自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

恐れを自分の心から抹消したら癌が癒えた(3)

2019年03月08日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

 クライアントAさんと.父.のセラピー施術結果の医師の反応      2019年3月8日

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現代医学の物理的法則では”ありえない”アニータの、

末期症状の癌が全部消えてしまったという結果は

こうして生まれた。(前々回までの記事参照してください) 

 

私事で恐縮だが、私自身のクライアントAさんのケース

をここで思い出した。

Aさんは北里病院で、直腸がんと診断され、病院側の

治療方針として、30回ほどの放射線治療のあと、

手術もあり得るといわれた。

何としても手術は避けたいというご本人の強い願いで、

藁をもすがる思いで私の元にいらした。

 

初回は私の腰が立たなくなるほど、患部からの

手ごたえは大きかった。

しかし、徐々にその手ごたえが薄れるとともに、

15回位(2か月ほど)の施術後には、癌特有の波動を

感知しなくなったので癌が癒えたと私は思った。

 

そこで、Aさんに告げた。”検査を受けて、放射線

をおやめになっても良いのではないですか?”

 

あまりにも唐突なタイミングだったのだろう、

そして、そんなことがあり得ないという疑いとともに

Aさんは困惑した様子で、返答の言葉も出なかったが、

その後まもなく病院で再検査をした。

 

結果が出た。 その結果を私に報告してくれるAさんの

口どりは、おかしそうだった。

というのもアニータの癌細胞が陰性の結果を見た医師の

反応に似た言葉が、医師から発せられたからだった。

 

担当医師の、心配そうに結果を聞くAさんの前で、

開口一番の言葉が、、”大変ことになったんですよ。”だった。 

 

’大変なこと?’ その言葉の意味合いに検討がつかない

Aさんは、恐る恐るその理由に耳を傾けた。 

医者はつづけた。”こんなことがあり得るはずがない。

 

予定放射能照射が半分も満たない段階で、直腸癌が

消えてしまったのですよ。。。

大変なとです”ということだった。

 

’何が大変だったのでしょう?’とAさんは最後に

そう付け足しで、笑顔でその喜ばしい知らせを届けてくれた。

 

私の実父の検査結果を見た担当医師も、ほぼ同様の

態度をとった。父は血尿が出て、病院で診察を受けていた。

再び血尿が出た時は ”入院ですよ”と担当医師に言われる

ほど、状態は良くなかった。

 

そんな折、たまたまインドから一時帰国した私は、

父の容態を聞いた。血尿が再度、出たというのだ。

以前からの医師との約束で入院する予定だという。

 

れまで日本にいる家族に施術をしたことが

なかったが、この時ばかりは、病院に任せる気ちが

なかった。私は父に、ぜひ、入院せずに、私に施術を

させて欲しい、と切り出した。 

 

その原因は私なりにつかめていた。父は腎臓病になる

数年前に天井の電球を取り替えようとして、2メートルほどの

脚立に乗ったが、重心を崩して転落して、を打っていた。 

その後、左足のひざ下がしびれ、スリッパが脱げていても

気が付かず、足をひきずりながら歩いている状態の時、

やはり帰国していた私は、セラピーを父に施したことがあった。

 

結果は良く、痛みや簡単な脳梗塞気味の左下半身の神経も

順調に、回復した体験があったので、この申し出に、父は快く

承諾した。

 

当時、父が落ちて打撲した頭部箇所から派生した、体の

ひずみがまだ癒されておらず、内臓の方に影響が出ている

のかもしれないと感じた。 

全体の順気を整えることが必要だと思った。

こう書いてもあまりピンとこない方が多いと思う。

 

’全体の順気を整える’という意味を例えると、公園の池に

石ころを投げ入れる。

すると、水面には四方八方さざ波がたち、振動が伝わっていく。

人体も同様で、何か大きな損傷や刺激を受けた場所は一時的に緊張して、

つまりが生じ、体全体に刺激が伝わっていくにつれてだんだ

とおさまっていく。

 

人によっては、その人が本来弱い部分にその伝わった衝撃が

そのまま影響して、’つまり’が生じて、硬くなっていくと、

凝りとなり、そこから、細胞の順気が滞る。

すると、何らかの症状が身体に出てくる。

 

だから、その時も、古傷がまだ完全に癒えておらず、

父の体全体の順気を整えたいと思ったのだ。

 

父は、私に任せようと、決断するや否や、医師の忠告を

反故にした父を不安そうに見つめる母のまなざしを

よそに通院していた病院に電話をかけた。

 

