何故か我が家に新しいペットが加わっているのである。
ペットと言っていいものかどうか? 私は哺乳類 それも 犬猫以上でないとペットとして可愛がる気にならないので私の範疇ではない。
ムスメがメダカを愛でているのである。
ムスメの作ったメダカ水槽。
最初は10匹のメダカからそれは始まった。
実はご近所の犬友である女流画家のYさんがメダカを飼い始めたのである。きっかけは彼女が睡蓮の栽培セットを買ったことから始まったのである。
確かに庭先に水槽があってそこに蓮の花がぽっかりと花開いていればこの季節ちょっと涼しげではないか その気持ちはわかる。
しかし水が溜まっているとそこにはぼうふらが発生する。それを防ぐにはメダカを入れておくといいそうな。そこでYさん、ホームセンターで安いメダカを買ってきて水槽に放したのである。
そして数週間・・・・
なぜか睡蓮は枯れて、残ったのはメダカであった。(この過程、Yさんには悪いが受けてしまった)
しかも気付いた時には彼らは一緒にいれておいた水草の根に卵を産み付け、いつのまにか子メダカが発生していて睡蓮鉢の中にメダカのファミリーを形成されていたらしい。
Yさんは鉢を二つに増やし、大きな子と生まれたばかりの子を分けて育てているが、ねずみ算ならぬメダカ算はもっと爆発的であり、鉢の中のメダカは増え続けていったのである。
そんな話を犬の散歩の時に聞き
「ねえ 局さんの家でももらってくれない?」と頼まれていたのだが、先に言ったように魚には興味がないワタシ、no thank youを貫くつもりであった。
しかしなぜかそれに興味を持ったのがムスメである。
「メダカ? いいなぁ~ 飼いたい~!」
そして自分でYさんに連絡を取りメダカを里子にもらうことを約束し、ホームセンターででっかい鉢と水草と餌なども買ってきたのである(初期投資が5000円ほどもかかったらしい)
水槽にしてリヴィングに置くという方法もあったのだが、ワタシが断固として拒否したのである。
そして「何があっても私はあんたのメダカの世話はしませんよ」との宣言もしておいた。
だいたい犬を飼う時だって 当時中学生になったばかりのドラと一緒に「絶対世話をするから」と言って飼ったのにとんでもない!ドラは海外に行っちまうし、ムスメも私が居る時は餌もやらなきゃおしっこシートの換えもしやしない。
ペットにおける子供の「絶対世話するから」なんてどこの家でも大抵こんなものだろうし、犬たちはワタシもこよなく愛しているのでそう気にはならないが、メダカなんて知らないもんね。生きようが日干しになろうが私はどうでもいいです(鬼母)
というワタシの心が伝わったのか、ムスメが一人でコマメに世話をすること。
今までギリギリまで寝ていて 化粧とヘヤアイロン優先だった時間を まずメダカの世話にあてているのである。
それもこの暑いのに 玄関先に腰を下ろして、よく農家の人が腰につけている蚊取り線香を携帯しつつ、餌をやりながら水草をかきわけ、10匹が無事に泳いでいるのを確認している。
そして暑いのですぐ蒸発してしまうので水を足さなくてはならないが、それもちゃんと汲み置いて2日くらいたったのを順番に足してやり、一週間に一度は底の石を洗って水も取り換えているという徹底ぶりである。
彼らを見ていると 和むのですとさ。
水替え作業中 結構めんどうな作業である。
そしてそんな日々が2か月あまり・・・
水替え中のムスメが
「あれっ メダカがお腹に卵をつけてる!」
この一番大きなヤツのおなかに白っぽい丸いものがついていたのを発見したのであった。
そしてよく見てみたら水草の根っこにもついている卵、その卵をよく見るともう目が見えるのもあったそうだ。
更によく見たら鉢の中には身体の透き通った極小さな卵から孵ったばかりのメダカが泳いでいるのではないか!
