自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

科学とオカルト話が距離を縮めて行く~話

2021年01月13日 | 健康のための心の波動

 光速より早い粒子の発見と奇跡の関係   2020年1月17日

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オカルト的といわれがちな、エミール大師の霊的な世界の

体験談をいくつか、先に発表させていただいた。

中には光速を超えて、時空の制限のない世界でしか

起きそうもない瞬間移動にも触れた。

今日は、その辺りを少し、かいつまんだ量子物理学の

お話しのファンタジーとして読んでいただければ幸いだ。

 

それは日本昔話の浦島太郎を思い出させる。

竜宮城という三次元を超えた世界で,”時”を過ごした

太郎が時のある今にもどったとき、いきなり白髪の

おじいさんになってしまった話である。

浦島太郎の竜宮城は、もしかしたら、宇宙空間の

どこかの星にあったのかもしれない,というような

仮定をしたことがある。

 

これから一般的に宇宙旅行が可能になる時代が来た

とき、宇宙旅行から帰ってきてたら、何かの計算

違いでまわりは総て知らない人たちばかり~という

SF的想定も、あり得ないことはないかもしれない

からだ。

 

これはアインシュタインの”運動と時間の方程式”

から編み出される考え方が基本になっている。

つまり、宇宙船のように高速で動くものの中では時間

の進み具合が遅くなるという理論

そのあたりを、医学博士長堀博士は次のように触れて

いるので引用したい:

 

“もし、高速を超えるロケットに乗ることができた

としたら・・…略…この運動の方程式から、アインシュ

タインは‘現実の世界では光速を超えることは不可能‘

と主張し、この説は広く受け入れられてきました。

 

ところが、まさに事実は小説よりも奇なり何とも

驚いたことに、高速を超える現象が確認されたのです。

1982年物理学者アラン・アスべは光子を用いた実験

より、超遠方に離れている粒子同士の信号は 光速

を超え、瞬時に伝わる(テレポーテーション)ことを

証明するのに成功しました。 

 

アスべが、この超光速現象を確認し、いわゆる、素粒子

の非同在性を実証した瞬間、‘いかなるものも光速を

超えることはない‘と強固に主張してきたアインシュタイン

ポドルスキー、ローゼンらの局所実在論が敗れ去り、

物理学の世界が一変することなりました。“

(以上引用終わり)

 

この考え方が応用できるには あくまでも質量を

もたない粒子に限定されているというから、質量をもつ

物質については、光速を超えられないというアインシュ

タインの説はまだ健在である。

 

すべての素粒子は フェニックスのように自由に宇宙

空間をエネルギー体として飛び交っている~つまり真空

の中にあるエネルギーが、質料を持つことで物質的存在

に変容する~というのが最新の物理論だ。

 

それによって、”色即是空”という仏教の真髄の解釈も

科学的な解釈が可能になってきた。

つまり、物質の実態は”真空の中にあるエネルギー”

あり、それが、すなわち、”空”(void)というわけだ。

 

空のエネルギーは、波動体のようなものだが、それが

質量をもつように展開していくと、この世の中の物質

へと変容する~というように。変容という宿命を持った

物質は、随時姿を替えているから、諸行無常であり、

盛者もいつかは必衰するというあの、平家物語の琵琶

法師が語る、冒頭の言葉も納得できる。

 

ところで、宇宙の起源とされるヒッグス粒子が数年前

に、脚光を浴びた。

これらのエネルギーが ヒッグス粒子と衝突すること

質量ができ、光速以上のスピードを落とすことに

よって、時間と空間を超えた空間から 時空の束縛ある、

3次元に、落ち着くと解釈されている。

 

一方、オカルトといわれがちな、霊的な世界の体験談

には,”光速を超えて時空のない世界で’起きることが

現実に起きている話がたくさんある。

例えば、一瞬のうちに、トンネルをくぐって,あの世を

垣間見た人の話、幽体離脱体験の話、ヒマラヤの聖者

たちの幽体離脱と瞬間移動の話などである。

 

