自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

2023年 クリスマスに寄せて

2023年12月25日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方
平和にクリスマスを迎えられることに感謝・・・・
2023年⒓月25日
 
********************
 
メリークリスマスと親しい友人からメールやラインが届きました。

日本のクリスマスは、イルミネーションとケンタッキーフライドチキン
の行列と、クリスマスセールのポスターと、仮装した巷のサンタクロース登場と、
プレゼント交換・・・などなどで、その楽しいムードを共有できそうです。
 
一方、知り合いのノルウェー人の知人の便りから、こんな感じの温かい
クリスマスが伝わりました。

”太陽が冬は少ないので、雪が降っても、ホワイトクリスマスとはいえず、
でも、ツリーと暖炉の元に家族友人が集まって、楽しくなごやかに、
心身ともに温かく、過ごせる最高の日です”
 
キリストの降誕を祝い、神に感謝をしながら、その日の幸せをかみしめている
風情;
私たち、日本人のクリスマスの共感とは、少し違うようです。

でも、’祭り’が 血を騒がせる、日本人先祖伝来の気質が、もしかしたら、
クリスマスシーズンを、日本的色で、盛り上がているのかもしれない・・
と思います。
 
それと、私たちの先祖伝来の寛容性・・・生まれて神社にお参りして、
結婚式は、教会で、最後の幕引きはお坊さんの読経の中で、が当たり前の社会
では、行事の宗教的意味は あまり関係ないのかもしれません。
 
さて、キリストはマリア様の処女懐胎と言われています。
インドの年齢不詳の、エミール大師は、それを認めています。
 
“さて、キリストの生まれた経緯はこうでした。

まず偉大なる母、マリアが 理念を覚知し、それが心
に抱き続けられて、魂という土壌の中に育まれ、一時、
そこにとどまり、やがて、完全なる長子、神のひとり子
なるキリストとして生まれました。

それから、女性の最良のものを与えられつつ、養育と保護を受け、
見守られつつ慈愛の下に少年期を経て、成人に達したわけです。

内在するキリスト(実相)が私たちすべてに、実現する
過程も、同じです。

まず、最初に、神の土壌、すなわち、
神のまします、中枢部に 理念が植えつけられ、完全なる
理念として、心の中に維持され、やがてついに、完全なる
神の子、即ち、キリスト意識として、現実に、生まれ出て
くるのです。“(41)(引用終わり)(*1)

生物学的に、これが可能なのかどうか?

論争はあり、というか、まず、ほとんどの人たちが不可能なこと、
と思うでしょう。

敬虔な信者たちも、聖書にそう書かれているから、それを疑わない
としているだけかもしれません。

引用した最後のバラグラフ、
”内在するキリスト(実相)が私たちすべてに、実現する
過程も、同じです。” 

これは、私たちが健康を欲し、幸せを願い、それを実現させる過程と
私は、同じだと思います。

ここでいう、”内在するキリスト”が、今、クリシュナシリーズで書いて
いるアートマ”のことであります。

自分自身の、壊そうとしても壊れない、本質の純粋性、その自覚と比例
して、身体にも、本来の自然治癒力が持つ、健全性が反映されていくの
でしょう。

その理由は、エミール大師のマリア処女懐胎の、”法則”と同じではない
でしょうか・・・

何かが成就する前には、”理念ありき”だからです。
理念という言葉は、信念、という意味でしょう。

次回そのあたりから、また、書かせていただきたいと思います。

皆さま、良い年末を、そして、佳き新年をお迎えください。



*1)
ヒマラヤ聖者の生活研究―自由自在への道 全5巻
S54年6月5日第五版 ベアード・T・スポールディング著 
仲里誠吉訳 霞が関書房



 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする