新しくなってから初めての日本青年館ホール
日比谷以外のヅカ鑑賞は久しぶりだし、誘われたときは、正直、別に見なくてもいいかな、忙しいし… とか思ったのだが
原作の漫画が好きだったのと、熱烈花組ファンの友人から、「はいからさん!行けるの?だったら行った方がいいよ、めっちゃチケット争奪戦よ」と言われ、今回も舞台友Nのコネ力の恩恵にあずかったのであった。
わりに普通っぽい緞帳
いつものオペラグラスいらない前列ってほどではないけど、舞台全体が見渡せるちょうどいい席であった。
そして、ホンット楽しめた。
8巻ほどのコミックを二時間半に凝縮した舞台、早足でエピソードを駆け抜けて披露感はあったが、よくまとまっていたと思う。
そして、何よりも伊集院少尉役の柚香さん!ここまで2次元から抜け出した感のあるジェンヌさんってのも稀なのではないだろうか?
ホント、少女漫画の巻頭カラーそのまま、10頭身で非の打ち所のない骨格と日本人離れした顔立ちが少尉だった。
これ見られただけで、満足でしたよ。
これだけワタシのミーハー心を煽るとは、恐るべし。
それに、懸念だったお歌が、まともになってるの!(って偉そうですみませんが)
はっきり言ってミーマイのあたりまで、この方の歌って手に汗握るみたいなところがあってですね、常にずっこけないか聴いててハラハラしてたんだけど、今回は堂々たる歌いっぷりで着実に上手におなり遊ばせていた(なぜか敬語)
努力したんだねぇ。素直に称賛。
他の方々もはまり役で、花組の層の厚さを感じたけど、とにかく、この舞台は少尉に始まり少尉に尽きた。
ミリオさんも美しくて好きなジェンヌさんだけど、その後継者として、少尉殿がトップになるんでしょうね?
よもやの組替えとかなしに普通に昇進して欲しいわ。
とにもかくにも来年のポーの一族が楽しみ!
これも2次元そのままになるのを期待したい。