局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

帰宅難民

2018-09-20 18:51:43 | 
この夏は災害が多すぎた。
大水、台風そして地震
亡くなった方や住む所がなくなった方々 せめてもってことでふるさと納税くらいしかできないんですけどね。

そしてニュースで流される都会の災害時の帰宅難民の人。
311の時もそうだったけど、都会の足はもろい。公共の乗り物はちょっと止まれば駅に人があふれ、道路は渋滞する。
家族も何度もそれに巻き込まれ心配したんだけど、ワタシ自身は今までそういう経験はなかったのですよ(これだけで歩いてるのに運が良かっただけ)

しかし今回・・・

オットの夏休みを使い、BKKにいるムスメ夫婦の所を訪ねた。婿さんとも一日遊べるように土曜機内泊 日、月とホテル泊の結構弾丸ツアーだった。

それはとても楽しく、新婚のムスメも幸せそうで私たちも安心してスワンナプール空港を飛び立ったのですね、時間ぴったりに・・・



ANAとThai航空のコードシェア便であった。ほぼ満席。
13時に飛び立ってほぼ7時間のフライト、時差+2時間で羽田21時 次の日は休みだし、まあ余裕のスケジュールのつもりだった。

が・・・ そろそろ20時半 偏西風のために帰りの方が早いはずのフライトなのにまだ着陸する気配なしであった。

目の前のスクリーンのフライト地図を見てみるとなぜか飛行機のイラストが名古屋方面に向かっているじゃありませんか。
そして
「羽田が豪雨で着陸許可が出ないため中部国際空港に着陸する」とのアナウンスが・・・ その後給油して羽田に飛ぶんだって。
がーーーん



この空港に来たのは初めてかも。名古屋なら新幹線で行くし、ここから海外行く機会もなかったし・・・
給油してから10分後に飛び立つとアナウンスがあったけどなんだかんだで30分以上待機。他にもこういう便があって羽田もテンヤワンヤしてたのかもしれない。




フライト予定地図 名古屋→東京を飛行機で飛ぶことになるとは・・・
待機中はスマホでの通信がOKだったので家族と友人とに連絡をとると
「ホントにすごい雨だったよ 家に帰れずホテルでシャンパン待機中」とか
「今も降ってるよ」とか
これでまた東京に向かっても着陸できずに延々往復なんてなったらヤバいよね などとオットと小声で話し合う。


しかしどうやら飛行機は飛び立った



途中赤い上弦の月が見られる ちょっと不気味





こうして上がったら下りた感じの飛行30分弱だったかな。

それからが大変。入国手続きはさらりと終わったが、手荷物はなかなか出て来ない。
やっとゲートを出たところで12時40分。
もう電車ないし、バスは?と並んだら、帰宅に都合がいい方面のバスの残席はあと一つしかなかった。

「いっそオットの膝に座るから乗せてくれ」と言いたかったが諦めてタクシーに。

構内のベンチには朝まで過ごそうと諦めた感を醸し出している人たちもいた。

トランクをひっぱって一階下に降りたら 最後尾がわからないタクシー待ちの列が・・・



「そりゃーそうだよなあ」とこっちも諦観して並んだ。
オットはじたばたと 銀座か蒲田までバスで行ってそこからタクシーに乗ろうかとか調べに行ったりしていたが、それで動いてもっと時間がかかっても疲れるだけ損。待ってるうちにタクシーは次々来て列もだいぶ進み始めたし。

思ったより早く30~40分待ちでタクシーに乗れて帰宅は2時ちょい過ぎであった。

最後の最後で帰宅難民になるとは思わなかったが、散々遊んで良い思いしてきたんだからこのくらいは仕方ないなと自分に言い聞かせて就寝。





 
コメント
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