
遺伝子をON!~100%可能性を開示させる方法
もし遺伝子の持つ情報が開示されたら、
“奇跡”といわれることすら、容易に起こりえて、
夢も現実に成就可能であると 遺伝子研究の
第一人者 村上博士は指摘している。
それでは、そのオフになっている、遺伝子
回線をオンにするためにはどうしたら
よいのか?~が今日のお話。
村上氏は
“人間はいくつになっても才能を開花できる”
という。
その理由はこうだ。
“遺伝子は年を取りません、
基本的に、10代と80代の時の遺伝子は例外を
除いて一緒です。”
としたうえで、
”遺伝子をオンにさせる要素は三つあります。
遺伝子自身と環境と心の働きです。“
それぞれの、要素を見てみたい。
① 遺伝子自身の取り組み
これは、私たちが良く口にする
“親はこうだったから自分もこうだ”、という
考え方に対しての、村上博士の反論だ。
例えば、“親は癌で、祖母も癌で、だから自分
も癌にかかりやすい遺伝子を持って生まれて
きている”という人がいる。
それに対して、村上氏は次のように反論する。
“自分の中には、親と同じ苦手な要素の
遺伝子があるだけでなく、素晴らしい資質を
もった遺伝子もあります。
あるけれどもオンになっていないだけです。”
② 環境
いわゆる環境遺伝子といわれるもの。
例えば、同じ本数だけタバコを吸っていても、
ある人は癌になるし、ある人は癌にならない。
それはなぜかといえば、環境遺伝子が
作用しているからだという。
村上氏は言う。
“癌という病気が治癒しにくいのは、
発がん因子が多様なためですが、そこに
抑制因子を含めた環境因子が、大きく
かかわっています。
癌には、発がん遺伝子と癌抑制遺伝子が
あって、両者のバランスが
崩れた時に発病することがわかって
います。
そのバランス失調は、発がん遺伝子のオン、
癌抑制遺伝子のオフという形をとります。”
環境因子というのは空気が良い、悪い、
水が汚染されていない、騒音が大きい、
空気が汚れているなどの物理的要因が
左右する。
バランス失調を抑えるためには、環境因子
が作る、環境遺伝子が 影響をあたえている
ものであることは違いない。
が、興味あるのは、遺伝子とは、直接
関係のなさそうな、心の持ち方の大切さである。
③ 心の働き
村上博士はとても単純明解に次のように言う。
“物事を良い方向へと考える、つまりプラス
発想に切り替える”
ことが、良い遺伝子の働きをオンにする秘訣だと。
このブログで、たびたび取り上げてきた唯心
所現(ゆいしんしょげん)の法則の意味は、
”心で描いたことが、所を得て、時が来た時、
現実に現れる”ということだ。
村上氏の意見もこれに類似していて、まさに、
プラスに考えれば、プラスに遺伝子が働くし、
逆もまた、真なりというところだろう。
その例を村上氏はいくつか挙げている。
"リウマチのように、長年やっかいな病気を
患わっていた人が
‘この温泉はリウマチに絶対効く’と聞かされ
その温泉に入り、
‘’ああ、治った‘と思い込んだら、痛みがスー
と消え、二度と痛まなくなったという話が
あります。
病気が治ったのですから、明らかに遺伝子が
働いたとみるわけです。“
本当に信念とともに治る、とプラスの方向に
念が集中すると、それが良い遺伝子をオンに
する影響力を持つわけだ。
心身両面、コインの裏表である。
表に百円のマークがあれば、裏も、百円の価値だ。
心に積極的なプラス思考を、あえて、意識的に
自分の力で、引き出そうとしていけば、
裏、つまり、その結果も、同様に、価値あるもの
と引き上げられるに違いない。
それが、良い遺伝子が形成されたということで
あり、自分の能力を引き出し、才能を開花させる
コツなのだろう。
村上博士の云うとおりに、遺伝子は老いないのなら、
いくつになっても、向上していくことが可能だ
という、明るい希望がもてそうだ。
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引用箇所出典)
~サンマーク文庫
“生命(いのち)の暗号”①巻・②巻
サンマーク出版 2009年
村上和雄
1936年生まれ
筑波大学名誉教授。
78年 筑波大学応用生物学化学系教授になり、
遺伝子の研究に取り組む。
83年 高血圧の黒幕である酵素“レニン”の
遺伝子解読に成功。
先端学際領域研究長を94年より務めた。
96年 日本学士院賞受賞。