局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

珍道中

2016-06-22 20:54:12 | 


今年も、小中の仲間と一泊温泉旅行



私たちは浅草より
実家地方からの参加者は車で
現地集合







昼食はここ
明治時代に建てられた洋館でフレンチ









素敵な空間であった。

すぐ隣に



そういえば、修学旅行で、この仲間と来たのよね。ン10年前?








色々修繕中とのことで、この猿たちもニセザルである



日暮門もシートがかぶっていて、塗り直し中





その代わりに普段は見ることのできない、壁の中の絵を見られた。

ここまでは、まぁ順調だった旅だったけど この後に・・・

この旅は、仲間の一人 キョージュの仕切りであった。キョージュは世俗的欲望に割に無欲で マスゾエ氏の真反対を行くようなヒトである。
やはり一族郎党〇師という育ちの良さであろうか? 
その無欲さ、政治的なかけひきが無縁なところがよかったのか、この度〇学部長、副学長になったのである。
仲間が出世していくというのは、直接は関係ないがやっぱり喜ばしい。

電車の指定席や宿やランチの予約やタイムテーブルを作ったのは彼。
そして私たちにそれをメールで知らせてきたのも彼。

しかし、である。そのメール(ワタシはどうせみんなと行くし、途中から車で連れてってもらえるのだからと詳しくチェックもしないでいた他力本願)の一回目のものと、詳細と称した二回目のもので 予約した宿の名前が違っていたのである。
〇〇〇温泉ホテルと 〇〇〇観光ホテル。 悪いことにどちらも存在している。

私たちがお参りをしている間に、単独で来た女性が観光ホテルに先に着いてロビーで待っていた。彼女とラインしつつ
「今 ついたよ」とエントランスへ
「予約していた〇〇です」と言うキョージュ
駐車場係りのおじさん、予約表を見ながら
「予約が入っておりませんようですが・・・」
そこで
「温泉ホテルなんじゃないの?」と最初のメールを確かめた一人が指摘。
あせったキョージュはフロントに確認、その間に温泉ホテルに電話して予約が入っていることを確認する私たち。
「あ~ 間違った、やっぱり温泉のほうだ」とロビーから走って引き返してくるキョージュを乗せて出発した私たちの車のバックミラーにやっとみんなと会えたと思ったところで置き去りにされて焦ってガラガラバッグを引いて、必死の形相で走ってくる単独女性の姿があった。

しかも、もう一つのボケ話は親友A。彼女もこの日はセミナーがあったとかで一人遅れて来たのだけど、スマホを家に忘れてきてしまったのである。
しかも宿も知らないという状態であったらしい。そこでどうしたかと言うと、自宅に電話してお母さんから私の実家に電話して、ワタシの弟から私の携帯番号を聞き出して連絡をとるという危うい状況。もし、私の弟が居なかったらどうしたのであろうか?

そしてちょうど 観光だ、温泉だとすったもんだしていた所に私のスマホに公衆電話からの着信が・・

「Aちゃん。今そこ?駅なのね。〇〇〇観光ホテルめざしてきてね。あっちょっと待って、やっぱり違う!〇〇〇温泉ホテルの方ね。」
などと混乱の極み。

やっと温泉ホテルに落ち着き、Aもたどりついて良かったのだけど
「大丈夫か? キョージュの大学は? 大丈夫か? Aの会社は?」と大笑いになった。



たどりついた正しい宿泊先。
古いけど、まあ清潔にメンテナンスしてある宿だった。



夕食はビュッフェ形式。すんごく品数はあったことはあったが・・・ 煮物は全部同じ味付けってのはどうしたもんか・・・



ま、いいか、話は弾んだから

持ち込みビール、ワイン、日本酒、おつまみで部屋飲み二次会。





この時、一人の♂が中学の時の文集を持ってきた。
私たちの学校は毎年全校生徒がなんらか(作文、詩、短歌など)の作品と卒業する学年は一言を書いて掲載される文集が毎年作られていたのである。
持ってきたのは私たちの三年時の時のこと。

「あっこれはEちゃんの作品だ!」と表紙の画は今絵本作家として活躍しているEちゃんのもの。
「三つ子の魂だねえ」と感心しながら、みんなでパラパラ中身を見て、酔っ払いながら、みんなの卒業にあたっての一言を読み上げるなんていう、羞恥プレイが行われた。

卒業後ン十年。本質は変わってないんだけど なるほどあの時ってこんなこと考えてたのねえ・・・ なんてみんなのを聞いて笑ったり、自分のを読み上げられて照れたり。
その合間にも、時期的に共通の悩みの親の介護の話も出たり、社会情勢だの色んな話題で盛り上がって、世は更けたのであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする