局の道楽日記

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生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

観劇ハシゴ~やっぱり無理あり

2008-08-24 10:55:03 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日は日比谷、埼玉の与野と観劇のハシゴをしてしまった。

与野の方はずいぶん前にチケットは買ってあったのだが、日比谷の方は急遽とてもいい席が手に入ることになって、どうせなら一日観劇日にしようと決心してこの予定を組んでしまった。

まず 日比谷



星組 スカーレット・ピンパーネルであります。

席は 5列目の50番台、通路を挟んでSS席というお得なポジションだった。
SS席には 美しい中年のオバサマが何人かいらっしゃる。 
同行のヅカファン友人が

友 ほら あの黒尽くめの人 去年引退したOOさん
局 へ~ やっぱり雰囲気あるね 普通の60代には見えないね
友 その後ろの あの人も 男役だったOOさん
局 かっこいいね~ 中性的な雰囲気が素敵 ほらその斜め前の人も男役かな?雰囲気あるよね
友 局ったら あれはホントのオトコだよ 

なんてマヌケな会話をかわしながら開幕をまちました。

「スカーレット・ピンパーネル」 時はフランス革命後期 1794年 王も王妃も処刑されて ロベスピエールによる行き過ぎた粛清の嵐がパリを吹き荒れていた頃の話。革命政府に反感を抱いたイギリス貴族 パーシー・ブレイクニーはフランス貴族たちをイギリスに亡命させたりして救い出していた。
そして、それを阻止しようとする革命政府の公安委員のショーブラン。
スカーレット・ピンパーネルとして ある時は変装してロベスピエールに取り入るブレイクニー。
フランスの人気女優マルグリットと結婚するが、若い頃に革命に加担してショーブランの仲間だったという過去をもつ彼女との間に懐疑が生まれる。
その悩みを抱えながら マルグリットの弟や仲間のイギリス貴族を仲間に加えて、ロベスピエールによって幽閉されている王太子ルイ・シャルルを救い出すというお話。

これ 行ってよかったです。

やっぱり宝塚は フランスのこの時代が似合う。
スカーレット・ピンパーネル(紅はこべって題でしたよね 昔読んだことある)という題材、冒険活劇と夫婦の間の懐疑と信頼の回復というストーリー
ワイルドホーンの音楽と小池氏の演出がとてもよくマッチしていたと思った。

あと 安蘭けいさん

よかったな~ 私はヅカ初心者ですが、男役の歌でこれほどいいな と思ったことは初めてです。わざとらしくない発声で音域も広いしうまいし安心して聞きほれられる。それにホントに整った美貌だわ。
遠野あすかさんの中音域の響きが豊かで、このコンビもちょっと年齢上目の落ち着きもあってホントよかった。

あと、イギリス貴族の男役の人たちも、みんな長身、イケ面で見ていて美しさにほれぼれした。

これから星組チェックだわ。

そして 上野から高崎線にのり大宮に。
ここで遅いお昼を食べて 埼京線で与野本町へ

雨が降り出し、この時点で少々めげる。

そして さいたま芸O劇場に(以下 伏字多いと思います)



ガOスの仮面を観た。蜷Oさん演出というので楽しみにしていたんですが・・・
夏Oマリさんの月影ってのもはまり役だろうなとワクワクしてたんですが・・・


公演前の舞台。この奥行きを使っての演出はおもしろいところもあったんですが・・・

まあ あくまで私の感想として つまんなかった。

天才 北Oマヤと サラブレットの姫川O弓の 演劇対決の話ですよ。

それなのになぜ 劇中劇がこれほどまで盛り上がらないんだろ?
「たけくらべ」の劇中劇なんて 舞台上に二つのセットを並べて 二つの劇団の劇を同時に演じて見せたが、退屈さに寝込みそうになった。

それに音楽劇にする必要があるのだろうか? 桜O路役の子の歌のヘタクソさに身体がかゆくなりそうだった。

同行の友人もため息をついていた。

エンディングでスタンディングで拍手してた若い子もいたから 感動した人は感動したのでしょう。あくまでも私の感想です。

やっと終わったよって立ち上がったら、長時間座っていたお陰で腰が痛かった。
同行の友人もご同様で 傘を杖代わりにして 月影千草かよ と言いながら駅に向かった。

12時間かけての観劇ハシゴ  
やっぱり暴挙でしたわね。
これからは やめておこう。

 






コメント (4)
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