内面(心)的 外面(物理現象)的側面
2023年9月9日(土曜日)
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昨日の9月8日にあげた、原稿の補足です。
スピリチュアル性について・・という時、その言葉の
受け取り方が人によって、違うと思いましたので、
補足させていただきます。
昨日の記事で、エジソン発明王が、死者と交信する
機械の発明に挺身したお話。
死者と話したり、霊界通信をすることが、”スピリチュアル”
的だいう解釈があります。
一方では、そうした心霊主義的・現象面的なものでは
なく、真理的側面を心の内へ内へと、向かって、探求
するスピリチュアリズムもあります。
同じスピリチュアリズムでも、人によって、捕らえ方は
こうして大きく違ってます。
私は、これまで、後者をさして、この言葉を使ってきました。
エジソンも、単なる、前者の、オカルト的な、現象的
興味ではなかったようです。
というのは、彼は、”宇宙の波動”を自覚していました。
自分の発明は、この宇宙の波動を受けて、自分が受信
したものを現実化しただけだ・・と自ら語っています
から。
彼の試みていた、’死者との通信装置’開発の目的は、
いいかえれば、彼自身の最大の発明品の完成として、
異次元(霊界)の波動(音)を捕らえる・ということ
にあったのです。
エジソンや、シャーロックホームズ探偵の作者、
コナンドイルの生きていた時代に、オカルト的な
スピリチュアリズムが 社会的現象として流行しました。
つまり、交霊会や、霊媒師による、いわゆる幽霊と
いわれる、霊体を呼び出す・・目的の、集会が知的階級
に広まっていました。
この頃の、スピリチュアル的と呼ばれるものは、心霊
主義志向の強いオカルト的な探求で、現在も、その筋
から、’スピリチュアル’という言葉が定着しています。
コナンドイルも、このような交霊会に参加していて、
知的文化人へ、その会への参加を呼び掛けています。
が、後に、彼は変わります。
それは、普遍的な、狭いキリスト教的教義への批判に
も通じる独自の意見を、社会に発表していくからです。
その時点で、ドイルの、スピリチュアリティの解釈は、
むしろ、後者の、真理(魂の不変的法則)探究に
つながっていました。
これは、自然治癒力協会の”癒し”の本質が、”心の力”と
”人の持つ、神聖な普遍性の自覚”という点で ドイルの
スピリチュアルの考え方と共鳴するものです。
ということで、次回から、”コナンドイルのスピリチュア
-リティ”について・・・をご紹介させていただきます。
(エジソン)(ドイル)
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