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2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

なぜロザリオを唱えていても?

2010年03月04日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

先ほど、ちょっとした質問を受けました。

なぜロザリオを唱えていても、ある御出現のグループのように、逸脱してしまうことがありうるのか?

これは、私の思うには、新しいミサと同じことだということです。さらに、エキュメニズムと同じです。

彼ら、御出現のグループは、確かにロザリオを唱えていたかもしれません。しかし、その他の多くの多くのおかしな主張をしていました。教祖をイエズス・キリストであるかのように、考えていました。だから、おかしな主張からおかしな結果が生じました。残念ながら。彼らは、おかしな主張の犠牲者となってしまいました。かわいそうです。

新しいミサでも、キリエはあります、聖体拝領はあります、しかし、手による聖体拝領です。プロテスタント化したミサです。結果は、多くの霊魂がカトリック信仰を失い、教会を離れたことでした。純粋にカトリックではなかったからです。聖伝との断絶があったからです。

誤りの中の良い一部があたかも全部が良いかのような良い結果を生じさせる、これは、いわば、エキュメニズムの精神です。ユダヤ教も、イスラム教も、キリスト教も、一神教だから、等しく良いと主張するようなことです。一神教を強烈に、「カトリックよりも!?」信じている、だからといって、カトリック信仰の十全が与える結果が生じるわけではありません。

聖母マリア様の聖なるロザリオは、カトリック信仰の大切な一部です。しかし、だからといって、それが全てではありません。

例の御出現のグループの悲劇は、そして、新しいミサの問題は、エキュメニズムの危険は、そこにあるのだと言えるでしょう。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!


トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

ファチマと聖ピオ十世会

2010年03月04日 | ロザリオの十字軍
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

ルフェーブル大司教様の伝記を読み返していて気がついたことがあります。

1969年10月13日、ファチマの日、フリブールに集まった9人の若者のために、まだ名前がなかった聖ピオ十世会は胎動しました。

一年後、1970年10月13日、ルフェーブル大司教様は、フリブールのシャリエール司教に手紙を書きます。聖ピオ十世会の創立をファチマの聖母マリアに委ねます、と。

ついに11月7日、初土に、つまり聖母の汚れなき御心の信心の日に、シャリエール司教は教会法に従って、聖ピオ十世会の創立を認可しました。ただし、11月1日付けで。

聖ピオ十世会は、いわば、ファチマの聖母マリアの汚れなき御心が下さった修道会のようです。

だからこそ、聖ピオ十世会はファチマの聖母マリア様の望みに従って、ロザリオ十字軍を起こしたのでしょう。

どうぞ愛する兄弟姉妹の皆様、ロザリオの十字軍への寛大なご協力をお願いいたします!!感謝します。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!


トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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