インドのヨギ、アメリカSRF創始者のヨガナンダ師

も実際にご自身で、聖者と呼ばれる、ヨギ達を訪ね、

著書に時空を超えたそれらの奇蹟体験をあるヨギの

自叙伝”の中で、多く綴っている。

 

その中の一つのエピソードがヨガナンダ師の師匠で

あるシュリ・ユクテスワが 死後、再びヨガナンダ師の

目の前に生前と同じ姿で復活して顕れた話がある。

ユクテスワ師は死後間もなくヨガナンダの前に現れ、

驚いて茫然自失としているヨガナンダ師が,生き返って

現れたユクテスワ師に抱き着くと、師は、死後の生活

語リ始めたという行(くだり)である。

 

”他の星に転生して スピリチュアルな師として指導的

存在になっていること”、そして、どのようにして、

その暖かい生前そのまま体を肉体死滅後も、弟子の前で

具現できたかを説明している。

一言で言えば、それができる理由は、”自由自在に

エネルギー体としての粒子を操作して、肉体に近い物質を

作る技術的”な方法を獲得したからだという。(*1)

 

すでに先日、このブログで発表した、半世紀以上前の

”ヒマラヤの大師”の調査団報告書にも、それに近い

話はいくつか記録されている。

 

大師たちがヒマラヤの山を瞬時に移動したり、空中

から物質化して必要な物を調査団に与えたりしたこと、

どうしてそのような奇跡が可能かが、詳細に記述され

ている。(*2) 

 

これらの時空を超えた現象の背景には、心(意思)

のエネルギーの存在があり、それが物質を粒子エネルギー

に転換させたり、その反対に物質化させたりできると

いう事実がヒマラヤの大師からも、ユクテスワ師からも

語られているとは興味深い。

 

つまり肉体の細胞波動を超微妙に周波数を高く振動

させていくと、それは光のようになり、それを使い、

姿を消したり、瞬間に遠くに出現させることが可能

であるという話である。

 

さて、これらの話に関連して心と体の癒しのポイント

からアインシュタインの方程式風に言えば、以下、

興味ある点を挙げることができそうだ。

 

1)“人間の身体は すべてはエネルギーに変換される

ことが可能である“

2)“変換する際、そうしようと動く意思も、身体を

変えるほどのエネルギー体である”

3)“ある閉じた系の中のエネルギーは質量を替えず、

形を変えながらも保存される。

よって、身体も幽体というエネルギー体に本来変わる

ことが可能だ“

  

超光速や時空を超えるという話は、オカルト的として 

科学外に扱われてきた、しかし、量子物理学の新たな

深い研究とともに、霊的な眼に見えない分野での、

研究との接点が見つかるかもしれない。

そしてそれが私たちの健康とどう関係があるのか?

 

こうした時空を超えた次元があることを知る事、物質

が波動であること、などを改めて見直してみると、

本当の病の原因が、単なるMRIやレントゲンや人間

ドッグのテストで測られるのではないかもしれないと

いうことがわかる。

 

個人個人の病の背景には、メンタルな原因、時空を

超えた(つまり過去生からの)原因、カルマやトラウマ

などの原因、あるいは先祖代々引き受けているその家

ならではの因縁や精神的軋轢などの遺伝子、などなど

起因しているという話も理解しやすくなるだろう。

 

たとえ、ガンで余命宣告されたとしても、多岐にわたる

背景を考えると、自分なりに適したガンの対処方法が

みつかるかもしれない~と思う。

その余命宣告を超えて生きることも可能だろうし、

私のように、宣告6年を遥かに超えるどころか、ガン細胞

が体に負荷を与えないところまで小さくなっているケース

もある、ということも付け加えさせていただきたい。

 

 

 

 

*1)Chapter 43:     

 "Autobiography of a Yogi"   Paramanansa Yogananda 

,SRF publication, Calif.U.S.A

*2) ヒマラヤ聖者の生活研究―自由自在への道 

全5巻、S54年6月5日第五版 

ベアード・T・スポールディング著 仲里誠吉訳 

霞が関書房

 

 

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