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庭園 ガーデン その2

2010年03月13日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

 旧約のスザンナは、庭園で罪なく二人の老人に偽証され、訴えられました。ダニエルがスザンナを危機から救い出します。

 新約の罪の女(聖伝によるとマグダラのマリア)は、犯行の現場で現行犯として捕らえられます。イエズス・キリストのところに連れ出され、私たちの主は彼女を救います。イエズス・キリストは新しいダニエルです。

 ゲッセマネの園では、私たちの主イエズス・キリストは、罪なく逮捕されます。マグダラのマリアをかばった私たちの主は、抵抗せず、連行されます。

 イエズス・キリストは御受難を、エルサレムの城内ではなく、エルサレムの壁の外のゲッセマネの園で始めます。なぜならキリストの受難はエルサレムだけのものではなく、全世界のためだから。

 アダムが園で不従順によって罪を犯したので、第二のアダムであるキリストはやはり園で「父よ、私の意志ではなく、御旨のままに!」と祈るべきでした。

 エデンの庭で人類は失われたので、イエズス・キリストは失われたものを探しに失った場所に来たのでした。

 私たちの主は、ゲッセマネの園に愛の薔薇と謙遜のコスモスを、貞潔の百合を植えるのです。この地に自分の汗と血で、水を与えました。

 キリストはオリーブの木で、聖パウロによると、私たち異邦人は接ぎ木されました。だからゲッセマネの園はオリーブの園でした。
私たちの主よ、我らを憐れみ給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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