自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

真に言葉というものは・・・・

2012年08月28日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

相手に言葉が届くとき

同じ話でも                    

  

自分の言ったつもりの通りに、相手に受け取られるとは限らない。

話しの内容そのものより、相手の心の居所のほうが

物言うことが多い。だから 姑の機嫌をとるつもりで話した言葉が、

ゆがめられてとられていることなど、数えきれまい。

言葉は手軽に口に出るが、その言葉を心に開いてうけとらせようと

すると、それは決して手軽なものではない。

真に言葉というのものは、便利で不便である。[野口整体の創始者

の言葉より引用)

 

*********僭越ながら一言・・・****************

野口氏のズバリ、観察眼に明示されているこの言葉に含まれる真実は、話の内容が伝わるかどうかは 

受け手側の心情や状態などに左右されるのであって、

話しての話の上手さではないというところである。

だから、話し上手 と言われる人は状況や相手の心持が

良く理解できる人なのだろう。

どんなときに、こんな話を切り出したらきちんと相手の心

に受け入れてもらえそうか、その状況判断が必要だという

ことだ。良かれと思い 口に出しても、その時の、相手に

 何か考え事や集中していること、あるいは、気になる

わだかまりがあったりしているとき、こちらの話がいか

に巧みでも、そのまま伝わるとは限らない。

 

ましてや 野口氏の掲げるこの話の設定では嫁 

に対する 姑の憎しみや怒りがくすぶっているようなとき、

どんなに、優しい言葉も、かえって相手をイライラさせて 

逆効果を生むという。

普段からのコミュニケーションの流れを良くしておくことも

大事だが、相手への心遣いや思いやりがないと、

そして時を選ぶ智慧がかけていると、どこかで、

独りよがりの会話になって肝心な意味合いが

伝わっていないことになる。

これは家族だけでなく、他人との間のコミュニケーション

でも同様のことが言えるのだろう。

 

 

 

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