自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

ごみ屋敷のオーナーの心を解放!

2018年01月03日 | 廻りまわって”心の浄化”につながるかも・・・

 

母を”野辺に送って”最後の章:友人のいない人の”散歩禅”とは?

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 かたづけ無料写真 に対する画像結果


 (2014-07-31 08:54:21 | 癒しの空間

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12月30日【2014年】年末特集番組でタイトルは忘れましたが、

”あなたの家に着いていっていいですか?” という 終電近い時間に、

一般人に声をかける番組がありました。

そして、その人の家に着いていってよいという許可があれば、一緒に、行く

という番組でした。

とある東京の69歳の男性に密着取材した記録をみました。 

初めての取材時は、夏服を着ていましたが、その後の取材は季節が

変わっているようでした。

その家は、いわゆる、ゴミ屋敷だったのです。

一人住まいで、納豆と玉ねぎを常食として、そのプラスティックの納豆

のカラの容器が、台所に散乱・・畳にはゴキブリがはい回っていて・・

玄関は’ごみ’の山で開かず、10年以上の前の聞が散乱している・・

ご覧になったかたもいらっしゃいますか?

 

私はこの番組を観て、この番組に登場するスタッフに感心しました。

そのスタッフ、声だけ登場する彼は、たぶん、カメラを回しながら、

住人に、質問したり、話かけている、顔が見えない30台初頭の

プロデューサーでしょう。

何を感心したかといえば、この人の優しい目線と会話のやり取りの中の、

職業的好奇心を人間的愛情でカバーした、優しい独特の声のトーンと、

今まで友人な存在しなかった思える、のごみ屋敷の住人の心を自然と

開かせる穏やかで優しい会話でした。

相手が警戒心なしに、素の自分でスタッフに対応したり、答えたりする

様子や内容は、1人の人間の生きざまを描いた小説を読んでいるようで、

次第に引き込まれていました。

 

テレビでひな壇に座っているタレントの安易な反応、”え~!””すご~い” 

”うっそ~!”式の反応のように、何度も、視聴者の法から、そういう言葉

が出そうな、現実離れした、でも実際の生活の場面を目の前にして、この

いプロデューサーは淡々と反応していました。

そして、感情に走らず、”なぜ、そんなゴミ山で暮らしているの?”という

視聴者の素朴な、疑問に沿うような質問を、自然に投げかけ、渦中の男性は、

それに対して、ありのままを語り、彼の生きざまや考え方などが 答えから

垣間見られることは、実に、興味深いものでした。

”宇宙の意思” というものがあるとしたら、この男性の生き方も、もしかし

たら宇宙の意思なのかもしれない、というような感慨さえしました。

取材中、疲れれば、いびきをかいて寝てしまう男性。

カメラが回っている前で、ごみの中で納豆玉ねぎを 一度も洗った

ことのないという器にいれて、混ぜて美味しそうに食べる男性。

カメラを回す、若いプロデューサー相手に、”今夜は泊っていったら?”

と親愛の情で聞く男性。

”散歩をしているときは散歩禅だ。心が一番安らぐから。”

と言いながらも ”人恋しくなって、そういうにぎやかな所(新宿歌舞伎町など)

に散歩に行ったりするよ”と語る場面は、印象的でした。

ある意味、仙人的生活感のある一方、寂しいという人間的感情も湧くという

実に人間的な場面でした。

 

”だって、あんただって、もし、誰も家族や知りあいが1人もいなくなったら、

生きていることが無意味のような気がするでしょう? 

人は人間といって、人の間で生きるものなのだから”と説得力のある言葉

かたづけ無料写真 に対する画像結果 イメージ写真

 

あちこちに散らばっている本、崩れそうな本棚と哲学書が並ぶ本棚、

”私はバカだから、こうした本を読みたいと思ったのです。”

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 番組最後の圧巻なシーンは、このごみ屋敷のごみがプロの 片づけ屋に

よって、運び出され、玄関が開くようになったことでした。

かたくなに拒んでいた、掃除を、最終的に、この若いプロデューサーが

’手伝うので良ければ、掃除しましょう’ の一言で、受け入れたとのことでした

そこに至るまでに、番組スタッフとゴミ屋敷の老人との間に、きっと、

何らかの友情が、芽生えていたのかもしれません。

ごみ屋敷で過ごすことを、良しとして、かたくなに。何十年もその生活を

変えなかった男性が、心を変えた!心を変える! 自分を変えることも

至難なのに、偏屈に見える老人の心を変えた!・・・”掃除? うん、いい

よ。手伝ってくれるの?悪いね”

 

こうして、ごみ処理代費用35万円ほどの、大量のごみの片づけ作業は終わり、

うって代わったさっぱりした家の中と変貌したのです。

 ”変わったのは家だけではなかった。心を変えた”というテロップが画面に

出て、周りのぼうぼうと生え茂っていた、雑草や門の周りの植木すら、

手が加えられたのでしょう。

家の内外が、すっかり様変わりしたのでした。

番組スタッフたちの、心意気は、69歳の孤独なごみ屋敷の住人の心を

開いて、文字通り、家のごみとこの男性の頑な心を開放することが

できたようです。

なぜか、私は、もっと謙虚に生きていきたいと思ったことでした。

価値観の多様性、人との関係、信頼、心を開く、心が変る、すべて、
私の予想以外の結果を、この番組から観て、自分の持つ”考え”の限度を
感じたからかもしれません。

 

 

 

 

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