局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

こうもり

2016-06-16 23:48:49 | 見る(映画 劇場 美術館など)
もう一月も前の観劇なので備忘録になっちゃうけど
これはとっても良かったのである


五月の星組 この回も良い席で観られた。


この日経の記事を見て思い出した。
ねじめ氏の宝塚関連の記事。退団された彩吹さんと北翔さんの事に言及されている。
二人の実力派オトコ役 彩吹さんの魅力がしなやかな腕なら北翔さんの魅力はぶれないトルソと・・・
そして宝塚に限らず表現のジャンルにはベクトルが二つあり、「拡げる」と「埋める」と言うことで、彼女たちが担って来たのは埋める(伝統を引き継ぐ)ことで、それを彼女たちは誇りに思っていたのではないか?というのがその趣旨であった。

私も彼女たち二人の実力派男役って人たちにとても惹きつけられたクチであった。
今流行りの(誰とは言わないが)綺麗だけどどうも軽い感じのトップさんにはどうも惹かれず、昭和っぽいとの陰口も聞こえながらもちょっとケレンミを帯びたこれぞスターって感じの、しかも実力に裏打ちされた(ここ重要)な演技が好き。

この日同行はいつもの観劇トリオだったが



このオペレッタ、ウイーンでは大みそかに必ず上演されてウイーンっ子はそれを楽しみ、公演の中の酔っ払い演技が上手だったとかイマイチだったとか話題になるとか・・・ 彼の地に留学してた舞台友Nの話。彼女の経験からの話はこういう時におもしろい。



そしてこのショー 北翔さんの魅力がフルに発揮されていてホントに良かった。歌、ダンス、ピアノも弾けば、赤ちゃんにもなるw
そして今の星組、前のトップさんの影響でダンスが磨かれ、今のトップさんの影響で歌もうまくなっててまとまりもすごく良かった。

あと一回で北翔さんが退団されちゃうってのが今から残念である。
ああ いいなあこの人と思っても退団してしまい、その度がっかりして、また次にお気に入りを見つけて楽しむってのがこの劇団を見続けるためには避けられないことなんだけど、やっぱり特別ガッカリ感があるのは今度の星組である。


コメント
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