局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

梅干しも腐る

2018-11-12 22:56:25 | 日々の生活
ブログ書くヒマもなかったここ10日ほど・・・

姑の部屋の片づけをしてたのである。
あれほど文句を言っていた老人ホームがすっかり気に入り、自宅に戻ると言わなくなった姑。そしてちょうどそのタイミングで、その部屋を借りたいと言う人が現れた。
それも、電化製品はそのまま使いたいと言う。
空き部屋にしておくのももったいないし、いつかは片付けなきゃならない、意を決した局夫婦、伏魔殿に等しい姑部屋の大掃除というミッションを週末や時間があるウィークデイに行っていたわけです。



ゴミ袋の山はほんの一部

冷蔵庫の中身を捨てまくってスチーム掃除機でとことん綺麗にして、やっと食品は終わったと思った所で、流しの下を覗いてめまいがした。
そこには大きな保存容器に入った梅干し、梅酒、シソの酢漬け? らっきょう などが10瓶以上あったのである。
それもね、ちゃんとできてたら別にワタシがもらって食べてもいいのだけど、なぜか密閉容器のはずが、姑はちゃんと蓋をしないのである。
ちゃんとぴったりはまる蓋があるはずなのに、ラップをかぶせて輪ゴムで止めて、その上になぜかヨーグルトのプラスチックの蓋がかぶせてあるのである。当然密閉にならないので、保存がきくはずの梅酢や梅酒の上に、いにしえ流行った紅茶キノコのような物体が浮かんでいるのが数瓶。
それを見ちゃったら、他のものも食べるというのはよほどチャレンジ精神がないと無理ではないか。
で、捨てて捨てて捨てまくった。
得意のインスタントコーヒーの空き瓶なども何十本も出てきたし、何か入っている瓶も捨てる前に全部ざっと洗った。



食器棚も遺跡発掘状態でなかなか歴史的なしょうゆも発掘された。
ボルドーあたりのの赤ワインなら、熟成も進み飲み頃だろうに、ペットボトルの醤油ってのが残念である。

オットは押入れとかタンス担当だったが、そちらももちろん相当な量。洋服は持ち帰って区のリサイクルに出した。着物もタンスの半分くらいあったので、シミがヒドイのは捨てたが、10枚くらいは電話すると箱を送ってきて、そこに詰めて送り返すと買いとってくれるという業者に出した。(二束三文だろうけど捨てるのはしのびなく)
こういうものを淡々と手放す役目は「嫁」がちょうどいいと思う。実家の方も山ほど整理しなきゃならないものもあるが(想像すると鳥肌がたつ)両親のモノとなると、それにまつわる家族の思い出などが邪魔をして、そう機械的に捨てたり手放したりはできないんじゃないだろうか。

こういうことは鬼嫁が最適である。
しかしさすがに捨てられないのはオットの亡くなった姉を含む写真など。それはオットの職場で借りてくれているマンションに運んだ。

ホントにモノを捨てる、それなりに始末するってのはなんと手間のかかるものであろうか・・・

しかしほとんど捨てた食器の中に気に入ったものがこれら ↓






京焼 落款が着いてたので調べたら名のある人のだった。味のある茶碗とお皿。どちらも二万円以上の値がつくらしい。

メルカリにでも出そうかとも思ったが、めんどくさいから煮物を盛ったり、鍋物の時に野菜盛ったり、使うことにした。

庭にも使ってない植木鉢が100個以上あり、小さな物置も4つもある(中身は亡くなった伯母たちからもらった衣類が詰まっている)

モノってのはどっかで切り捨てないとダメですね。
ワタシは姑を反面教師としてお嫁ちゃんに接しているが、こういう思いもさせたくないので、施設に入る前にはさっさとモノを捨ててから死のうと思う。
コメント (2)
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