある

意識”が常存している。 


それを村上氏は”魂”と名付けてこう述べている。(以下引用)

 

“ここに無意識の世界というものがある。

これは自分でもはっきり意識できない世界ですが、この世界

と魂がつながっているのではないか。

魂は無意識とつながっていて、そこからサムシング・グレートの

世界へ通じている。”(以上引用)

 

以前ブログで何度もご紹介した、ハワイの伝統的問題解決方法の

ホ・オポノポノの継承者、ヒューレン博士もこの見解と

同様のことを説く。

つまり、神性なる意識の世界につながって生きることを

目標とするのならば、それを実現するために、現在意識を通して、

潜在意識の中にたまりにたまったマイナス感情をクリーン化

することが必要だという。 


徹底的にクリーンすることで、超越意識下の心の部分を

介在してその神性なる意識に結び付くことができる

とヒューレン博士は教えた。

 

神性意識に結び付いたとき、すべての行為、発する言語に

おいて、調和と愛に裏付けされた人間智を超えた力”と結びつく

ことができて、周囲を生かしながら、いわゆる中道の道を

進むことができる。


このヒューレン博士の言う 神聖なる意識につながることを、

村上氏はサムシング・グレート(something Great)とつながる

という言葉で表現しているように思う。


つまり、本来の私たちの魂とは、村上氏の言葉を借りて言えば、

肉体が滅びても残る、とても精妙で純化したエネルギー、

サムシング・グレートに直結できるものと理解してよいようだ。

 

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*(*1)~サンマーク文庫

“生命(いのち)の暗号”、

①巻と②巻  

サンマーク出版 2009年

 

*村上和雄1936年生まれ 

筑波大学名誉教授。

78年筑波大学応用生物学

化学系教授になり、

遺伝子の研究に取り組む。

83年高血圧の黒幕である

酵素“レニン”の遺伝子解読

に成功。先端学際領域研究長

を94年より務めた。

96年日本学士院賞受賞。

 

 

 

 

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