’娘が帰国していて、インド式施術を受けるので、

入院のベッドはキャンセルさせてください”と 自らその

決意を伝えた。

 

ここまで信頼を寄せてくれる父に対し、私も必死だった。

予定では、数週間日本に滞在したあと、たまったマイルを

利用して、米国ミシガン州の大学に留学していた息子を

訪れることを楽しみにしていたが、そのような状況下、

その航空券がやむなく無効になるのも辞さず、ひと月以上、

父の傍らで、施術に全力を注いだ。

 

毎日、トイレに行く度に尿の状態と量を図り、

食事の献立、食べた量、などを慎重にチェックしながら、

施術を続けた。 

山や谷のある状況を何度か超えて、完全に血尿がなくなり、

症状もなく安定した生活に戻りつつある父に、けじめを

つけるため、再度病院に行き検査をけるよう私は勧めた。 

 

私にはもう大丈夫だろうという自信があったが、その結果

を医師から聞くことで、母や父自身の精神的安堵も保証

されると思った。

 

状況がまだわからない病院側は、入院一日目は重篤患者

が入る,ナースステーションに一番近い部屋を父に用意した。

たが、数日後には、トイレに行くのにもナースステーション

からも一番遠い部屋に

移された。

 

検査結果はすべて正常値だった。特に、父親の臓器に

映っていたレントゲン写真上の”石ころ”は消えていた。

私は父とともに、そのレントゲン写真を前に、医師の

検査結果説明を聞いた。

ところで、何故、アニータの癌が消えたのか?

アニータ自らがその答えを知っている。

”それは恐怖心が消えたから”とアニータは言う。

以下、著書から引用する。(*1)


”私には抗がん剤治療が必要ないとわかっていました。

医師たちは私のためではなく、自分たちの理由付けのために

それを行ってきたのです。

私は、自分ば無敵で何者も自分をやっつけることは

きないとわかっていました。

今、血管に注入されている劇薬でさえもです。

 

れは長年私がずっと恐れていたものでした。

そして興味深いことに、今回はいつもの副作用が全く

現れませんでした。

 

医師チームは抗がん剤投与に伴う、吐き気がみられないので、

とても驚いていました。

私は勝利を得た気分でした。その時の私は、死ぬことから

癌や抗がん剤まで、あらゆるものに対する恐怖心を完全に

乗り越えていたので、自分を病気にしていたのは、恐れの

気持ちだった確信しました。

 

し、これが向こう側の世界を体験(注:臨死体験)をする前

だったら、大きな赤い文字で書かれた劇薬という言葉も

それから身を守ろうとする看護師たちの厳重な装備も、

きっと私に死ぬほどの恐怖感を与えていたでしょう。

心理的な影響だけでもきっと私の息の根は止まっていたかも

しれません‥“

 

最後のラインにある、”心理的影響だけでもきっと私の

息の根は止まっていたかもしれません”というアニ―タの言葉。

 

心理的影響だけというより、心理的影響が病に一番

直接の影響を与える。

恐れ自体がすでに感情である以上、恐れがなければ

心理的影響はないといってもよいだろう。

 

先に例をあげた、クライアントのAさんの場合は、

恐れは常にあったがそれ以上に、’手術をせず、何とか

乗り切りたい”というAさんはさんの強い思いに ご家族ぐるみ

で協力されて、その愛情ある支援が大きかったのだろう。

もちろん、私の施術に対する’信頼’もそこにはあったように思う。

 

父の場合は、もともと薬嫌いで病院に行くこともほとんど

ないほど健康体であったが、私が父に、施した脳梗塞気味の

左下半身のしびれや感覚がないような状況が良くなった

という体験から、私の施術に絶大な信頼を寄せてくれていた

というのが大きな理由だったと思う。

 

信頼と不安は反比例する。何に対しても信頼、信仰を

純粋に持てば持つほど、不安の入る隙は小さくなる。

 

アニータの”恐れが病の原因だった”という彼女の言葉の裏

にも、彼女の強い信念を感じる。自分の本当の姿を臨死体験中に

味わい、本当の自分にとっては、怖いものがないという

自覚に至ったアニータ、

 

これまでの人生の節々で感じていた恐れや不安が抜き去られ、

でに癌も癒されているという信念の確かさは、

ゆるぎないものだった

 

 

*1  ”喜びから人生を生きる!”

~臨死体験がおしえてくれたこと~ 

アニータ・ムァジャーニ著、2013年  

(株)ナチュラルスピリット

 

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