この暑い中しっかり繁殖しているたくましいやつらであった。
そうなると今度は卵のついている水草と子メダカを隔離しなくてはならない。そうしないと親に食べられてしまうのである。
ムスメの目の前で食べられたのも何匹かいたらしい。
すくう網は買ってなかったので、古い茶こしで代用(笑)
ここに10匹くらい泳いでいる。
毎日この作業を繰り返して子メダカビンも増殖中。
まったくこの先どうなることやらとワタシは無関心を装っているが 実は毎日着実に大きくなる子メダカや、植木に水をやるときにメダカ鉢の縁をたたくと「餌かいな?」とばかりに寄ってくる親メダカにちょっとだけ情がうつりつつある。
(これはムスメには気取られないようにしているけど・・・w)
ちなみにムスメがこの過程を写真に撮ってFBに上げたり ロンドンで仕事中の親友とドラにもラインで伝えたところ、二人ともどもに
「それもいいけど彼氏作れ!」と言われたと怒っていた。
これはこれで有用なアドヴァイスである。
ペットと言っていいものかどうか? 私は哺乳類 それも 犬猫以上でないとペットとして可愛がる気にならないので私の範疇ではない。
ムスメがメダカを愛でているのである。
ムスメの作ったメダカ水槽。
最初は10匹のメダカからそれは始まった。
実はご近所の犬友である女流画家のYさんがメダカを飼い始めたのである。きっかけは彼女が睡蓮の栽培セットを買ったことから始まったのである。
確かに庭先に水槽があってそこに蓮の花がぽっかりと花開いていればこの季節ちょっと涼しげではないか その気持ちはわかる。
しかし水が溜まっているとそこにはぼうふらが発生する。それを防ぐにはメダカを入れておくといいそうな。そこでYさん、ホームセンターで安いメダカを買ってきて水槽に放したのである。
そして数週間・・・・
なぜか睡蓮は枯れて、残ったのはメダカであった。(この過程、Yさんには悪いが受けてしまった)
しかも気付いた時には彼らは一緒にいれておいた水草の根に卵を産み付け、いつのまにか子メダカが発生していて睡蓮鉢の中にメダカのファミリーを形成されていたらしい。
Yさんは鉢を二つに増やし、大きな子と生まれたばかりの子を分けて育てているが、ねずみ算ならぬメダカ算はもっと爆発的であり、鉢の中のメダカは増え続けていったのである。
そんな話を犬の散歩の時に聞き
「ねえ 局さんの家でももらってくれない?」と頼まれていたのだが、先に言ったように魚には興味がないワタシ、no thank youを貫くつもりであった。
しかしなぜかそれに興味を持ったのがムスメである。
「メダカ? いいなぁ~ 飼いたい~!」
そして自分でYさんに連絡を取りメダカを里子にもらうことを約束し、ホームセンターででっかい鉢と水草と餌なども買ってきたのである(初期投資が5000円ほどもかかったらしい)
水槽にしてリヴィングに置くという方法もあったのだが、ワタシが断固として拒否したのである。
そして「何があっても私はあんたのメダカの世話はしませんよ」との宣言もしておいた。
だいたい犬を飼う時だって 当時中学生になったばかりのドラと一緒に「絶対世話をするから」と言って飼ったのにとんでもない!ドラは海外に行っちまうし、ムスメも私が居る時は餌もやらなきゃおしっこシートの換えもしやしない。
ペットにおける子供の「絶対世話するから」なんてどこの家でも大抵こんなものだろうし、犬たちはワタシもこよなく愛しているのでそう気にはならないが、メダカなんて知らないもんね。生きようが日干しになろうが私はどうでもいいです(鬼母)
というワタシの心が伝わったのか、ムスメが一人でコマメに世話をすること。
今までギリギリまで寝ていて 化粧とヘヤアイロン優先だった時間を まずメダカの世話にあてているのである。
それもこの暑いのに 玄関先に腰を下ろして、よく農家の人が腰につけている蚊取り線香を携帯しつつ、餌をやりながら水草をかきわけ、10匹が無事に泳いでいるのを確認している。
そして暑いのですぐ蒸発してしまうので水を足さなくてはならないが、それもちゃんと汲み置いて2日くらいたったのを順番に足してやり、一週間に一度は底の石を洗って水も取り換えているという徹底ぶりである。
彼らを見ていると 和むのですとさ。
水替え作業中 結構めんどうな作業である。
そしてそんな日々が2か月あまり・・・
水替え中のムスメが
「あれっ メダカがお腹に卵をつけてる!」
この一番大きなヤツのおなかに白っぽい丸いものがついていたのを発見したのであった。
そしてよく見てみたら水草の根っこにもついている卵、その卵をよく見るともう目が見えるのもあったそうだ。
更によく見たら鉢の中には身体の透き通った極小さな卵から孵ったばかりのメダカが泳いでいるのではないか!
この暑い中しっかり繁殖しているたくましいやつらであった。
そうなると今度は卵のついている水草と子メダカを隔離しなくてはならない。そうしないと親に食べられてしまうのである。
ムスメの目の前で食べられたのも何匹かいたらしい。
すくう網は買ってなかったので、古い茶こしで代用(笑)
ここに10匹くらい泳いでいる。
毎日この作業を繰り返して子メダカビンも増殖中。
まったくこの先どうなることやらとワタシは無関心を装っているが 実は毎日着実に大きくなる子メダカや、植木に水をやるときにメダカ鉢の縁をたたくと「餌かいな?」とばかりに寄ってくる親メダカにちょっとだけ情がうつりつつある。
(これはムスメには気取られないようにしているけど・・・w)
ちなみにムスメがこの過程を写真に撮ってFBに上げたり ロンドンで仕事中の親友とドラにもラインで伝えたところ、二人ともどもに
「それもいいけど彼氏作れ!」と言われたと怒っていた。
これはこれで有用なアドヴァイスである。